中国で大人気だった日本人俳優、小松拓也が 反日デモで仕事を失っても中国にこだわる理由

中国で大人気だった日本人俳優、小松拓也が 反日デモで仕事を失っても中国にこだわる理由
2015年10月から11月にかけて上海で行なわれた「Team Moshimoshi?」旗揚げ公演【小松拓也さん提供】

2006年に中国に移住し、蘇州、北京、広州、その後上海に約8年在住。情報誌の編集長を経て現在はフリーランスとして活躍する大橋さん。今回は、上海を拠点に活動していたタレントの小松拓也さんが日本に拠点を移し、日中をテーマとした舞台を実現させるまでの苦悩と、日中友好への思いをレポートします。

 上海で情報誌の編集をしていた頃は、政治家に経営者、作家、文化人、アーティスト、タレントなど、いろいろな方にお会いする機会があり、その度に刺激を受けてきた。小松拓也さんもそんなひとりだ。

中国の人気TV番組への出演で一躍有名に

 上海を拠点に芸能活動を行なっていた小松さんは、2007年に「加油! 好男児(今風に訳すと「頑張れ! イケメン」といったところだろうか)」という人気オーディション番組に出演したことで人気に火が付いた。高視聴率番組だったことから、若い女性を中心に多くの中国人から知られるようになる。

 2010年に開催された上海万博では開幕式に出演。日本人では、谷村新司さんと小松さんだけという快挙だった。ドラマやイベントを中心に活躍し、順風満帆な芸能生活を送っていた小松さんだったが、ある出来事を契機に一変する。12年の日本政府による尖閣諸島国有化だ。

 中国で反日デモが激化した時、小松さんは、ドラマ『金田一少年の事件簿』の撮影で香港に滞在していた。上海では激しいデモが行なわれなかったため、撮影後に戻っても、テレビやネットで見るような悲惨な光景はなく、いつもと変わらぬ日常があるように見えた。予定されていた仕事がいくつかキャンセルになったが、その時点では、長期化するとは思いもよらなかった。...続きを読む

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