さて、水は出るけどガスは止まったまま。こんな時でも風呂には入りたいものだが、筆者は水風呂が大嫌い。何とかカセットコンロで風呂が沸かせないものか、試してみることにした。とは言えもちろん、湯船の下にカセットコンロを置くわけじゃない。
まずは湯船に普通に水を張る。でも水の量はいつもの半分ぐらいにしておいて、カセットコンロで水道水を別に沸かし、湯船に熱湯を次々と注いでゆくのだ。実験の日の朝、ユニットバスに3分の1ほど張っておいた水は、夏ということもあって夜には28.7℃になっていた。
新品のガスボンベをコンロにセットして、午後10時にスタート。
この時点でお湯の温度は38.1℃。夏ならこのぐらいでいいだろう。お湯の量はおよそ105リットルと、チョット少なめ。長い髪を洗うのには足りないが、大人ひとりがサッパリするだけならまあ十分かも。
そんなわけで今回の実験は無事終了。カセットコンロでも何とか風呂は沸かせる。ところで、そもそも何でこんな実験を始めたのかと言うと、最近引越をした筆者、引越1週間前に先走ってうっかりガスを止めてしまったのだ。災害でもないのに風呂に入れなくて、本当に困っていたのです。
(R&S)