乃木坂46公式Twitterより

 11月4日、乃木坂46の3期生・久保史緒里が自身の公式ブログを更新。年内でのグループ卒業を先日発表した1期生・生田絵梨花に対する思いの丈を綴った。

「いまやミュージカル界のプリンセスとの呼び声も高い生田と同じく、久保もミュージカル方面での活躍を見せています。ファンに乃木坂46の“歌唱力担当”を問えば、ほとんどが生田と久保の名前を挙げるでしょう。生田がソロで歌番組のディズニーメドレーに出演予定だった際、体調不良で急きょ欠席したことがありましたが、その時、代役を務めたのが久保で、そのクオリティの高さでファンを圧倒させたこともありましたね。同じ道を進んでいる後輩として、久保はかなり生田を尊敬し、慕っていたようです。その生田が卒業してしまうのですから、久保としては相当寂しいことでしょう」(芸能ライター)

 久保と生田は2017年に19枚目シングルのカップリング曲「新しい花粉 ~ミュージカル『見知らぬ世界』より~」でユニットを組んだり、歌番組でも2人のみで出演したりと、セットで仕事をする機会が度々あった。

「今回のブログのタイトルは『永遠もそんなに悪くない』。

『新しい花粉』に出てくるフレーズですね。“永遠”なんてものはあり得ないけれど、永遠に生田の近くにいられたらいいのに……という想いを込めたのでしょうか。生田が表題曲でセンターを務めた『何度目の青空か?』の歌詞には『永遠は短い』というフレーズが出てきます。生田はグループの中でも際立った才能の持ち主で、その彼女が永遠にグループにいてくれることがメンバーにとっても、そして久保にとっても望みだったはずですが、歌詞の通り永遠は短かったわけです」(アイドル誌ライター)

 そこまで後輩に慕われている生田の魅力はどこにあるのだろうか。

「生田は歌も上手くてピアノも上手い、抜群のルックスも持ち、さらにはユーモアも持ち合わせている。そしてドイツのデュッセルドルフ生まれのお嬢様。

完璧という言葉がこれほどまでふさわしいアイドルは他に思いつきません。しかし、舞台『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド ~汚れなき瞳~』で共演した三浦春馬さんが急死した際、過呼吸になってその後予定されていた生放送の出演を見合わせたり、後日の生放送で涙を見せたりと、優しさゆえの脆い面も持っています。完璧でありながらも人間味あふれる生田に惹かれているのはファンのみならず、メンバーや芸能界でも生田を尊敬している人が多いようです」(前出・芸能ライター)

 生田の卒業を受け、ファンからは「次に加入してくる5期生は生田のプロ魂を見ることができなくてしっかり育つことができるのか」と心配の声も上がっているが、予定されている卒業ライブや最後の活動となるだろう『NHK紅白歌合戦』では、後輩たちに大きな背中をしっかり見せてくれることだろう。