11月26日、中居正広が司会を務める特別番組『ニチファミ! 中居正広のプロ野球 珍プレー好プレー大賞2017』(フジテレビ系)が放送された。この番組の“番宣方法”をめぐり、中居ファンがフジテレビへの怒りを露わにしているという。
かつて、みのもんたのナレーションでおなじみだったフジテレビの『珍プレー好プレー大賞』。近年では2015年12月に『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞~安心してください!33年分ありますよSP~』として放送され、昨年11月にも『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2016 ~今夜決定!500名超一流プロ野球vs徳光率いる豪華審査員No.1珍はこれだSP~』がゴールデン・プライムタイム帯でオンエアー。ゴールデン復活3年目となった今回は午後7時~9時54分の放送で、視聴率は11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したという。
視聴率低下が叫ばれている同局にしては、まずまずの結果を残したが、中居ファンからは放送前フジに対する不満の声が上がっていた。というのも、当日の午前8時、同局の公式Twitterによる「本日のオススメ番組」のツイートが、「夜7時~放送『ニチファミ!・プロ野球珍プレー好プレー大賞2017』」と中居の名前を“排除”していたのだ。
添付された画像でも「中居正広の」の部分が切れており、また徳光和夫とみのが並ぶ写真も投稿されたことから、まるで2人がMCを担当しているように見える。
「この番組ツイートに対し、『番組名から「中居正広」が抜けてます』と訂正を求めるリプライ(返信)がいくつも送られたものの、その後も中居の名前は反映されませんでした。対照的に、系列局の関西テレビ放送(カンテレ)のTwitterは正式タイトルをツイートした上で、『業界一の野球好き中居正広さんをMCに今年の球界を彩った珍プレー好プレーを一挙公開』と、中居の存在をアピールしています。そのため、『カンテレはMCの名前入れてますね。フジテレビで入れられない理由があるなら教えて』『公式アカウントが中居正広外しするとは……驚きというか、悪意しか感じません。故意ですよね?』などと、フジのTwitterにクレームが殺到しました。
また、SMAPファンは香取慎吾が出演した『ボクらの時代』(26日放送)についても、フジに違和感を抱いたようだ。先日、香取がインスタグラムに俳優の山本耕史、キャイ~ン・天野ひろゆきとのスリーショットを公開した際、ファンは「何かの仕事で一緒だったのではないか」と推測。その後、24日になって『ボクらの時代』に3人が出演すると発表され、歓喜の声が続出したものの、その番宣方法に疑問の声が出ているのだ。
「ギリギリの情報公開に加え、Twitterでも情報を流しませんでした。前週の『ボクらの時代』では『来週のゲストは…お楽しみに!』と表示されたのみで予告映像がなく、Twitterでも香取の回だけ放送告知はナシ。こうした元SMAPメンバーをめぐるフジの対応に、ファンは不信感を募らせているんです」(同)
さらに現在、ファンはフジだけではなく、『中居正広の身になる図書館』(テレビ朝日系)に関する表記も問題視している。
中居の冠番組が相次いで不可思議な“扱い”となったため、ファンは「新聞のラテ欄に『身になる図書館』の文字がどこにも見当たらず。番組名だけは入れてください」「3時間分もラテ欄があるのに番組名がないのはおかしい。中居正広の名前を出さなくなった理由でもあるのか」と、ショックを受けている。
SMAP解散後、中居の主戦場はテレビのバラエティになっているだけに、テレビ局側には愛を持って宣伝してほしいものだ。