筆者の耳に届いたのも、このタイミングだった。聴き終わった後の感想は、一言「なんだ、これ!?」。明らかに、初体験の展開。直後、クイーンの『グレイテスト・ヒッツ』を購入する。やっぱり、全曲いい。あの体験は、まさしく天啓だったのだと思う。
“無人島に持っていきたいCD10枚”を選ぶ際、普通は恥ずかしくてベスト盤は避けて考える。でも、クイーンは別。絶対持ってく。ベスト盤を持っていく。手に取らないのは考えられない。
我ながら特別なエピソードのように書いているけども、全然特別じゃない。クイーンを入口に洋楽の沼にはまったリスナーは天文学的数字だ。ビートルズに次ぐんじゃないだろうか。
門戸が広いのに奥が深いのもいい。一つの要素にハマったとしても、頭でっかちにならない。だって、すぐ別の魅力が襲ってくるから。事実、筆者が思うクイーンのフェイバリットアルバムは『オペラ座の夜』→『クイーンII』→『華麗なるレース』→『JAZZ』→『ホット・スペース』とコロコロ変わってる。手垢にまみれた言い方だけど、「クイーンに捨て曲は1つもない」と私だって思っているのだ。
クイーンは聴いたことのある曲ばかり!
クイーンのヴォーカリストであるフレディ・マーキュリーの姿を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』が11月9日より公開される。
ちなみに、昨日(9月5日)はフレディの誕生日。全世界でフレディの誕生日イベントが行われており、日本でも映画公開を記念しての「フレディ・マーキュリー誕生日イベント」がHard Rock Cafe Tokyoで開催された。
登壇者は、自身のネタで楽曲を使用するほどクイーンファンのレイザーラモンRGと、クイーン初心者ながらロックテイストファッションに身を包んだモデルの池田美優(みちょぱ)の2人だ。
まずは、「Crazy Little Thing Called Love」をBGMにみちょぱが登場。デニムの下に着ているのは、どうやらクイーンのTシャツのようである。
みちょぱ (デニムジャケットに)スタッズが付いてて、ちょっとロックっぽい感じを意識しました。
──Tシャツを着こなしてくれるくらいですから、みちょぱさんはクイーンは大好きということでよろしいですか?
みちょぱ ちょっと、ごめんなさい。あんまり知らないんですよ(苦笑)。
──19歳ということで、確かに知らなくて当然な世代だと思います。でも、クイーンはアメリカ、イギリスよりも早く日本で人気になり、初来日時にはなんと空港に1500人以上の若い女性ファンが集まったなんて逸話があります。みちょぱさんくらいの世代の方も、初来日では集まってたというね。
みちょぱ 知らなかった。
──はい。たぶん、知らないことが多いと思いますので、今回はそんなみちょぱさんの為に洋楽に造詣の深い方が先生として来てくれております。
(「Another One Bites the Dust」をBGMにRGが登場)
RG アイ・アム・フレディ・マーキュリー。
──はっきりと言いましたね?
みちょぱ あれ、こんな感じでしたっけ? こんな、お腹ぽっこりしてました(笑)?
RG RGです。でも、僕のものまねにしたらメチャメチャ完成度高いほうです。
──似てる似てないは置いといて、みちょぱさんにクイーンの魅力を教えていただく先生として来ていただきました。RGさんにとってクイーンとはどういう存在ですか?
RG 洋楽が大好きなんですけど、洋楽の入口となったバンドでして。圧倒的な演奏能力、圧倒的な歌唱力、なのにポップ! 絶対、聴いたことある曲ばっかりですから。
みちょぱ 本当ですか?
「伝説のチャンピオン」をアリスの曲だと勘違い
──みちょぱさんはクイーンを知らないとおっしゃっていましたけども、まずはこちらのランキングをご覧ください。日本と全世界のクイーン楽曲人気ランキングです。パッと見て知ってる楽曲はございますか?
みちょぱ えーっ、知ってるかなあ!? いやあ、ちょっと見たことないですねえ。
RG イヤ、イヤ、イヤ、イヤ。これ全部、有名な曲! 聴いたら絶対知ってる。
──クイーンの楽曲は今でもCM、テレビなどでたくさん使われておりますので、聴いたらわかると思います。何曲か聴いてみましょう。
(「ダン、ダン、ダン!」というイントロが流れる)
みちょぱ あっ! も〜う、わかります。
──ですよね? 「We Will Rock You」です。
みちょぱ これはテレビやCMとかで色々聴いたことがあります。こういう曲名だったんですね。
──まさに、クイーンの代表曲になっておりますけどね。他にもございます。
(「We Are The Champions」が流れる)
RG ウィ〜ア〜ザチャ〜ンピオンズ、マイフレ〜エ〜ンド!
みちょぱ これは知ってます!
