YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」動画「【公式】「乃木坂工事中」# 375「30thシングル ヒット祈願 前編」2022.08.28 OA」より

 毎週日曜深夜は「乃木中」「そこさく」「ひなあい」の“坂道ゴールデンタイム”!

 24時~『乃木坂工事中』(テレビ東京系、以下同)、24時35分~『そこ曲がったら、櫻坂?』、25時05分~『日向坂で会いましょう』の3番組をウォッチします。

 今回は、8月28日放送分の3番組の中で、見どころのシーンやメンバーの活躍を振り返ります。

~今週のラインナップ~
『乃木坂工事中』:「30thシングル ヒット祈願 前編」
『そこ曲がったら、櫻坂?』:「私が人生で学んだ格言発表会!後半」
『日向坂で会いましょう』:「打倒クイズ女王! 日向坂クイズバトル!」

※前週の記事はこちら
『ひなあい』日向坂46森本茉莉「あんまりお金を持っていなくて…」衝撃告白。タライの刑に処される  毎週日曜深夜は「乃木中」「そこさく」「ひなあい」の“坂道ゴールデンタイム”!  24時~『乃木坂工事中』(テレビ東京系、以下同)、24時35分~『そこ曲がったら、櫻坂...

『乃木坂工事中』弓木奈於、初選抜ヒット祈願は“NOT弓木ワールド”で根性と涙を見せる
『乃木坂工事中』弓木奈於、初選抜ヒット祈願は“NOT弓木ワールド”で根性と涙を見せる
日刊サイゾー2022.08.28

『乃木坂工事中』初のヒット祈願に挑戦した弓木奈於の頑張りに感動

『乃木坂工事中』では「30thシングル ヒット祈願 前編」がオンエア。今回は30thシングル『好きというのはロックだぜ!』の発売を記念して、毎シングル恒例のヒット祈願が行われた。

 参加したメンバーはセンターの賀喜遥香、佐藤楓、山下美月、そして初選抜を果たした金川紗耶と弓木奈於の5人だ。30thシングルのタイトルにちなんで“ロック”クライミングを実施。ヒット祈願といえばやっぱり過酷なイメージが強いが、今回も一筋縄ではいかなさそうな内容だ。佐藤に関しては『SASUKE』(TBS系)で運動神経の高さを見せつけていただけに最も有力なメンバーだが、他のメンバーに関しては未知数。金川と弓木は選抜入りへの意気込みも人一倍強いだけに、奮起してほしいところである。

 舞台となるのは神奈川県横須賀市にある「鷹取山」。まずは5mもある練習用の岩場に挑戦していく5人だが、当初の心配をよそにみんなスイスイと登っていた。5mとはいえ、断崖絶壁の岩場だけにいとも簡単に登っていくのはさすが。やっぱり普段からダンスレッスンなどもしているだろうし、足腰の強さは一般人よりもあるのかもしれない。

 そして迎えた本番。挑戦するのはオープンブックと呼ばれる、先程の5mとは比べ物にならない20mの岩壁。メンバーも「登れる?」「絶望……」「外国だ!」と思わず声が漏れてしまうほどだった。ガイドさんの「1人でも登れればスゴいと思います」という言葉が難易度の高さを物語っているが、メンバーとしてはやはり全員成功で終わらせたいというのが願いだろう。

 最初に挑戦するのは、初選抜の弓木。冒頭でも「初めてのヒット祈願、念願なので楽しみたいです!」と語っていたが、挑戦への意気込みを聞かれると、「めちゃくちゃ不安です……」としつつも「ギブアップはしたくないので頑張ります」と、いつもの“謎発言”は鳴りを潜めた真面目なコメント。弓木ワールド溢れるトークに期待していたのか、スタジオにいる設楽統からは「まともにしゃべってる!」とツッコまれていた。残り5メートルのところまで到達した弓木だが、15分という制限時間に加えて体力も限界を迎え、山岳ガイドさんの判断で無念のリタイアに。残念だったが、弓木が持ち前の根性で最後まで諦めずに進もうとしていたところに感動した。選抜発表の場でも「人よりもできない分、いっぱい頑張ってファンの方が『応援して良かったな』と思ってもらえるようになりたい」と話していたけれど、弓木が最後に流した涙はきっとファンにも伝わっていたはずだ。

 弓木が挑戦を終えたタイミングで応援に駆けつけてくれた1期生の樋口日奈和田まあや。今シングルをもって卒業を発表している2人だが、実はヒット祈願の裏で“ヒット祈願成功のための祈願”をしてくれていたという。三浦半島にある5つのパワースポットを巡った2人だったが、和田が「大吉」を見て「吉大って何?」と読み間違えたり、弓木のためになぜかデカい「子宝石」を買ったり、カヤックロケではパドリングの「右左」の掛け声が延々と続いて“マイクの故障を疑うほど”だったりとさすがの貫禄で、こちらも見せ場はたっぷりだった。

『そこ曲がったら、櫻坂?』では「私が人生で学んだ格言発表会!後半」がオンエア。前週に引き続き、メンバーの驚きの格言が飛び出すなかで、前回、尾関梨香がコケたことから始まったズッコケ選手権の行方も気になる。今回もバラエティ濃度の非常に高い回となった。

