
コードの行数だけで仕事にかけた労力が評価されてしまう「プログラマーあるある」のツイートが話題になっている。様々な職種の人々から共感の声が相次いだ。
プログラマーの作業に対する不当な評価
同ツイートによると、プログラマーの仕事はコードがわからない人には理解されず不当な評価をされてしまうとのこと。例えばバグを修正するためコードに目を通して解決法を探る際、この作業には数日かかることも。しかしこの時数行のコードで解決することが判明した場合、目に見える作業結果として残るのは“数行のコード”。そのためコードがわからない人からは、「ちゃんと仕事しろ」などと苦言を呈されるという。
このツイートに他のTwitterユーザーからは、「これはあるある。直すべき場所を知ることに価値があるはずなのに、その部分は中々評価されない」「コードの行数で仕事を評価する風潮さっさと滅んでほしい」「何も機能していないフェイクコードをいっぱい書いとけば評価されるのかな?」「基本的に“検証”の工程は評価されにくいんだよな…」「コードを最適化して短い行数にしてるのに、その結果評価が下がるのは本当に理不尽」といった声が上がっている。
また他のプログラマーからは、「仕事やれ」と言われないためのアドバイスも。「修正のための調査内容もドキュメント化して残しておくべき」「何を調べてどこで困ったかを書いておくのは大事」「アピールだけが上手いプログラマーもどうかと思うけど、自分の技術を正当に評価してもらう努力も必要だと思う」などという意見が寄せられていた。
“量”で作業を評価されてしまう人々
作業の内容ではなく量で評価されてしまう風潮は、他の業界でもありがちな模様。今回話題になったツイートには、「営業の仕事でもよくある。顧客の要望を聞いたり根回ししたり色々やるけど、結果的に失注したら『仕事しろ』って言われる」「コピーライターの仕事なんて最たる例では? たった一行のためにどれだけの作業量があるのか知ってほしい」「機械の修理で“ネジをたった一本しめる”って作業が評価されにくいのと同じじゃね?」といった声も上がっている。