──すごいですね。最後の1音で「あっ!」ってなるくらいね。
みちょぱ わかりますね。
RG さっき「伝説のチャンピオン」って書いてあったんで、アリスの曲かと思っちゃったんですけど。
──いやいや、(みちょぱは)アリスをわかんないです(笑)。他にもございます。
(「Bohemian Rhapsody」のイントロが流れる)
RG 来たーっ。ママ〜!
──全曲、気持ちよくなっちゃってるじゃないですか(笑)。
みちょぱ ちょっとわかんない……。ママ?
RG 「ママ」って言ってる。
みちょぱ これ、ちょっと聴いたことあるようなないようなくらいですね。
RG ボヘミアンだから、(ダミ声で)「ボヘミアーン!」って思ったかもしれない。
──葛城ユキさんのほうが難しいですよ(笑)。
RG この曲は「ボヘミアン・ラプソディ」って曲ですけど。
──そうなんです、まさにこの曲が映画のタイトルになってる「ボヘミアン・ラプソディ」です。
みちょぱ これなんですね!
──曲調も色々変わったりしますもんね。
RG 6分くらいあるんです。
みちょぱ 長めですね。
RG この曲は長すぎて「ラジオでかけられない」ってクイーン側と売る側(レコード会社)で揉めたんですけど、「いや、絶対かけてくれ!」ってバンドがゴリ押ししたら大ヒットしたんです。
みちょぱ へぇーっ。そこまで知ってるんですか、凄い!
RG そういうの、大事ね!
クイーン復活とオリラジ復活の共通点をRGが解説
──ここからさらにクイーンの魅力を知っていただきたいんですけど、最初の魅力はこちらです!
──「世界で最も売れたアーティストのひとつ」ということなんですが、こちらの解説をRGさんお願いします。
RG 世界で最も売れたアーティスト、誰だと思います?
みちょぱ 誰だろう……。マイケル・ジャクソンとか。
RG はい、正解!
みちょぱ 正解(笑)。有名ですもんね。
RG マイケル・ジャクソン、ビートルズ、エルヴィス・プレスリー、そしてABBA。「ダンシングクイ〜ン、ダンシングクイ〜ン♪」のABBA! それらに続いて、世界で最も売れたアーティストの一つです。
みちょぱ そこと並ぶくらい? そうなんだ!
RG (アルバムセールス枚数が)3億枚です。
みちょぱ えっ!? 見たことないんだけど(笑)。3億枚なんて売れるんですか? 在庫あります?
RG 累計です(笑)。日本の人口が1億2千万くらいですから、日本全国民、おじいちゃんおばあちゃんも買っても、その3倍くらい。
みちょぱ すごーい! 生まれたての赤ちゃんも買っても?
──そういうことになりますね(笑)。
RG インドだと3分の1は持ってます。
──ちょっと、それ以上の国で喩えないでくださいよ(笑)。
RG 中国だと4分の1持ってる。
みちょぱ 小っちゃくなっちゃった(笑)。
RG いまだに売れ続けてる。
みちょぱ これから4億とかになる可能性もあるということですね。
RG もちろん!
──他にもございます。続いての魅力はこちら!
みちょぱ あれ? (レディー・ガガ)は関係あるんですか?
RG ボーン、ディスウェイ! ボ〜ン、ディスウェイ! のレディー・ガガですけども。
みちょぱ 全部歌わないでいいですよ、別に(笑)。
RG レディー・ガガは、実は「Radio Ga Ga」というクイーンの曲から取ってるんです。
みちょぱ レディオ・ガガ、レディー・ガガ、そこーっ!?
RG そっから取ってる。だから、「さらば青春の光」っていうコンビが布袋(寅泰)さんの曲から取ったみたいな。
みちょぱ わかりづらいな(笑)。
RG あと、オジンオズボーンって松竹のコンビがいますよねえ。あれも、オジー・オズボーンというヘビィメタル歌手から取った。
みちょぱ アハハ!
RG アメリカを代表する歌手がわざわざ曲から取るくらいリスペクトしてる!
──あと、ケイティ・ペリーも「今、最も影響を受けている」とフレディの名前を挙げているというね。カッコいい表現なんですけど「自分はフレディの指紋だらけだ」なんて言ってるくらいです。
みちょぱ 「指紋だらけ」、どういう意味ですか?
RG ハッハッハ! 俺もちょっと思ったけど(笑)。向こうの慣用句でしょうね。世界で活躍するトップスターの方々がクイーンの影響を受けてるということです。
──続きましては、こちらです。
──「ライブ・エイドでの伝説のステージ」。ライブ・エイドというのは今から33年前、1985年の7月13日に開かれたエチオピアの危機救済の取り組みを支援するコンサートで「20世紀最大のチャリティコンサート」と言われています。イギリスとアメリカで同時開催され、約7万2千人の観客が来ました。しかも全世界に向けて生中継され、およそ19億人の人が観たと言われているライブです。
みちょぱ 19億人!?
