review

視聴率復活「カルテット」夫婦は愚かなほうがいい。今夜“最終幕”8話

坂元裕二脚本、松たか子、満島ひかり、松田龍平、高橋一生主演によるTBS火曜10時ドラマ『カルテット』。
視聴率復活「カルテット」夫婦は愚かなほうがいい。今夜“最終幕”8話
イラスト/小西りえこ

もはや説明不要かと思うが、視聴者の共感と読み解きを誘うストーリー、数々の刺激的なセリフ、芸達者たちの演技合戦、的確な演出などが、熱狂的なファンをどんどん生み出しているドラマだ。

先週放送の第7話の視聴率は、再びV字回復して8.2%。なお、雑誌『ザ・テレビジョン』がSNSなどから独自に集計している視聴率ならぬ“視聴熱”ランキングでは、ドラマ部門のウィークリー1位を堂々獲得した。ちなみに2位は『奪い愛、冬』、3位は『嘘の戦争』。順当なランキングだと思う。

再会した夫婦の愛と逃亡


第7話は、巻真紀(松たか子)と幹生(宮藤官九郎)の夫婦の物語、後編。第6話では2人がどのように結ばれ、どのように夫婦が崩壊していったかをじっくり描いたが、7話では2人の再会と幹生が殺してしまったと思い込んだ有朱(吉岡里帆)の処理をめぐるドタバタ、真紀からの幹生への気持ち、そして正真正銘の別れが描かれた。

失踪した夫・幹生と再会したとき、驚きのあまり顔を覆う真紀の愛情がいじらしい。夫の体の心配をし、転んで抱き合ったときは微かに笑みを浮かべ、鏡の前では髪型と化粧を直す。真紀は今でも幹生の妻であり、彼の前では女でありたいと思っている。

そして夫の殺人(死んでないんだけど)という罪に直面したとき、夫婦の形が表れる。夫は妻を巻き込まないために離婚届を出そうとし、妻は夫と一緒に逃げようと決心する。

あわせて読みたい

  • 「カルテット」松とクドカン結婚記念日

    「カルテット」松とクドカン結婚記念日

  • カルテット 高橋一生の手の名演に泣く

    カルテット 高橋一生の手の名演に泣く

  • 「カルテット」視聴率は下がるが面白い

    「カルテット」視聴率は下がるが面白い

  • 今夜「カルテット」視聴率微減の理由

    今夜「カルテット」視聴率微減の理由

  • 気になるキーワード

    レビューの記事をもっと見る 2017年3月7日のレビュー記事
    「視聴率復活「カルテット」夫婦は愚かなほうがいい。今夜“最終幕”8話」の みんなの反応 1
    • 匿名さん 通報

      吉野弘さん祝婚歌の引用にしみじみ…

      2
    この記事にコメントする

    \ みんなに教えてあげよう! /

    次に読みたい関連記事「西島秀俊」のニュース

    次に読みたい関連記事「西島秀俊」のニュースをもっと見る

    新着トピックス

    レビューニュースアクセスランキング

    レビューランキングをもっと見る

    コメントランキング

    コメントランキングをもっと見る

    カルテット

    カルテット

    ドラマ「カルテット」のレビュー記事一覧

    トレンドの人気のキーワード一覧

    新着キーワード一覧

    エキサイトレビューとは?

    エキレビ!では人気のドラマやテレビアニメ、話題の書籍を人気ライターがレビュー、解説! 人気ドラマのあらすじや、話題の書籍が支持される理由の考察、国民的アニメに隠された謎の解明など話題の作品の裏話を紹介。

    その他のオリジナルニュース