 大園玲の格言は「自分が思う200倍でしゃべれ」。外番組で仕事をする際に、あまりにも自分の声量が小さいことが印象に残っていたそう。これには他のメンバーも感じていることのようで、尾関梨香も『くりぃむクイズ ミラクル9』(テレビ朝日系)で平成ノブシコブシ吉村崇に「聞こえねぇよ!」と怒られたエピソード話し、「あの一言はめちゃめちゃありがたかった」と感謝していた。思えば、欅坂46時代にはあまりにもバラエティに慣れていないことからスタッフに怒られたというエピソードもあったが、ここ最近の櫻坂46はみんなバラエティへの積極性もあるし、声も出てきている印象があるので、このまま頑張ってほしい。

 「甘えられるうちに甘えとけ」の格言を発表した山崎天(※「崎」は正式には「たつさき」)。加入当初は最年少ながらしっかりしていて自立しているという印象があったけれど、2020年12月20日(日)放送回で藤吉夏鈴が「(渡邉)理佐さんとか(小林)由依さんとかにすごく甘えている印象がある」と話したり、武元唯衣も『ゆうがたパラダイス』(NHK-FM)で「天ちゃんは最近甘えることを覚えてきた」と話したりと、活動していくにつれて山崎の末っ子ぶりが判明してきた。1人で抱え込まずに周りを頼ってほしいという山崎の言葉は、これから入ってくる3期生にも届いてほしい。

「倍速く歩けば倍速く着く」の格言を発表した増本綺良は、いつもの増本らしいトークを繰り広げた。大園や幸阪茉里乃らにもよく伝えている言葉のようで、「疲れは取れるじゃないですか。時間は戻ってこない」と純粋な眼差しで語っているから面白い。確かに増本の発言は一理あるけれど、それを実践しているのが本当にすごい。

 松田里奈は真っ当な「トイレットペーパーはシングルに限る」という格言を発表。今をときめくアイドルからトイレットペーパーの話を聞くと思っていなかったが、何より節約のためにシングルを使っているという話はSDGs的にも素晴らしい心がけである。それにしてもタレ・からし抜きの納豆を安く買っているという話には、櫻坂46メンバーの懐事情が心配になった。

 格言のMVP に選ばれたのは大園。そして山崎のコマネチや増本の気円斬など、カオスな大喜利大会となっていた企画の裏で行われていた“コケ芸”のMVPは増本に決定。増本はここぞという時にものすごいことをやってのけてくれそうな期待感があるので、これからも期待したい!

『日向坂で会いましょう』では、「打倒クイズ女王! 日向坂クイズバトル!」がオンエア。昨年は日向坂46全員で応援サポーターを務めた「高校生クイズ」だが、今年は影山優佳と松田好花しか呼ばれていないことに不満を持ったキャプテンの佐々木久美の発言から始まった今回の企画。3人1組のチームに分かれ、予選を通過し優勝したチームには来年の「高校生クイズ」に出られるようにMCのオードリー春日俊彰が口添えするという特典付き。日向坂46のバラエティ企画、特にクイズ対決に関してはハズレがないという印象通り、バラエティに貪欲なメンバーの姿が見られた。

 予選Aブロックの対決では佐々木美玲が大活躍。佐々木(美)といえば、最近はテレビバラエティのみならず、自身がパーソナリティを務めるラジオ『ローソン presents 日向坂46のほっとひといき!』(TOKYO FM)でもアイドルらしからぬテンションで笑いを届けているのが印象的だ。チームの紹介の場面では、オードリー若林正恭から「みーぱん(佐々木美玲)とおたけ(高本彩花)って頭良かったっけ?」と問われると、真っ先に手を挙げて「アタシたち塾行ってた」とアピール。第3問が始まる直前にはフライングで椅子に座ってしまい、若林から退場宣告されるなど、バラエティアイドル・佐々木美玲の本領発揮! 第5問では正解の「ウィル・スミス」を一発回答し、チームを勝利に導いた。

 予選Bブロックでは早押しクイズに加えて、スタジオ内にばら撒かれた問題を自分で探し出し答えるというゲーム要素も追加。ここでは河田陽菜が3回連続で罰ゲームを引いてしまい、「高校時代に戻ったつもりで春日に告白」というお題では「春日さん世界で一番大好きです」と笑顔で告白、「今の10代に刺さる言葉を大声で叫ぶ」というお題では「一緒に頑張ろう」と薄っぺらい言葉でエールを送るなど、内容はともかく顔を赤らめながらも頑張ってセリフを言う河田の姿には癒やされた。

 そして前回に引き続き森本茉莉がまたしても珍回答を連発。お笑い芸人と野球選手の二刀流は誰かという問題には「トレンディエンジェル」と堂々と答え、日本気象協会が発表した40度を超える日を何というかに対しては「超猛暑日」とシンプルに間違ってしまう失態。これには若林も我慢できずに笑いを漏らしていた。

 超簡単な問題が置かれた3mのタワーに苦戦するメンバーをよそに、濱岸ひよりが機転を利かせていたのが印象的だった。音声さんのガンマイクにガムテープをつけていとも簡単に封筒をゲット。ここでの若林の「冒涜ですね! 音声さんへの」という発言を引き出したのも良かった。濱岸はペーパーテストこそ13位だったけれど、試験では測れないズル賢さは人一倍あるようだ。結果的に濱岸の活躍もあり、「天まで届く美女たち」チームが勝利。来年の「高校生クイズ」の出演権(?)を獲得するのはどのメンバーなのだろうか。