インタビューではデビュー当時の様子から、今作の見どころまでさまざまなことを聞いています!
デビュー当時の小泉孝太郎「とんでもない世界に入った」
小泉さんの役者デビューは2002年の『初体験』(フジテレビ系列)。その時に現場で感じた印象を「はっきりよく覚えている」といいます。
「それまでドラマや映画をたくさん見てきましたが、現場に行ったら『この緊張感はなんだ』と。憧れではありましたが、とんでもない世界に入ったなと思いましたね。スタッフがたくさんいる前で、お芝居をすることはやっぱり恥ずかしいことですから、その恥ずかしさを捨てる作業には時間がかかった気がします」
小泉孝太郎が「肩の力が抜けた」瞬間
それでは、小泉さんが役者として現場に慣れることができたのはいつ頃だったのでしょうか?
「僕らは毎回、同じ役者さんと演じる訳ではないので、現場はいつもドキドキします。それに慣れてしまったらいけない部分もあると思いますし。でも、その中で落ち着いて出来るようになったなと思ったのは2007年の『ハケンの品格』(日本テレビ系列)が大きかったです。それまでは気持ちを出さなきゃ、演じなきゃというのが大きかったのですが、肩の力を抜いて自分の中にあるものを吐き出せばいいんだという気持ちに変わりました」
最近ではバラエティ番組の司会も!
そんな小泉さん、最近ではドラマ以外にも、バラエティ番組『モシモノふたり~タレントが“おためし同居生活”してみました~』(フジテレビ系列)での司会を務めるなど、活動の幅を広げています。
役者業と司会業、それぞれの違いをお聞きしました。
「役者は脚本家さんが書いてくださった言葉を自分の言葉にして現場にいますが、司会においては自分の言葉がすべて。
役者とともに、バラエティ番組のレギュラーもこなす日々の小泉さん。さぞ大変かと思いきや、意外な答えが!
「両方とも楽しませて頂いているので、とても貴重な経験をさせてもらっています。面白いなと思うのは、忙しいスケジュールですが、仕事でストレスを発散できている部分もあるんですよ」
小泉孝太郎が演じる「篠田章吾」とは
さて今回、小泉さんが「Chef~三ツ星の給食~」で演じる役どころは、三ツ星レストランのオーナーの篠田章吾。この役を演じるにあたって、小泉さんが感じたイメージを伺いました。
「実はものすごい嫉妬深い男なんじゃないかと思って演じています。
また、小泉さんの中には、篠田章吾のこんな「裏設定」もあるのだとか!
「これは僕の中の"裏設定"ですけど、視聴者の女性が『篠田って男は嫌だな、付き合いたくない』と感じてくれた方が面白いと思って演じています」
小泉孝太郎が考える「悪役」とは?
ところで今作の篠田章吾は、主演の天海祐希演じる星野光子と対立する、いわば「悪役」です。小泉さんといえば、昨年の『下町ロケット』(TBS系列)で演じた悪役が記憶に新しいところ。普段の小泉さんとはまったく違う立場であろう悪役、演じるにあたってどのようなことを意識するのでしょうか?
「確かに自分自身は、もう少し協調性があると思いますが(笑)。演技に関していえば、悪役を演じるときにしかできないリズムや刺激がありますね。サッカーに例えると、チームのために献身的に働くボランチではなく、とにかく俺がゴール決めてやるというエゴスティックなフォワードのような面白さです。
そのような感覚は今作の篠田を演じる際も同じであり、「俺が主役でありスターだ」という気持ちで演じていると語ります
小泉孝太郎が語る「Chef~三ツ星の給食~」の見どころ
最後に今作の見どころについて、小泉さんにお聞きしました。まずは小泉さん演じる篠田章吾について。
「篠田は、今まで色んなものを手にしてきた男ですが、初めて星野光子という自分には手に負えない存在に出会います。この星野光子という存在をどう乗り越えるのか、どう向き合うのか。それによって、回を重ねるにつれて篠田本人がどう成長するか否かをチェックしてほしいですね」
それでは、ドラマ全体を通して注目してほしい点はどこでしょうか。
「このドラマが面白いのは、三ツ星高級レストランも描かれている一方、学校給食のことも描かれています。
■木曜劇場『Chef~三ツ星の給食~』フジテレビ系で放送中!
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■『モシモノふたり』フジテレビ系で放送中!
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