ONE N' ONLY   2カ月足らずでMVが252万再生の「型にはまらない」攻めのナンバーを語る

芸能事務所「スターダストプロモーション」の男性アーティストによる恵比寿学園男子部=EBiDANに所属するEBiSSHとさとり少年団の2グループが融合したONE N' ONLY。K-POPを彷彿させる攻めの楽曲とパフォーマンスで海外ファンの支持も厚い。日本国内でも地道にイベントを重ね、前作『Dark Knight』ではオリコン、ビルボード共にチャート1位を獲得。別々のグループから成るとは思えないチームワークと息の合ったパフォーマンスで新しい道を切り開いている。そんな彼らが両A面となる3rdシングル『Category / My Love』をリリース。今作について7人に話を聞く。

取材・文/坂本ゆかり 撮影/コザイリサ
編集/田上知枝(エキサイトニュース編集部)

前シングル『Dark Knight』がオリコン・ビルボード共に1位を獲得


――前回取材させていただいた『Dark Knight』は、オリコン、ビルボード共にチャート1位になりました。あめでとうございます!

全員:ありがとうございます!(パチパチ)

TETTA:ファンの皆さんにまず感謝ですよね。

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EIKU(Vocal)

――お祝いとかしたんですか?

TETTA:ダンスの先生がご褒美で焼肉に連れて行ってくれました。「好きなもの食べていいよ」って言ってくださったので、遠慮せずに結構な量を食べて(笑)。嬉しかったです。

KOHKI:えっ? 俺、行ってないんだけど。俺が知らない間に行ってたの?

REI:3組に分かれて、別々に行ったよね。

KOHKI:でも「美味しかったよね」って話も聞いてないけど。隠してたの?(笑)

――あ、そこ揉めないでください!(笑)

全員:(笑)

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TETTA(Vocal)

B型が4人でO型がいない、偏ったメンバー構成


――「Dark Knight」のようなハードな感じが、ONE N' ONLY(以下、ワンエン)を代表するカラーになりましたね。

TETTA:そうですね。「I'M SWAG」から始まって、「Dark Knight」でそういうイメージができましたよね。

――今回の新曲「Category」もサウンド的には「Dark Knight」の流れを汲んだ曲になっていますが、歌詞の内容は?

EIKU:今の時代って、何でも勝手に決めつけてしまうじゃないですか。例えば血液型で人格まで決めつけてしまったり……。そんな時代に対して、自分たちの目線で、ありのままの表現をしていくっていう想いを込めて歌っています。

――「決めつけないで」と歌っている血液型ですが、ワンエンってO型がいないんですね。しかも、NAOYAくんひとりがA型で、あとはHAYATOくんとKOHKIくんがAB型で、EIKUくん、TETTAくん、REIくん、KENSHINくんの4人がB型という、だいぶ偏った構成で。NAOYAくん、大変そう……(笑)。

NAOYA:はい、大変です。でも賑やかで、楽しいですよ(笑)。

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REI(Vocal)

――B型とAB型は、お互いにどう思っているのですか?

TETTA:B型からすると、AB型は何を考えているのかわからないんですよ。合わせ上手というか。HAYATOとKOHKIは、初めて会った人にも当たり障りなくて、ちょうどいい距離感を作れる。それが卓越していて。

KOHKI:ふふふ、なんか嬉しいな(笑)。

TETTA:ん? B型よりAB型の方が、ちょっと優位な立場になってない?

KOHKI:AB型が優位に見えるのは、B型のせいじゃなくて、EIKU、TETTA、REI、KENSHINのせいだから。お前らが悪い「らしさ」を作っちゃってる、お前らが!

