じぇじぇじぇ!(‘jjj’)
連続テレビ小説「あまちゃん」(脚本・宮藤官九郎)の良い評判しか聞こえてこない。
母・春子(小泉今日子)の故郷・北三陸にやってきた16歳の少女・天野アキ(能年玲奈)のドラマはすべてがキラッキラで、いやなところがひとつもみつからないのだから当然である。
劇中、北三陸の名物料理「まめぶ」が、甘いのか辛いのか、おかずなのかおやつなのかわからない複雑な味と表されているが、「あまちゃん」は渋さ知らず、ストレートに美味い!
だからといってこんなにノーガードで肯定しまくり、決め台詞「じぇ!」(びっくりした気持ちを表す方言)を臆面なく使っていていいものだろうかと、逆に不安にもなるが、好きなところばっかりなのだからしょーがない。
ということで、これから毎週、前の週のあまちゃんの面白さをせっせと振り返っていく所存である。
まずは、あらすじをおさらい
第1週 おら、この海が好きだ! 4月1日〜6日
2008年、夏。天野春子(小泉今日子)は、高校生の娘アキ(能年玲奈)を連れて北三陸へと帰ってきた。
84年に故郷を飛び出してから24年間、一度も帰ってきたことのなかった春子をようやく動かしたのは、幼なじみで北三陸駅の駅長をやっている大吉(杉本哲太)から届いた母・夏(宮本信子)が危篤という大量のメール。しかしそれは春子を呼び戻すための作戦だった。