2024-5-23
株式会社 東芝


「東芝未来科学館」の機能見直しについて


 当社は、当社グループの歴史・当社製品の一号機や先端技術等を展示している「東芝未来科学館」の機能を一部見直し、一般のお客様(個人、学校、一般団体、企業)向けの公開を2024年6月29日をもって終了します。

 東芝未来科学館は、1961年11月に当社小向事業所内(神奈川県川崎市幸区小向東芝町)に「東芝科学館」として、開設されました。
その後、2014年1月に川崎本社(スマートコミュニティセンター)(同区堀川町)の開所に合わせて同センター内に移転し、現名称に変更しました。今日東芝未来科学館は、「①先端科学技術・事業の情報発信」、「②産業遺産の保存・歴史の伝承」、「③科学技術教育・啓発活動の推進」の3つの役割(機能)を担い、一般のお客様、当社事業のお客様やパートナー、従業員等に幅広く開放し、常設展示紹介、館内イベント等を実施して、これまで多くの方々にご利用いただいてきました(*1)。
 当社グループの事業ポートフォリオがBtoCからBtoBへ移行していることに伴い、今般、東芝未来科学館のあり方を改めて検証し、それぞれの機能について以下の通り見直すこととしました。


①「先端科学技術・事業の情報発信」機能
当社事業のお客様やパートナー向けの対応を前提として、本年2月に開所した当社の研究開発新棟「イノベーション・パレット」(川崎市幸区小向東芝町)にて今後も継続し、共創活動などに活用していきます。なお、当社グループの先端技術や事業の取り組みに関しては、ニュースリリースやSNS、オウンドメディア(ToshibaClip *2)等を通じて、情報発信を継続していきます。

②「産業遺産の保存・歴史の伝承」機能
当社事業のお客様やパートナー向けの対応を前提として、東芝未来科学館内にて機能を継続します。


③「科学技術教育・啓発活動の推進」機能
CSR活動の一環として東芝未来科学館にて「川崎さいわい少年少女発明クラブ」は継続しますが、館内イベント、サイエンスショー、オンラインイベント等については終了します。


 これに伴い、東芝未来科学館の一般のお客様向けの公開は、2024年6月29日をもって終了します。(*3)

 60余年の長きにわたり東芝未来科学館の一般公開をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。詳細につきましては、東芝未来科学館のHPをご参照ください。

東芝未来科学館:https://toshiba-mirai-kagakukan.jp/


*1:2022年6月、来館者数累計1,100万人達成(1961年11月以降)
*2:Toshiba Clip https://www.toshiba-clip.com/
*3:一般のお客様向けの公開は6月29日をもって終了しますが、すでにご予約いただいていた学校・一般団体・企業のお客様につきましては、8月31日までのご見学について東芝未来科学館にて対応いたします。