TETTA:そうか、血液型にとらわれているのは自分たちだった(笑)。こういうところを壊していかないとってことですね。

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HAYATO(Rap,Dancer)

YouTubeのコメントは海外の方が多い


――今作の「Category」もラップが効いていますね。HAYATOくんとKENSHINくんのラップが確立できた気がするんですけれど。

HAYATO:そうですね。ワンエンの表題曲って、強めだから力強く声を出さないといけないんだけど、この曲に関しては、歌詞の内容も訴えなきゃいけない。だから、世の中に対する怒りみたいなのを表現するために、かなり強めな声を出しています。

KENSHIN:僕も「Dark Knight」からラップをやらせてもらってるけど、いつも僕の前を歌うHAYATOに負けないように。「俺たちは唯一無二を名乗ってる。他と一緒にするな。オリジナルを確立させるぞ」って曲だから、そういう想いを込めて歌ってます。

――二人のハードなラップのあとにくる、柔らかいTETTAくんのボーカルとの対比がすごくいいです。

TETTA:二人が強いラップで攻めてくれているからこそ、ボーカルがまた別の世界観を再現しやすくなっています。

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KENSHIN(Rap,Dancer)

――パフォーマンスはどうでしょう。

NAOYA:「Category」は、今まで以上にフォーメーションが入れ替わるので、そこが見どころなのかな? さっきEIKUが「型にはまらない」って言ったけれど、サビの振りもみんながめちゃめちゃ動くんですよ。そこが「俺らは型にはまらないぞ!」っていうメッセージになってるんじゃない? ね、HAYATO。

HAYATO:そうですね。今回も、Apeaceのヨンウクくんと一緒に振付をさせていただいたんですけど、サビは「閉じ込めないで」って歌詞をそのまま振りにしました。歌なしで見た時にも、何を伝えたいのか分かるってことをイメージしました。

――リリース前からライブで披露してますけれど、ファンの反応はどうですか?

TETTA:すごく反応いいですよ! イントロがサイレンの音で始まるんですけど、サイレンのインパクトが強いし、ステージだと照明が派手で、見ている人は鳥肌立つみたいで「キャー!」ってなるんです。その声が聞こえると、僕らも俄然やる気が増します。ライブで入り込みやすい状況を作ってくれる曲ですね。

――そしてMV が公開2カ月足らずで間もなく252万再生という早いペースで見られています。

KENSHIN:『EBiDAN THE LIVE 2019』の後に、すごく視聴数が伸びたんです。ライブを観て興味を持ってくださった方が多いのかな? それと、海外からの視聴も多いみたいで。YouTubeのコメントは海外の方が多いんです。

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KOHKI(Dancer)

7人の“これは運命”エピソード


――今回はダブルA面シングルになっていますが、もう1曲の「My Love」は「Category」とまったくタイプが違いますね。「Category」がハードで、「My Love」は爽やかなラブソングという(笑)。

TETTA:そうですね。「My Love」は、運命の積み重ねでどんどんお互いの気持ちが高まっていくという、普通の恋愛というより、The Love Storyといえるような恋愛を描いています。こんな恋愛、憧れますよね~。

――みなさんには「これって運命だ!」って思ったエピソード、ありますか?

KOHKI:EBiSSHのイベントで、ファンの子に電話をかけてもらって繋がった人の質問に答えるっていう企画をやったんです。700人のファンがいたのに、メンバー4人のうち3人が同じ人の電話に繋がったんです。その時、運命っぽい!って(笑) 。

KENSHIN:僕は、この仕事に出会ったことだなぁ。名古屋に住んでいた僕が、たまたま夏休みに東京に遊びに行って、事務所の人に声かけてもらったんです。あの時、東京に行かなかったらこの場にいないわけで。すごい偶然なんですよ。こういう仕事をしたかったし、やりがいもあるし、今、すごく楽しいです。

REI:僕も! 高校時代に漠然と芸能界に憧れていたけど、本当にできると思ってなくて。だから今、こうしていることは当たり前じゃなくて、運命なんですよね……。

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NAOYA(Dancer)

HAYATO:僕には弟がいるんですけど、最近、僕に似てきて(笑)。顔もしゃべり方もダンスもそっくり! 昔の僕かと思う。僕が3~4歳のクリスマスに「弟がほしい!」ってサンタさんに手紙を書いたんです。ど、本当に弟が生まれて。これって運命ですよね。

