ネイサン・フィリオン（『キャッスル　～ミステリー作家は事件がお好き』）主演、米ABCにて2018年より続く痛快ポリスドラマ『ザ・ルーキー』がシーズン7へと更新された。米Deadlineなど複数のメディアが伝えている。

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もはやベテランの域！？

ハリウッドで半年間にわたり続いたストライキの影響で、放送開始時期が従来の秋ではなく今年2月スタートとなったシーズン6だが、その初回の視聴者数は1192万人（放送後35日間の全プラットフォームにおける視聴者数）と、シーズン1第2話に次いで約6年ぶりに高い数字を記録していた。

主人公のジョン・ノーランは、建設業者だったが、妻と離婚後、40代にして新たな目標である警官を目指して米東海岸から西海岸へと引っ越し、LAPDミッドウィルシャー署の新人巡査になったキャラクター。彼はその後、徐々にキャリアを積んで昇進もしているため、今回シーズン7製作が決まったことを受けて、番組名を『ザ・ルーキー（The Rookie）』から『ザ・ベテラン（The Veteran）』へと変えた方がいいのではないかと、米Hollywood Reporterは提案している。

なお、今回更新が決まった時点で、シーズン6は全10話のうち6話まで放送されていたが、ティム・ブラッドフォード役のエリック・ウィンターによれば、シーズン6最終話では「大きなフィナーレ」が待ち受けているそう。次のシーズンがあるかどうか分からない状態で脚本が執筆されたそのエピソードは「とてもいい形」でのエンディングとなり、翌シーズンがあったとしても支障のない作りだという。

『ザ・ルーキー』は当初は毎週火曜日の放送だったものの、シーズン2から放送日が日曜日に変更。

その後、シーズン5後半が封切られるタイミングで火曜日へと戻り、シリーズ通算100話に到達したシーズン6はABCの『GBI特別捜査官　ウィル・トレント』と『グッド・ドクター　名医の条件』に挟まれる形で放送されていた。2022年に始まったスピンオフ『ザ・ルーキー：FEDS　FBI新米捜査官ファイル』は1シーズンで打ち切られたが、ノーランたちの物語はまだまだ続くことに。

今回の更新により、『ザ・ルーキー』は『グレイズ・アナトミー』『9-1-1：LA救命最前線』『ウィル・トレント』『アボット エレメンタリー』に続く形で2024～2025年シーズンもABCで放送される。

『ザ・ルーキー』シーズン1～5はWOWOWオンデマンドにて配信中。スピンオフ『ザ・ルーキー：FEDS　FBI新米捜査官ファイル』はWOWOWプライムにて4月25日（木）23：00より日本初放送。（海外ドラマNAVI）

参考元：米Deadline、米Hollywood Reporter、米Collider、米TV Line