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八雲と三遊亭圓生が似すぎて困る「昭和元禄落語心中 助六再び編」5話

       
「てめえの我を目いっぱい出しなさい。佐平次を通して己が見えてくるはずだよ」
「おいら、居残りをさしてもらって分かったことが一つあります。師匠に教えていただいたのを軸にして、いろんな大師匠のを聴き比べてみたんですが、おんなじ佐平次が一人もいないってことです。佐平次ってのは、佐平次を演じる落語家の顔をして噺に出てくるんですね。でもさ、オイラのはそうじゃねえんだ。我を張れったって、我がねえのがオイラです。自分の事はカラッポにして、佐平次兄ィになりたい」
八雲と三遊亭圓生が似すぎて困る「昭和元禄落語心中 助六再び編」5話

有楽亭八雲、倒れる!


雲田はるこ原作アニメ『昭和元禄落語心中 助六再び編』第5話は、師匠・八代目有楽亭八雲との親子会にこぎつけた三代目有楽亭助六の「居残り佐平次」を中心に動いた回だった。「自分の落語がない」と指摘されてもがき苦しんできた助六にとって「居残り佐平次」は、演者によって主人公の演出がまったく異なり、キャラクターを出すには最高の題材となる噺だ。後半は、銀座・歌舞伎座における親子会の当日に舞台が移る。八雲が選んだ噺は、幽霊噺の「反魂香」。舞台演出のために小夏に命じて香を焚かせた八雲だったが、噺の終盤に突如発作を起こして倒れてしまう。彼の目には懐かしい女性・みよ吉の姿が移っていた。そして冥界に去ったはずの盟友・二代目有楽亭助六の姿も。
自分の代にて落語を終わらせる、心中すると宣言していた八雲が死の危機に瀕する一話だ。ここから物語は急を告げていく。転回点にふさわしい緊迫感のある回だった。原作では

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