NAOYA:僕は今春に男子高校生2人の純愛を描いたドラマ『his~恋するつもりなんてなかった~』(メ~テレ)に出演させていただいたんですけれど、オーディションに受かったときに、「見た時から主人公はNAOYAくんと(共演の)倉悠貴くんだって思った」って言われたんです。運命的ですよね。まだしばらくは、制服を着る役をやりたいですね。チャンスがあれば、Twitterとかでめちゃめちゃ叩かれるような性格の悪い役をやってみたいな(笑)。

EIKU:僕は大好きな『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)に出れたことかな。ずっと「出たい!」ってアピールしていたので、言葉にすると叶うって、運命ですよね。

TETTA:みんな仕事の話だったけど、僕の運命は「ガリガリ君」です。小学生のころガリガリ君の当たりが出て、棒を握りしめて交換しに行ったらまた当たりで! その当たり棒を交換したら、また当たりというのが5連鎖くらいあったんです。さすがに僕が当たりばかり出したらガリガリ君の在庫が無くなっちゃうと思って、5回目 で当たり棒を捨てました。そこからです、僕が大人になったのは(笑)。

ONE N' ONLY   2カ月足らずでMVが252万再生の「型にはまらない」攻めのナンバーを語る

――(笑)。11月からは、2度目のZeppツアー『ONE N' ONLY~EBiSSH×SBC~ Zepp Tour 2019』が開催されます。

EIKU:今までのツアーでは、ONE N' ONLYだけじゃなく、EBiSSHとさとり少年団に分かれたライブも一緒にやっていたのですが、曲も増えたので、今回はONE N' ONLYだけのライブができるかなと思っています。

TETTA:リリースイベントで新しいファンの方も増えてきています。ツアーが初めてだっていうSWAG(ONE N' ONLYファン)にも楽しんでもらえるライブにします!

【フォトギャラリー】ONE N' ONLY『Category / My Love』撮り下ろし写真<計37点>



リリース情報






ライブ情報


【ONE N' ONLY~EBiSSH×SBC~ Zepp Tour 2019】
2019年11月3日(日)大阪・Zepp Osaka Bayside
2019年11月4日(月・祝)愛知・Zepp Nagoya
2019年11月24日(日)東京・Zepp DiverCity

【FREE LIVE TOUR】
2019年10月16日(水)19:00~ 東京・ららぽーと豊洲
2019年10月19日(土)12:30~ 宮城・仙台駅前 E BeanS
2019年10月20日(日)13:30~ 東京・ダイバーシティ東京プラザ

Profile
ONE N' ONLY(ワンエンオンリー)

スターダストプロモーション所属の7人組の男性グループ。メンバーはEBiSSH、さとり少年団(SBC)の2グループからの融合。

ボーカルEIKU(1999年12月19日生まれ)、TETTA(1997年11月24日生まれ)REI(1997年1月2日生まれ)。ラップ&ダンサーHAYATO(1999年9月17日生まれ)、KENSHIN(1999年7月8日生まれ)。ダンサーKOHKI(1999年1月15日生まれ)、NAOYA(1998年4月6日生まれ)からなる7人組ダンス&ボーカルユニット。

YouTube上に公開された5曲のミュージックビデオは世界各国注目され、特にアジア圏・南米・欧州からのアクセスが殺到し、合計再生回数は1000万回を突破。

2018年10月にはデビュー前にも関わらず東名阪Zeppツアーを開催し各地で大成功を収め、満を持して同年11月21日にリリースしたデビューシングル『I’M SWAG』はオリコンウィークリーランキング6位を獲得。そして、2019年5月8日にリリースした2ndシングル『Dark Knight』はオリコンウィークリーランキング1位、Billboard JAPAN HOT100 1位の2冠を達成した。


関連サイト
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