
「いまの会社を辞めて転職したいけどこれからどうすればいいかわからない……」「大学も通ったけど自分が本当にやりたいことが見つからない………」
これを読んでくれている人のなかに、そう思っている人はいないだろうか?
日本の教育は、与えられた問題を素早く解決する能力が重視される傾向にあるため、自ら問題や課題を見つける力が弱い人は少なくない。それでも、人に敷いてもらったレールの上を進んでいく分には大きな問題はなかっただろう。だが、ふとしたきっかけでレールを外れると、“受動的”に過ごしていたツケがまわってきて、途端に「自分」を見失ってしまう。そして、自分の今後ややりたいことがわからなくなる。程度の差はあれど、そういう状況になっている人は少なくないはずだ。今回はそうやって悩む人たちにメッセージを送りたい。

とにかく行動! 行動する中でしかやりたいことなんて見つからない
自分で考えて行動したり、自ら課題を発見する癖がついていない人たちに、いきなり「さあ、何かやってみろ!」と言っても困らせてしまうだけだと思う。だが、何か行動を起こさなければ、君の状況は改善していかない。一番よくないのは、やりたいことがわからないからと言って何もしないことだ。やりたいことなんて、いろいろ試してみる中で見つかるもんだ。
それにもかかわらず、何かと理由を作ってなかなか動かない人が多い。もちろん、本当にやりたいことが分かっているに越したことはないが、そういったものはなかなか見つからない。そして、結局立ち止まっているばかりになっている人が多い。
長期的な人生設計なんて必要なし 短期的な目標さえあれば十分
長期的な人生設計が定まらないからといって何も行動できないぐらいなら、僕は長期的な人生設計なんて別にいらないと思っている。もちろん、あるに越したことはないが、なくても何の問題もない。その代わりと言ってはなんだが、短期的な目標さえあればOKだ。
短期的な目標の見つけ方は超簡単だ。己の欲望に従ったらいい。「モテたい」とか「金持ちになりたい」とかそういうのでいい。
さらに、短期的な目標に向かっていくことの醍醐味は、「楽しい」ということ。努力している途中って、「楽」ではないが楽しい。それに、やったあとに「やっぱりやめておけばよかった」と後悔することもめったにない。加えて、成功体験を積むことによって、自信はどんどん増していく。自信が増していけばあらゆることに挑戦する気持ちも芽生えてくる。
欲望に従って短期的目標を達成していくもう一つの利点は、自分を好きになれるという点だ。理想の自分に向けて努力して近づいていけば、自分をどんどん好きになっていくのは当然だよな?自分のことが好きなのに卑屈になる人を僕は知らない。自分を好きになればポジティブな気分になって毎日が充実して「人生設計って……」とか悩んでる暇なんてなくなるだろう。
分かったら兎にも角にも立ち止まるな。行動あるのみだ。そう、気負うな。
迷ったら「筋トレ」と「英語」で決まり!
欲望と言われてもピンと来ない人は、とりあえず英語と筋トレをおすすめしたい。この
2つは、どの分野においても役に立つ万能の能力だ。そして、この2つの共通点は努力を絶対に裏切らないということだ。才能なんて関係なく、やったらやった分だけ確実に成長する。

まず英語。
次に筋トレ。仕事だろうと趣味だろうと、何をするにしても人間は身体が資本。筋トレは、目標達成のための最強の武器である健康的な体、長時間働ける体力を授けてくれる。さらに、筋トレをするとドーパミンやテストステロンなどのホルモンが分泌され、活力ややる気アップ。身体が大きくなれば、上司や不良も「いざとなれば力づくで葬れる」という全能感も生まれる。冗談抜きで、これは精神的な余裕をもたらしてくれる。ということで、迷ったら筋トレと英語やっとこう!
(Testosterone)