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ゲームがノスタルジーの対象として描かれる「ピクセル」

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パックマンやドンキーコングといったゲームキャラが地球侵略にやってくる映画『ピクセル』について、ライター・編集者の飯田一史さんとSF・文芸評論家の藤田直哉さんが語り合います。

宇宙人による地球侵略もののパロディ


藤田 『ピクセル』は元々はパトリック・ジャン監督が作った短編映画で、YouTubeで見れます。ゲームのキャラが侵略してきて世界がピクセル化される(ファミコンみたいな、小さな四角で作られた世界になっていく)もの。それを『ハリー・ポッター』の監督であるクリス・コロンバスが長編化したのが本作です。

飯田 『宇宙戦争』をはじめとする宇宙人による地球侵略もののパロディとして、地球人たちがハマってた昔のアーケードゲームをリアルで再現して地球人とエイリアンが戦うって話ですね。僕はどんくらいマジな話なのかがしばらくつかめなかった。ティム・バートン監督の『マーズ・アタック!』と同じたぐいの映画だと思って気楽に観れば楽しいけど、マジメなノリを期待すると肩すかしをくらう。

藤田 基本的にはコメディ映画、バカ映画と考えていいと思います。『宇宙戦争』とか『アルマゲドン』のパロディですよね。オタクという、軍事と全く関係ない人間がマッチョの世界の中で活躍する、爽快コメディ。
 主人公たち「アーケーダー」が横一列に並ぶシーンなんて『アルマゲドン』的なカッコいいシーンなのに、無様なのとか、笑いを誘いますよ。喜劇は、基本的に、ダメな登場人物ばかりが出てくるにもかかわらずハッピーエンドになるという構造ですから(それに対し、悲劇は、真面目で善良な人間ばかり出て来るのに事態が悲惨なことになるという構造)。笑いながら見て、ピクセル化される世界を楽しめば充分ではないかと。

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