TBSの朝の情報番組『あさチャン!』を3月で降板となった同局アナウンサーの宇垣美里。降板を不服として上層部に直訴した彼女だが、以前からの悪評もあり、TBS局内で“干されコース”まっしぐらだという。



 宇垣アナは、同志社大学在籍時に「ミスキャンパス同志社大学2011」に出場し、グランプリ獲得の肩書を携えてTBSに入社。“ポスト田中みな実”として上層部から期待されたが、入社早々に、テレビ朝日の草薙和輝アナとの交際を写真週刊誌に掲載され、「危険な勘違い女」と悪評が立ち始めた。

 また、入社3年目まで義務付けられている若手研修にも2年目から来なくなるなど、その素行の悪さから評価が一転し、“要注意アナ”として上層部からマークされるようになってしまった。

 その上層部の不安は、見事的中することとなった。一昨年12月、宇垣アナはジャニーズ事務所のHey! Say! JUMP・伊野尾慧との交際が発覚。さらに、伊野尾はフジテレビの三上真奈アナにも手を出していたことが明らかになり“女子アナ二股愛”として「週刊文春」(文藝春秋)に報じられた。


 TBSでは、女子アナのジャニタレとの交際はご法度だという。それにもかかわらず、宇垣アナは伊野尾と交際。しかも、過去には同じくジャニーズのKAT-TUN・亀梨和也との熱愛疑惑もウワサされていた。以前から宇垣アナは、酒を飲むと男にすぐしなだれかかる“だらしない女”と評判で、『あさチャン!』降板の判断も、「今後いつ男性スキャンダルを起こすかわからない」という危惧が原因だったようだ。

 降板を伝えられた宇垣アナは、番組スタッフの前で号泣して謝罪。その姿は同情を呼び、一度は降板を免れたという。
その後、スタッフや上層部は伊野尾と宇垣アナは当然別れたと思っていたが、その裏で隠れて交際を続けていた。

 ウソの涙に騙された番組スタッフの怒りは、頂点に達したという。プロデューサーは年度が変わる3月いっぱいでの番組降板を通告。それを受けた宇垣アナは「なんで、私が降りなきゃならないんですか!」と、ものすごい剣幕で泣き叫び、コーヒーが入ったカップを壁に投げつけ「19階に行きます」と吐き捨てて部屋を出て行ったという。

 TBSの19階には、人事部とコンプライアンス部がある。宇垣アナは「納得がいかない」と直訴したが、プロデューサーが発令した降板通告が覆るわけもない。
制作関係者は「こんな激しい女子アナは、TBS始まって以来ですよ」とあきれたという。

 この騒動から、上層部も完全に宇垣アナを見放した。宇垣アナは『あさチャン!』のほかに『炎の体育会TV』のレギュラーを持っていたが、この番組も降板になるという情報が流れている。

 ジャニタレでしくじり、TBS内に居場所を失った宇垣アナ。残された道はフリー転身しかなさそうだ。
(文=本多