北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が「重要戦車工場」を現地指導した。日時は不明。
朝鮮労働党中央委員会の趙春龍(チョ・チュンリョン)書記、朝鮮労働党中央委員会の金正植(キム・ジョンシク)第1副部長、国防科学院のキム・ヨンファン院長や党中央委員会の幹部らが同行した。
金正恩総書記は、工場の各所を見て回り、「われわれの陸軍に最新式の戦車と装甲車を20世紀の装甲兵器と交代、装備させるのは、武力建設と陸軍近代化において最も重要な問題である」と強調した。
また、「戦車工業部門が朝鮮式の戦車の構造設計と火力システムの系統構成を更新して戦車乗員の服務の利便性を向上させ、高出力エンジン設計の科学性と信頼性を実証し、ロット生産の確たる保証をもたらした」としながら、「特に、一体式動力伝達装置の開発によって戦車の走行および様々な機動特性を向上させ、新型能動防護総合体と受動防護手段、電子戦総合体をより革新的に更新した全ての成果は、朝鮮式の戦車核心技術における大きな進歩を意味する」と高く称えたという。
さらに、「先端水準の大規模の戦車と自走砲の生産能力を造成し、わが武力の装甲兵器システムを早いうちに全般的に更新するのは、第2次装甲武力革命を起こすという党中央の遠大な構想と戦略的企図の実現のための重要な課題である」と述べた。