──数々の大物ミュージシャンが集う中で、最高の評価を受けたのがクイーンだったと言われている。
──「フレディ起死回生のパフォーマンス」とあります。
RG これ、わかりやすく言います。レコードの売上がクイーンは落ち込んでました。「クイーンは終わった」と思われてた中、出てきたら凄いパフォーマンスをやって「なんだ、やっぱクイーンすげえな!」となったんです。喩えると、「チャラ男とかいいよ」「武勇伝とかいいよ」と思われてたオリエンタルラジオが『ENGEIグランドスラム』(フジテレビ系)でPERFECT HUMANをやった時に「何、あれ!?」ってなった、あの気持ちです。
みちょぱ オリエンタルラジオさんも凄いけど、レベルがちょっとね(笑)。(クイーンは)全世界ですよね?
──規模縮小しての説明はやめてくださいよ(笑)。
みちょぱ でも、わかりやすい。どん底に下がったのに、そこから這い上がってきたということですよね?
RG 一発で這い上がったライブ!
──“過去のバンド”みたいな扱いをされてたのに。フレディの私生活の破天荒さが色々言われて崩壊寸前に追い込まれてた状況から一発で起死回生。
RG あの時、藤森慎吾も色んなフライデー報道とかで落ち込んだりしてたんだけども。
──内部側の情報やめてくださいよ。フレディの格好で来てるの忘れないでくださいね(笑)。
フレディのファッションに切り込んだ“クイーンあるある”
──クイーンの魅力、十分伝わりましたかね?
みちょぱ 全然知らないところからレベルは上がった気がします。でも、もっとあるんじゃないですか? そんなに凄い方なら。
RG 魅力を伝えるには、“あるある”を歌うしかないですねー!
──RGさん、それではさらに魅力を伝える“あるある”を歌ってもらえますか?
RG じゃあ、ボヘミアン・ラプソディに乗せて。(マスコミに向けて)ここからはフラッシュ撮影OKですよ! (スタッフに注意されて)……あ、ダメですか? まあ、『フラッシュ・ゴードン』のテーマもやってますからね。「フラッシュ! ハァーアーッ!」ってやつね。
──急に大きい声でびっくりしたじゃないですか(笑)。
RG ボヘミアン・ラプソディ、7分ありますけど待てます? じゃあ、一番盛り上がるところの30秒に締めてきたんで、そこにクイーンの“あるある”をぶち込みますよ。“クイーンあるある”、ミュージックスタート!
(ボヘミアン・ラプソディのオペラパートが流れる)
クイーンのあるある早く言いたい あるあるー あるあるー クイーンあるあるーを クイーンのあるある早く言いたいよ! (高い声で)あるあるー(低い声で)言いたいー クイーンのあるある ファンのー ファンの人からけん玉を けんだまも〜らいがち! もらいがち! けん玉もらいがっ もらいがち!
みちょぱ え?
──「ファンの人からけん玉もらいがち」ですか?
RG これ、洋楽詳しい人は「おまえ、なんで知ってんだ?」みたいになってるから。
みちょぱ ちょっと……どういうことですか? 説明してもらわないと。
RG 一回ちょっと人気がなくなりかけた時に、日本のファンの皆さんと雑誌の皆さんが「むちゃくちゃクイーンが大好きだ」と持ち上げて、日本で大流行した。クイーンのメンバーは「日本の応援のおかげで俺たち頑張れた」というくらい。クイーンが来日した時に、ファンの皆さまがけん玉を渡したんです。
みちょぱ 日本らしい物をということですか。
RG そのけん玉をフレディ・マーキュリーはず〜っとやってた。だから、「ファンからけん玉もらいがち」です。日本が好きっていう。日本が助けたと言っても過言ではないです。
RGが語るエピソードが、「ミュージックライフ」誌で行われた日本庭園でのグラビア撮影を指しているのは明らかだ。日本のファンは、確かにクイーンの4人を勇気づけた。初来日時、ファンが大挙して空港へ詰めかけ、用意された記者会見場でブライアン・メイが「正直、困惑しています。こんな歓迎を受けたのは初めてのことだったので……」と戸惑っていたのは、クイーンと日本のファンによる栄えある第一歩目だった。
──ちょっとピンと来なかったんですけど、本当に“あるある”は一つだけなんですか?
RG やっぱり、みちょぱはファッションアイコンですから、ファッションにまつわる“あるある”が一個だけあります。それ、ちょっと練習しますか?
みちょぱ 練習って、私もやるんですか?
