2話のラストで正式に付き合い始めた花笑(綾瀬はるか)と田之倉(福士蒼汰)。野暮ったい眼鏡を外して本当の私デビュー! 初彼氏に浮き足立つ花笑だが、朝尾(玉木宏)に「重い女にならないように」と忠告されてしまい……。3話の花笑は、いろんなものに翻弄されまくっていた。
翻弄する男、田之倉
先に今回のときめきポイントを書いておきますね。
・床にそっと寝ころばせてからの「こっち見て」チュー
・抱きしめて「こんなんで別れると思った?」
ちなみに萌えシーンばかりではなんなので、ケチをつけるポイントも付記しておきます。
・きれいな部屋に住む料理男子(いけすかない)
・そのくせ前の彼女の持ち物のシュシュは捨て損ねる(うかつ)
・花笑の妄想シーンでの乳首がモノクロ(カラーで見たかった)
さて、1話から3話までを見てつくづく実感する。田之倉くんは肉食系男子かつ恋愛テクニック巧者だ。
彼は基本的に伺いを立てない。たとえば名前呼び。これまでずっと名字呼びだったのを、急に「花笑さん」と名前で呼ぶように。「名前で呼んでいい?」なんてワンクッションは置かない。
言葉遣いに関しても、敬語とタメ口を絶妙に織り交ぜる。「タメ口でいい?」などと野暮なことは言わず、あくまでも自然に言葉の上での距離を縮めてきている。このテクニックはメールも同じで、「鍋食べにきませんか?」という敬語での誘いのあとに「次の日休みだし、ウチに泊まる?」とタメ口で締めくくるのが技アリ。