木村拓哉、竹内結子、松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒、及川光博、浅野忠信。
脚本・橋部敦子。

第5話あらすじ
深冬(竹内結子)の病状はどんどん進行し、仕事にも影響が出ていた。
手術の方法が未だ見つからない沖田(木村拓哉)、壮大(浅野忠信)も不安でたまらない。
やがて深冬も自分の病状が深刻だと知る。

いっぽう、関東医師会の事故調査委員に選ばれた羽村(及川光博)。
患者が医療事故を疑った際に調査を行う機関だ。
ところが調査対象の中に羽村と壮大の恩師だった山本(武田鉄矢)の名前があった。
恩師を守りたいと思う羽村だったが、悩んだ末に医療事故を報告する。
大切な人を守る、ということ

恩師の医療ミスを事故調査委員に報告するべきか否か。
壮大「優秀な外科医は少ない。たった一回のことでメスを奪われるようなこと医学界にとってあってはならないし、患者の不利益になる」
当初は壮大に同意し、嘘をついてでも恩師を守ろうとした羽村。
患者の再手術をした沖田にも「山本先生のミスのことは黙っててくれないか」と頭を下げる。
当然、沖田が受け入れるわけがない。
いっぽう壮大は山本に医療ミスを黙っている代わりに、病院の提携話を持ちかけていた(壮大は恩師を脅した形になるが、彼は深冬や病院を守ろうと必死なのだ)。
羽村は事故調査委員に山本の医療ミスを報告。
恩師の山本先生を守れなかったと自分を責める羽村の携帯に、山本からの留守電メッセージが届く。
「羽村、助かったよ。
俺は権威と言われているうちに権威で居続けなければならなくなった。
そのために患者を傷付けた。でももうこれ以上、患者や自分の自尊心を傷つけずに済む。
お前が俺を守ってくれたんだ。ありがとう」
泣き崩れる羽村。
さすがは金八先生…もとい、山本先生、「人として正しくあれ」という教訓を感じたッス!
くでーだずむーまちのー♪
今夜6話ー。
(イラストと文/小西りえこ)