つい先日は「売れっ子芸人の結婚相手」というポジションだった神田愛花アナが、NHKからのフリー転身組としては過去に例を見ない人気タレントへの道を歩んでいる。
1月にスタートした『ぽかぽか』(フジテレビ系)で新MCに大抜擢されただけでなく、ほかの番組でも目下、引っ張りだこで、複数の番組で見かける日もめずらしくないほどだ。
神田は学習院大学を経てNHKに入社し、初任地の福岡を経て東京へ。福岡時代から美貌には定評があり、全国放送の番組に起用されることもめずらしくなかったが、NHKのアナウンサーとしては少々異例の存在だった。
「NHKの女性アナウンサーと言えば、まず求められるのは知性や教養で、イメージとしてもいわゆる清楚さや上品さが求められます。しかし神田は、退社後に出演したバラエティ番組で明かしているように、派手な服装を注意されたり、ガッツリ読み間違えをしてアナウンス室に出禁状態になったりと、とにかく型破りな存在だったそう。局アナ時代も人気は高かったですが、NHKではめずらしく、もっぱらバラエティ番組ばかり担当していました」(フリー芸能記者)
タレントとしてのクオリティは高いが、NHK向きではなかったよう。超売れっ子芸人のバナナマン・日村勇紀との結婚で一気に全国区の存在になったが、今や仕事のペースは夫も凌ぐ勢いだ。
「オファーが殺到する理由は、やはり彼女のトーク力でしょう。神田が繰り出すNHK時代の突拍子もないエピソードは破壊力抜群ですし、日村とのラブラブな夫婦生活の話も視聴者ウケは抜群。日村を結婚相手に選んだことで好感度は爆上がりし、最近ではテレビだけでなくCMでも起用されるようになっています。夫婦でのCM出演も遠からず実現するでしょう」(広告関係者)
フリー転身組で苦労する人も多い中、飛び抜けた存在になった神田。こうなると、テレビ業界はすぐに“2匹目のどじょう”を探し始めるが、有力候補はいるのか。
「NHK出身の女性アナウンサーといえば、久保純子、有働由美子、膳場貴子など、キャスターばかり。
帯番組の『ぽかぽか』は始まったばかりだが、このままポカポカとしたお日様の下を歩いて行けるか。
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