そして、いきなりザクが15体も出現したら腰を抜かしてしまいそう。
そんなグッズが実在した。それは株式会社プレックスより発売される『ザクマニア』のこと。
『ザクマニア』は、「機動戦士ガンダム」に登場した量産型ザクIIやグフなどをディフォルメ化したミニフィギュアが1パッケージに15体入っているグッズ。第一弾『ジオンの脅威』には量産ザクIIが14体とシークレット2種のうちいずれか1体が入っており、第二弾『ランバ・ラルの特攻!』には量産ザクIIが13体とグフが1体、シークレットの2種のうちいずれか1体が入っている。
なぜ、こんな“変り種”としか言いようのない商品を製作したのだろうか? メーカーにお話を伺ってみた。
「実は、もともとはゲームセンター用の景品として企画していたんですよ。よくシャベルですくって穴に落とし、たくさんゲットできるマシンがありますよね? それに入れるプライズ品として企画していました。当初は『人間ピラミッドに情熱を注ぐ組体操マニア』という名前でしたが……(笑)」
そう、このザクたちを積み上げて、ザクで組体操させると妙に絵になる。パッケージの側面には、
“「ピラミッド積み」とは、常に二手三手先を読んでおこなうものだ。”