綾瀬はるか(写真/Getty Imagesより)

 国民的な人気をほこり、CM料金でも長く女性俳優として上位にランクインされる綾瀬はるかに元気がない。主演映画『リボルバー・リリー』が8月11日から全国で公開されているが、封切りから一ヶ月ほどが経つ中で大コケの声が聞こえてくる。

 『リボルバー・リリー』は、長浦京さんの同名小説を行定勲監督が実写化。大正末期の1924年を舞台として、綾瀬は元敏腕スパイの小曽根百合を演じる。アクションシーンも満載で、美しき元女スパイが活躍するという物語だが、各映画レビューサイトでは賛否両論が巻き起こり批判的な意見も多い。

 そんな影響もあってか、公開から10日間で稼いだ興行収入は4.5億円ほどと発表された。初登場時点でも、観客動員ランキングではTOP5にも入れず、同時期に公開している『キングダム 運命の炎』には大きく引き離されている。

 「映画好きの間では、綾瀬の華麗なアクションシーンを見るだけの映画で中身がないと不評です。

共演者は、長谷川博己をはじめ、阿部サダヲ、野村萬斎、鈴木亮平と豪華で、SixTONESのジェシーも出演。その割には、公開後にあまりメディアで取り上げられることも少なく、客が入っていない状況が続いている。最終的には10億円にも届かないと言われ、このキャストを考えれば大コケだと言われている」(スポーツ紙記者)

 綾瀬は一般的にはバラエティ番組で見せる天然ボケなキャラが有名で、数ある主演ドラマでも万人に愛されるような役を多く演じてきた。しかし本人はアクション俳優志望で、事務所も映画出演の際には『リボルバー・リリー』のような体当たり演技が目立つ作品を選ぶ傾向にある。

 綾瀬が今年1月に出演した超大作映画『レジェンド&バタフライ』でも、その傾向は色濃く反映された。

 「綾瀬は男勝りの濃姫を演じて、アクションシーンもある迫真の演技を見せた。

主演の木村拓哉よりも目立つような好演技を見せましたが、最終的な収益は約24億円となった。総製作費が20億円を超えていると言われている中で、映画としては大失敗の部類に入ります。そもそも、昨年6月に公開した綾瀬が主要キャストの映画『はい、泳げません』は、収益が2億円を超えなかったと言われている。今回の『リボルバー・リリー』を合わせると、3本連続で大コケをしてしまったことになる」(民放関係者)

 参加する映画作品での不調が目立つ綾瀬。相変わらずに好感度は高くCM出演は多いが、人気には確実に陰りが見えはじめているという。

 「綾瀬さんはビジュアルも良く、スタイルも抜群なのでどんな役でも映えます。

ただ、何か他の俳優より秀でたものがあるかと言われると、あまり魅力的な部分が見当たらない。本人もそういった現状を打破するために、アクションに力を入れているという話を聞きます。ただ、世間が求めている綾瀬さんのイメージとアクションはギャップが生じ、あまりいい効果を出せていない。ドラマでも主演をコンスタントに務めている割に『義母と娘のブルース』(TBS系)くらいしか最近はヒット作が無く、視聴者の飽きがみえはじめ厳しい状況になっています」(同上)

 俳優として評価を上げた代表作、『JIN-仁-』(TBS系)やNHK大河ドラマ『八重の桜』に出演したのはかなり昔の話。国民的な人気をほこる中堅俳優としては、そろそろドラマか映画で代表作がまた欲しいところ。

 そんな綾瀬には、プライベートのトラブルを心配する関係者も多いという。

 「『女性セブン』のスクープとして、2021年に実母の巨額投資トラブルが報じられた。綾瀬さんと母親は被害者だったのですが、わかりやすい投資詐欺に巻き込まれたことで綾瀬さんの脇の甘さを露呈した。節税用に個人事務所を保有していますが、そこの資金が狙われた形です。綾瀬さんは、プライベートでもバラエティ番組で見せる天然ボケそのもので、今後もなにかトラブルに巻き込まれないか心配する声は事務所関係者からも聞こえてきます」(スポーツ紙記者)

 そんな綾瀬だが、俳優として人気が急落している中で、次なる手として結婚をしてほしいと周りのスタッフたちは切に願っているという。

 「出演作がどれも不調な中で、世間的に違った形でインパクトを与えたいところ。そこで、綾瀬には俳優として一皮むけるためにも、結婚や出産をすすめる声が周りで大きくなっている。

これまで大沢たかおや韓国人俳優のノ・ミヌとスクープされていますが、どれも事務所の反対もあり破局した。しかし、いまでは事務所関係者も結婚を後押ししているという。仲の良い俳優の佐藤健と噂も出ていますし、事務所としては早く落ち着いてほしいというのが本音のようです」(週刊誌記者)

 俳優としては曲がり角に来て、なにか変化がないとこのまま人気が低迷しそうな綾瀬。演技に深みを持たせるためにも、結婚は大きな分岐点になるのかもしれない。

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