自分らのような“男の一人暮らし”って、栄養が偏るんです。外食やコンビニ食が増えるし、ジャンクフードもバックバク! しかも食事の時間帯なんてお構いなしです。

とは言っても、何もかもを全て気にしてないわけじゃない。個人的にはフルーツを多めに摂取することが、せめてもの気遣いでしょうか。なかでもお気に入りは、グレープフルーツ。その香りでダイエット効果が期待できるというし、抗ガン治療研究でも見直されているらしいし。低GI値なので、太りにくいカラダにもなります。

しかし、ちょっとした“苦み”がうっとうしいんだよなぁ……。
そのせいで、あまり量をいけない現実がある。どうにかならないものかしら。
ここで、ちょっとした秘密をお教えしましょう。グレープフルーツの中央にタネが集まっている部分に注目。実は、あそここそ“苦み”の原因なんです。タネだけでなく、苦みも凝縮されてる場所だったなんて!

そうとわかれば、対策のしようもあるというもの。
株式会社レーベン販売が発売する『ののじグレフル竹取物語 竹姫』(税別1,600円)は“苦み”や“エグみ”を除いて果肉を搾り切る、新発想のグレープフルーツ搾り器です。
考え方は、至極簡単。中央を空洞にすることで“苦み”“エグみ”の部分に接触せず、みずみずしい果肉からのみ果汁を搾り集めます。
“苦み”を排除! 果汁の“甘み”を楽しめるグレープフルーツ搾り器を試してみた
グレープフルーツ中央に、絞ってない箇所が。あそこに“苦み”が凝縮されています。

簡単でしょ? でも今まで、ありそうでなかった。これは同社が特許出願中の“型”で、他社からは未だかつて発売されていません。
「昔からある搾り器と比較したらすぐにわかるのですが、絞り出した果汁には苦み・エグみがなく、確かな“甘み”が感じられます」(同社・担当者)
そうまで言うのなら、比較してみたい。
新旧のグレープフルーツ搾り器で、苦みの違いを検証してみたいと思います!

早速グレープフルーツを真っ二つに切り、まずは既存のグレープフルーツ搾り器でギュッとしてみますよ? よし。じゃあ絞り出された果汁をコップに注ぎ、ゴックン! う~ん、グレープフルーツならではの爽やかさもれば、酸味もあるし、もちろん苦みもある。っていうか、グレープフルーツってそういうものですよね?

では今度は、「苦みを除いて搾る」を売りにする新しい搾り器を試してみたいと思います。行きますよ? ギュッ! はい、搾り終えました。事後のグレープフルーツを見ると中央部がそのままになっており、手付かずの面積をもったいなく思うのも事実ですが、いいんです。搾り出された果汁は受け皿にある適度な大きさの穴を通り、種が混ざらない状態で容器最下部に溜まっていました。
じゃあこれをコップに注ぎ、いただきます。……あっ、純度が高まってる! 苦みがないし、舌がピリピリしない。
「今までの搾り器だとエグみが強くなり過ぎ、果汁から甘みが感じづらかったです。でもグレープフルーツって、本来は甘い果物なんですね」(担当者)
確かに、甘い。そういえば、たまに砂糖をかけてグレープフルーツをいただく人っているじゃないですか? もう、大丈夫です。そんなことする必要なし!

ここで話題をガラッと変えて、豆知識を一つ。
国内で11~5月ごろに流通しているグレープフルーツ、実はほぼフロリダ産のものらしいんです。それらは「フロリダ州政府柑橘局(日本代表事務局)」から流通され、我々の手に届いているのだそう。
「事務局の方々にも我々の搾り器を試していただいたのですが、『確かにこれを使うと美味しい』と認めていただけました」(担当者)
ということは、グレープフルーツの本場・フロリダにもこの手の搾り器はないってことじゃないですか!
「6月を過ぎると、今度は南アフリカ産のグレープフルーツが流通されるようになるのですが、そちらの担当者さんも『グレープフルーツをこれで搾ると、こんなに美味しいのか』と驚かれていました(笑)」
フロリダ・南アフリカ、2大産地の担当者も認めた搾り器です!
“苦み”を排除! 果汁の“甘み”を楽しめるグレープフルーツ搾り器を試してみた
南アフリカの担当者も認めた!

そんなこの『ののじグレフル竹取物語 竹姫』、現在は業務用としても一般用としても重宝されているとのこと。居酒屋などでグレープフルーツサワーを作る際に活躍するし、一般家庭でグレープフルーツジュースを作る場合にもピッタリ。
あと、「グレープフルーツゼリー」を作るのにも持ってこいですよね。だって苦みがなく、純度が高いんだもの。
グレープフルーツ味でありながら、甘さが魅力のフルーツゼリーが作れそうです。
(寺西ジャジューカ)