東山紀之が主演を務める人気時代劇・必殺シリーズの最新作『必殺仕事人』が、ABCテレビ・テレビ朝日系にて2022年1月9日21時に放送されることが決定した。女優の高月彩良がヒロインを務め、辰巳芸者の美代を演じる。



【写真】極悪非道の悪党を熱演する木村了

 2022年は、シリーズがスタートして50年目、東山主演の“必殺シリーズ”として復活して以来15年目に突入する節目の年。『SNSの怖さ』をテーマに、根も葉もないうわさが生む悲劇や、無自覚に人を傷つけてしまうことの恐ろしさを描く本作には、松岡昌宏知念侑李和久井映見遠藤憲一らおなじみのメンバーが顔をそろえた。

 ヒロインに決定したのは、高月彩良。夜な夜な世直し活動を始める岡っ引きの明神亥ノ吉(岸優太/King & Prince)と絵師・才三(西畑大吾なにわ男子)兄弟の幼なじみで、辰巳芸者の美代を演じる。美代は、陣八郎(遠藤)がリュウ(知念)とともに始めた屋台の唯一の常連客で、陣八郎から思いを寄せられるという重要な役どころだ。

 高月は「憧れの必殺シリーズに携わることができて、とても嬉しいです。長年愛されている作品の台本を手に取った時に、その重みを感じ、飛び込む勇気が必要でした」と語り、「初の辰巳芸者を演じるため、所作や言葉遣いの特訓を受けて挑み、慣れない着物と一枚歯の下駄で奮闘しています。男勝りで情が深い『美代』の繊細な感情を届けられたら嬉しいです」と呼びかけている。

 また、町娘に悪さをするなど、悪行三昧の日々を送る極悪人・岸田藤十郎を演じるのは木村了。木村は「昔から続く『必殺仕事人』に出演させて頂けることを光栄に思いました。昨今暗いニュースが多い中、少しでもスッキリして欲しい思いで、自分が作品の良きスパイスになればと、尽力させて頂きました。どうぞお楽しみください」とコメントしている。


 さらに、権力を振りかざして息子・藤十郎の悪事を隠蔽する勘定奉行・岸田重右衛門役を金田明夫、その岸田重右衛門に仕える用人・斎藤太郎役を羽場裕一、亥ノ吉、才三、美代を何かと気に掛け、幼い頃から世話をしてきた団子屋夫婦のたね役を杉田かおる、吉蔵役を小林隆が演じる。

 ほかに、亥ノ吉率いる『世直し組』のメンバーである勘太役に須賀健太、盆山の新八役に前野朋哉、寅之助役に吉村界人、権七役に佐久本宝、松田悟志演じる代官所手代・坂口勝之助が仕える代官・中野市太郎役にクロちゃんが抜擢された。

 スペシャルドラマ『必殺仕事人』は、ABCテレビ・テレビ朝日系にて2022年1月9日21時放送。

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