2017年のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で主人公の井伊直虎を演じる柴咲コウに対し、あるジンクスが心配されている。

 同作は、女性でありながら井伊氏の当主となり、後に彦根藩の藩祖となった井伊直政を育てた井伊直虎を主人公とした物語。

柴咲は、26日に行われた出演者発表会見に出席。主人公のいいなずけ・井伊直親を三浦春馬、幼なじみの小野政次を高橋一生、盗賊団のかしら・龍雲丸役を柳楽優弥が演じることが発表され、柴咲は「魂を込めてお芝居できれば」と意気込みを語った。

 連続ドラマ単独初主演となった前作『○○妻』(日本テレビ系)の演技が好評だった柴咲だけに、今度も期待が寄せられているが、ある芸能記者は大河女優に共通するあるジンクスを語る。

「大河女優が、続々と不幸に見舞われているんです。宮崎あおいは『篤姫』出演中に、当時の夫・高岡奏輔が兄貴分と慕っていたヤクザのKがリンチに遭い死亡。Kが2人の結婚式でスピーチしていたことなどが報じられ、宮崎自身にも黒い交際のウワサが付きまとう結果に。
さらに、『江~姫たちの戦国~』で主演を務めた上野樹里は、この出演を最後に3年にわたる謎の休業へ。同作への酷評を受け、メンタル面に支障をきたしたなどと臆測を呼んだ」(芸能記者)

 また、昨年、視聴率低迷が話題となった『花燃ゆ』で主演を務めた井上真央は、一部スポーツ紙が報じた不可解な事務所独立騒動に揺れている。

「来年1月に独立すると報じられている井上ですが、CM契約が残る中での突然の出来事だけに、円満退社とは程遠そう。そんなジンクスもさることながら、単純に1年の長期撮影の多忙さで、女優は心身ともにボロボロ。加えて、女優が主演した大河は『篤姫』以降、軒並み低調ですから、柴咲に“低視聴率女優”のレッテルが貼られないとも言い難い」(同)

 くだんの会見では、真っ赤なワンピース姿で登場し、「いいものができる予感しかしない」と自信を覗かせた柴咲。ジンクスを跳ね除け、『おんな城主 直虎』をヒットに導くことはできるだろうか?