今放映されているアニメ『ペルソナ4ザ・ゴールデン』の思い切りはすごいね!
一応『ペルソナ4 THE ANIMATION』の続編であるのに、全く続編ではない作品じゃないか。

ペルソナ解説やキャラの登場や舞台設定等すべて「ゲーム、あるいはアニメで見て知っているでしょう?」と間口を最初から仕切り、「ここから見てもわかる」作品であることを完全に捨てました。
こうすることで『ペルソナ4』を知っている人のための作品に方向をシフト。
ファンにだけ通じるネタを、躊躇いなく放り込んだファンディスク的アニメになっています。

内容は、一応は『ペルソナ4』準拠で、PSvita版『ペルソナ4ザ・ゴールデン』で追加された部分だけアニメ化しています。
そもそも今までの追ってきたファンなら、解説部分は「知ってるからいらない」のです。細々した紹介を全て切り捨てたのは英断。

一番斬新なのは、このアニメが周回プレイ後として描かれていることです。
RPGではよく「強くてニューゲーム」という言葉が使われます。
一回クリアした後に、アイテムやステータスを引き継いで最初からゲームをするシステムで、言葉自体は「クロノ・トリガー」から使われるようになりました。

『ペルソナ4』が二周目以降引き継ぐのは、今まで作ったペルソナ(召喚して戦わせる自分の分身です)全て、所持金、HP以外の勇気・知識・伝達力などの性格的ステータスです。
今まで育てに育てまくっためちゃくちゃ強くて高レベルのペルソナを召喚出来る時点で、チートなわけです。二周目以降だとボスキャラ瞬殺なんてザラです。