iPhone、iPadの影響で世の中の情報端末は、液晶画面をタッチ操作するのが常識になりつつある。だが、今のような寒~い冬シーズンには、どうしても手袋をはめたい。
ところがそうすると、タッチ操作がうまくできなくなる~滑っちゃって~!? でも、脱ぐのは面倒だし、寒いし。どうすればこのジレンマを解消できるのか。

それを解消すべく登場したかどうか定かでないが、大いに役立ちそうな手袋『マーティン・フィンガーシューティンググラブ』(韓国マーティン社製)がある。これ、実は基本的にカメラ用の手袋で、特徴は親指と人差し指の部分にある。

何と、指先部分がパカッと開いて、指先が「こんちわ~」と出てくるのだ。このワケは簡単。つなぎ目がマジックテープで着脱可能になっているためで、だから簡単に操作のときだけ指を出せるのだ。

実際にコンパクトカメラの操作で使ってみたが、細かい操作ボタンまでしっかり押すことができた。逆に、装着したままだとシャッターボタンも満足に押せない有様。カメラって、親指と人差し指でほとんどの操作を行っていたことに気づかされた。

さらにさらに、このカメラ手袋の特徴がそのままタッチ操作にも役立つ。液晶画面やパソコンのタッチパッドなども人差し指を中心に2本の指で操作するもの。
なので、屋外でガリガリ使用することが多いiPhone、iPadにはとくに有効であろう。

あと、さすがカメラ手袋らしく、手のひらと指先部分に滑り止めのゴムが縫い込まれている。これはiPadのように滑りやすい金属ボディ製品にはとても心強い機能である。滑ってコンクリートの上とかに落としたりしたら大変だから。

操作のたびに手袋を脱ぐのが煩わしいと思っているタッチユーザーさんへ。この指先だけ出せる手袋で、寒さに負けず存分にタッチして下さい!
(羽石竜示)
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