はねっかえりの銀行員・花咲舞(杏)と、ベテラン行員の相馬(上川隆也)のコンビが全国の支店でトラブルを解決する。

第2シーズンが「日本橋支店」から始まる理由
「タイトルを御覧下さい。『2』も『続』も『帰ってきた』も付いてはいません。花咲舞の物語は、何も変わらずに再び幕を開けるのです」(上川隆也/公式サイトより)
公式動画
今回、舞と相馬が向かうのは日本橋支店。公式サイトを見ると、今後は町田支店や五反田支店、六本木支店、深川支店にも行くようです。でも、第2シーズンでいちばん最初に行くのは「日本橋支店」でなくてはならなかった。それはなぜか。
第1シーズンの最終回(2014年6月18日放送)で、舞と相馬は食べ物ネタで盛り上がっていた。
相馬 「アジフライのうまい店が近くにある日暮里支店の臨店早く来ないかな」
舞 「新潟名物イタリアンっていうのもいいですよね」
そこへ上司の柴崎次長(塚地武雅)がやってきて、次の赴任先が決まったことを告げる。
しかし、なぜか「に……」と言いかけて口ごもる。たたみかけるように「新潟!」「日暮里でしょう!!」と、ふたりが色めきたったところで第1シーズン終了。
じつはこの正解が「に……日本橋」だったというわけだ。
舞とルーキー、ベテランの三角関係が勃発か
「僕は花咲舞に恋をします」(成宮寛貴/コメント動画より)
新キャストとして加わる成宮寛貴が演じるのは、入行9年目の融資課員・松木啓介(第2話から登場)。ちょっと熱い“男版・花咲舞”という役柄で、舞や相馬と協力してトラブル解決に挑む。しかも、舞に恋をするという設定だ。
結婚願望を口にする割に、ちっとも恋愛話が発展しなかった舞に、転機が訪れるのか。居酒屋「酒肴処 花咲」を営む舞の父親・幸三(大杉漣)は、店の常連客でもある相馬がお気に入り。第1シリーズでは、「舞と結婚したら、毎晩相馬さんと一緒に飲めるじゃないか」と、しきりにプッシュしていた。
公式サイトの「相関図」を見ると、今シーズンでは離婚した相馬の元妻・石原由美(財前直見)も登場する模様。元妻が現れ、舞の恋心に火がついたり、つかなかったりというあたりも、気になるところだ。
若くて熱い男もいいけど、ぼやきながらもフォローしてくれる40男のやさしさも捨てがたい。ダークフォースは石黒賢、袴田吉彦、戸次重幸の社長トリオか。
(島影真奈美)