10月7日、日比谷公園で行われた『新幹線変形ロボ シンカリオン 』のスペシャルトークショー。シンカリオンのテレビアニメ化決定がサプライズ発表され、イベントに登壇した石原良純も大興奮の事態になったのだった。

石原良純の止まらない鉄道トーク
サプライズ発表の場になったのは、日比谷公園で開かれた『第24回鉄道フェスティバル』。10月14日の「鉄道の日」に合わせ、毎年この時期に10万人以上を集める一大鉄道イベントだ。

JRをはじめ鉄道会社がグッズ販売などのブースを構えるなか、「シンカリオン」ブースも発見。「シンカリオン」は新幹線がロボットに変形するタカラトミーのキャラクター。E5系はやぶさやE7系かがやきなど、実在する新幹線が人型のロボットに変形するのが特徴で、既に雑誌連載やプラレールなどにキャラクター展開がされている。

日比谷公園の小音楽堂ステージで行われた『シンカリオン』スペシャルトークショーは、子供連れを中心に客席が埋まり大賑わい。そこに登場したのは芸能界きっての鉄道ファン・石原良純。鉄道の魅力を聞かれ、話は子供のころの遠距離通学にさかのぼった。
石原良純「僕は子供のころ遠距離通学だったんですよ、私立だったんでね。電車に乗って帰るときに、家に帰れる安心感というのかな……だから鉄道を見るとね、ずっーと線路をたどっていくと繋がっている安心感というのがありますよね」

その後も「品川駅にはブルートレインの基地があって」「雪を乗せたまま入ってくる客車も」「一番好きなのは飯田線」「こんなになって草をかき分けるような秘境駅があってね」「山の飯田線、海の五能線ですよ」「ロマンですよねぇ」と、鉄道愛が止まらない良純さん。

「早くシンカリオン説明しろって怒ってますね」とカンペに気がついたころには、話を始めてから5分が過ぎていた。
「主人公は11人兄弟なの?」
舞台上にはこれまで発売されたシンカリオンが登場。客席の子供たちも興奮しはじめ、「同じの持ってる〜!」と掲げる子もちらほら。

プラレールファンでもある良純さん。
さて、ここで「重大発表」と銘打たれ、モニタに流れたのが『新幹線変形ロボ シンカリオン』のテレビアニメ化の発表だった。サプライズの発表にどよめく会場。あがる子供たちの歓声……!

───新幹線から変形した”シンカリオン”たちが、日本の平和と安全を守るため、運転士となった子たちと共に正体不明の巨大な敵に立ち向かう姿を描く───
この日の発表は大まかなストーリーと「TBS系全国ネットで2018年よりスタート」という情報のみだったため、良純さんも「いつやるのかはわかんないんだね」「(シンカリオンが11種類あるから)主人公は11人兄弟?」「ザックリした情報だけど大丈夫!?」と冒頭のようにツッコミまくるも、「まずはアニメ化することを真っ先にお伝えしたくて!」と宇内アナ。良純さんも「敵もまだ見えていませんが……楽しみにしていただきたいですね!」とこの場は収まった。
シンカリオン登場!そして……
さらにスペシャルゲストとして登場したのは、劇中で活躍するシンカリオンたち。E5はやぶさ、E6こまち、E7かがやき、N700Aのぞみの4体が次々に登場すると、子供たちのボルテージも最高潮に……!

石原良純「新しいヒーローが誕生する、しかも僕の大好きな鉄道やプラレールがこんな形で新しい世界を作っていくって、ワクワクしますね」
最後は客席の子供たちと「チェンジ!シンカリオン!」とかけ声を合わせ、イベントは終了……のはずだったんですが……。

イベント終了後、取材に同行していた長男(6歳)が「シンカリオン欲しい……!」とスイッチが入り、先ほど訪れたシンカリオンブースを再び訪れるまでに。「E7かがやきがかっこよかった」「まだアニメやらないの?」と、すっかりシンカリオンに夢中になりました。男子って新幹線も好きだし、ロボットアニメも好き。その2つが合わさったとなれば、興奮しないわけがないですもんね。
『新幹線変形ロボ シンカリオン 』は、TBS系全国28局ネットで2018年より放送予定。ちなみに良純さん、声優のオファーについては「やりますよ!みんな忘れてるかもしれませんけど、職業は俳優ですからね」と、やる気満々です。
(井上マサキ)