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正しすぎて気持ち悪い「まれ」58話

朝ドラ「まれ」(NHK 月〜土 朝8時〜)6月4日(木)放送 第10週「逆転一発パンケーキ」第58話より。脚本:篠崎絵里子(崎の大は立) 演出:一木正恵
正しすぎて気持ち悪い「まれ」58話
『連続テレビ小説 まれ Part1』NHK出版

「何なの? 『クビになったくせに諦めません。潰れそうならお手つだいします。いや だけど 取材で悪口言われたらキレちゃいます』? 正しすぎて気持ち悪い。」と陶子(柊子)が言えば、
「夢に向かって前向きにGOみたいなひとって 何か うさんくさいし。」と美南(中村ゆりか)まで。
これは視聴者の代弁でしょうか。
でも、それを受けた希(土屋太鳳)は、はじめて言われたとびっくり。「ずっと夢をっちゃ諦めてきたさけ もう諦めとないげんよ。」と返答します。
すると、すぐに寝返る美南。まだ希派になれない陶子。
夢を見ることは決して悪いことではないけれど、夢を見ると、「正しすぎる」とか「うさんくさい」とかになってしまう世の中のやっかいさをさりげなく描いているこの部分、見逃せません。
ほどよく夢とつきあおうなんて甘くて、他人にどう言われても貫く覚悟がないと夢は叶わないってことなんでしょうか。
都会はこのように厳しいですが、能登ではみんなが希の夢を応援していて、テレビ対決をみんなで見ようと集まっています。
お母さん・藍子(常盤貴子)は、弥太郎(中村敦夫)の漆工房でバイトをはじめ、べっぴんさんが来たと周囲のひとたちに歓迎されて、いい感じ。徹(大泉洋)にある種依存して、ずっと家庭にこもっていた藍子が土地に根っこをはりたいという自分の夢に目覚め、家庭の外に自分を開いていくことがはじまったようです。...続きを読む

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