RG もちろんです。俺がやっても使われないんでね。
みちょぱ ちょっと変な汗かいてきた(笑)。
RG 大丈夫、We Are The Championsだから! 途中まで俺が歌うから、2回目の「ウィーウィルウィーウィルロッキュー!」で“クイーンあるある”を。それでは「We Will Rock You」に乗せて本当の”クイーンあるある”、ミュージックスタート!
(「ダン、ダン、ダン!」というドラムのイントロが流れる)
RG
クイーンのあるある 早く言いたい クイーンのあるある 早く言いたい! 言いーたい! クイーンの! あるある言いたい、言いたいよ! ウィーウィルウィーウィルロッキュー!
みちょぱ
ズーボーンーがーピッチピチ!
──今おっしゃったのは?
みちょぱ 「ズボンがピチピチ」、確かにピチピチだなと思って(笑)。
RG ズボンがピチピチがちなんです。
──なら、今日はなんでこんな緩めのズボンを穿いてきたんですか(笑)。
RG 僕のここ(ウエスト)に合わすと、ここ(脚の部分)も太くなるんで。これも“あるある”です(苦笑)。
みちょぱ いやぁ、緊張しました(笑)。
RG これからファッションのイベントで“あるある”やってください。
みちょぱ いや、大丈夫ですよ。もう、一生やらないです(笑)。
“クイーンあるある”の3発目が登場
フレディの誕生日ということで、この日はフレディを祝福するケーキが用意された。「Killer Queen」をBGMにケーキを持ってきてくれたのは、フレディのリップシンクパフォーマーとして活躍中のフレイディさんだ。
フレイディ こう見えて日本人です。こうして皆さんとフレディ・マーキュリーの誕生日を一緒に祝えるなんて光栄に思います。今日はありがとうございます。
──しゃべったら、ちゃんとした普通のおじさんじゃないですか(笑)。こういう方がいるのに(RGは)よく出てきましたねえ?
RG (フレイディに)師匠! (フレイディの胸元を見て)リアル胸毛なんですね。
フレイディ 胸毛生えがち。
では、そろそろフレディの誕生日を祝してみんなで乾杯!
RG ウィーウィルウィーウィル、カンパイ!
というわけで、イベントもそろそろ終了の時間。エンディングにて登壇者2人が改めて映画についてコメントを発した。
みちょぱ フレディ・マーキュリーのことを知れて、この映画を早く観たいなと思いました。「もっと知りたい!」って。でも、“あるある”だけは物足りなさがちょっとあります(笑)。
RG “あるある”、歌い直しても大丈夫ですか?
──あるんですか? あるんなら1曲行きますか。
RG サビだけ! サビだけで。
(「We ARE The Champions」のメロディに乗せて)
クイ〜ンのあるある言いたーい クイーンあるあ〜る言うよ〜 ウィーアーザチャーンピオンズ ウィーアーザチャーンピオンズ! クイーンのあーるあーる クイーンのギターの人─ コインでギター弾きがちー!
好き放題やったRGは「ママ〜」とボヘミアン・ラプソディを歌いながら堂々と退場だ。そして、以下は囲み取材でのRGとみちょぱ。
──みちょぱさんはクイーンのことをあまり知らなかったとのことですが、どうですか。魅力は伝わりましたか?
みちょぱ 伝わりました。っていうか、曲を意外と知ってたなっていう。「この曲はクイーンが歌ってるんだ」っていうのを今日知れたので、改めてCMとかで聴いたら「クイーンの曲だ!」ってなっちゃいそうですね。
──“あるある”もコラボされましたけども。
みちょぱ 恥ずかしかったです……(笑)。
RG ハハハハハ! でも、あんな早く“あるある”ができるっていうのは相当リズム感がいいので、今後、音楽活動も期待できます(笑)。
みちょぱ どういう目線ですか(笑)。ありがとうございます。
──RGさんは“あるある”のやり直しがありましたけども。
RG いや、やり直しましたっけ(苦笑)。まあ、ずっとクイーンは聴いてきてて、さっきのは本当に“あるある”なんで。「けん玉もらいがち」も「コインで弾きがち」も両方本当なので、クイーンファンは「あいつ、わかってるな」となっていると思います。
──じゃあ、クイーンの魅力は伝わりましたかね?
RG 僕だけでは3分の1も伝わってないと思いますが(苦笑)、「映画を観たい」という気持ちには絶対なったと思います。みちょぱの“あるある”のおかげでね。
みちょぱ 「ズボン、ピチピチ」ね。
RG 「ピチピチなのか、観てみたいな」ってなるでしょうね(笑)。
みちょぱ そういうところ、チェックしちゃいますね(笑)。
確かに、早く観たい。「早く言いたい」じゃなくて「早く観たい」。もしも『ボヘミアン・ラプソディ』の応援上映が行われたならば、映画館は本当に揺れるんじゃないだろうか? クイーンは、ロック界屈指の“シンガロングしたくなるバンド”でもある。
(寺西ジャジューカ)