NHKとジャニーズの忖度関係が崩壊？それでも『紅白』司会は櫻井翔か松本潤か

　そろそろ9月に入ろうとしている中で、NHKでは年末に放送する紅白歌合戦の準備が着々と進められている。例年なら出場歌手は11月に発表されるが、今年はかなり難航を極めることになりそうだという。

 「ジャニーズ事務所の性加害騒動が収まるどころか事態が悪化し、紅白の歌手選考が大混乱している。NHK幹部は、視聴者からのクレームを恐れてジャニーズグループは少なくするよう現場に要請しているという話です。これまでは6組が平均的な出場枠でしたが、今年は極力減らして可能であれば半分にしたいと考えているとか。長年に渡って『ジャニーズ枠』があると言われた紅白ですが、ついに今年は忖度関係が崩壊しそうだと言われています」（スポーツ紙記者）

　実際、8月12日に放送された紅白の前哨戦と言われる大型音楽番組『ライブ・エール2023』では、ジャニーズグループよりも女性歌手のサプライズ演出が多く行われた。

 「ライブ・エールでは、今年ブレイクした新しい学校のリーダーズをはじめ、NHKでのパフォーマンスは8年ぶりとなる浜崎あゆみが出演。さらに、宇多田ヒカルが登場し、司会の内村光良と久しぶりの共演を果たして対談も行った。

　そんな出場歌手より人選が難航するのが、俳優や芸人が選出される司会だ。2022年は、大泉洋、橋本環奈、桑子真帆が司会を努め、嵐の櫻井翔がスペシャルナビゲーターを担当。最近では、ジェンダー問題への意識の高まりもあり、「総合」ポジションの撤退や「紅白」で分けず「司会」で統一するなど、何かと注目を集めるポジションになっている。

　そんな中で、今年はついに総合司会が復活すると言われている。

 「やはり、核となる存在の総合司会は必要だという話になり、ライブ・エールでもしっかりと番組をまとめた内村に内定しているようだ。

　そんな司会に関しては、内村以上にサプライズとなりそうな人材が候補に上がっているという。

 「嵐のメンバーを司会の一人に入れ込む案が浮上している。中でも昨年はスペシャルナビゲーターを務めた櫻井が、司会を務めるという話です。

　さらにNHKでは、これまでの嵐の紅白での活躍をまとめる特別企画も考えているようだという。

 「嵐には、25周年イヤーを迎えることで再始動の噂も出ている。ただ、芸能活動を休止している大野智から、復帰に向けての前向きな意見が出ないようです。NHKとしても紅白で再始動を行えれば一番サプライズになるのですが、それも難しそう。

　出場歌手よりも先に発表される司会陣は、すでに内定の連絡がNHKから事務所に報告されている。女性司会者は、すでに橋本環奈で決定したという声も聞こえてくる。

 「橋本は、24年度後期の連続テレビ小説『おむすび』で主演が決定していますし、何よりも昨年の司会で大活躍している。ハードスケジュールすぎて熱愛スキャンダルも無さそうですし、NHKも安牌として橋本には一番先にオファーしているようです」（スポーツ紙記者）

　ジャニーズグループが出場枠を減らされそうな中で、嵐のメンバーはしっかりと紅白への出場をゲットできそうだ。5人そろった姿を紅白で見せられれば大サプライズになるが、はたして大野が重い腰を上げてくれるのだろうか？

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