以前、コネタにて「『振って』音を出すドラムスティック」という商品を紹介させてもらったのだが、その進化形を発見した。

その名も「V-Beat Drumsticks」である。


販売店である、ダンスミュージックレコード(以下DMR)のバイヤーさんはこう語る。
「『V-Beat Drumsticks』は香港の玩具メーカーsilverlitがリリースしている商品です。スティックとペダルに『Nintendo Wii』などに用いられている『モーション・センサー機能』を搭載しているのが最大の特徴でしょう。スティックを振る、もしくはペダルを揺らすことによって音を出す仕組みとなっており、スティックの振る方向、角度によって音が変化します」

へえ、スティックの振り方で音色が変わるのか。それだったら、かなりリアルなドラムプレイが楽しめそうだな。ということで、商品を取り寄せて演奏してみることに。


箱を開けると何やら四角い物体。これが本体らしい。その本体とコードでつながっているドラムスティックが2本に、フットペダルが2つ。早速装着してみることにした。本体をベルトに引っかけ、靴のヒモにフットペダルを引っかける。あとはスティックを持って構えればOK。


何やらコードまみれだな……。ドラムスティック振っていてコードが絡まないか? 俺のプレイは結構荒いよ? 心配になってドラムスティックを荒々しく振ってみたが、大丈夫。コードは絡まないし邪魔にもならなかった。

さて、今回はスティックの振り方によって出る音が違うというので、色々な振り方をしてみることに。

先ずは真っすぐダン! 続いて横にシャーン! 上のほうだとトン! 右足はボン! 

おお、本当に振り方や振る角度で出る音が違う! 凄いな「モーション・センサー機能」。それに、以前紹介した「Rock Beat Drumsticks」よりも音数は豊富だ。


ざっと記すと、

ハイハット(右スティックで真っすぐ振る)
シンバル(左右どちらかのスティックで横へ振る)
ロータム(右スティックで振り下ろす)
バスドラ(右足を踏む)
ハイハットペダル(左足を踏む)
スネア(左スティックで振り下ろす)
ハイタム(左スティックで真っすぐ振る)

という音を出すことが可能なのだ。

ドンドン、ダッ、ツカ、ドンドン、シャーン!

うーん、爽快。やっぱり音の数が多いと叩きがいある。これならかなり本格的な演奏ができるのではないだろうか。

「普段からドラムを演奏しているユーザーも十分納得出来る機能がついております。出せる音も通常のドラムキットの他、ローファイ、民族楽器なども選択可能なので、これ一台でかなり遊べるのではないでしょうか。
普段からドラムを叩いている人はもちろん、『Nintendo Wii』の各種ゲームや『太鼓の達人』などのアーケード・ゲームで体を動かすことが好きな人にはオススメです」とDMRのバイヤーさん。

本体、スティック、フットペダルのすべてをバックに入れてもあまりかさばらないので楽々持ち運べる。これからのレジャーシーズン「V-Beat Drumsticks」をカバンに入れて、ドラムセットを“持ち運んで”みては?
(ドープたつま/studio woofoo)

※周囲に人が多い場所で遊ぶのは危険なので十分にご注意ください

・問合せ先:03-3477-1588 (株)ダンスミュージックレコード 福島