何と読む?「時雨」「凩」「氷柱」寒い寒い冬の天候漢字「米光一成の表現道場」

寒くなってきました。今回は、冬の天候に関する難読漢字!
何と読む?「時雨」
何と読む?「時雨」「凩」「氷柱」寒い寒い冬の天候漢字「米光一成の表現道場」

秋の末から冬の初めごろ、急にぱらぱらと少しだけ降る雨のこと。

さて、
「時雨」












「しぐれ」
秋の末から冬の初め、急にぱらぱらと少しだけ、狭い範囲で降る雨を「時雨」と呼ぶ。
正岡子規に「しぐるるや蒟蒻(こんにゃく)冷えて臍(へそ)の上」という句がある。


何と読む?「凩」
何と読む?「時雨」「凩」「氷柱」寒い寒い冬の天候漢字「米光一成の表現道場」

冬の訪れを告げる強く冷たい風。
さて、
「凩」












「こがらし」
木を枯らす風の意味。

寒々と吹く厳しい風だ。
冬の季語。
「秋やや老いて凩鳴りそむれば物さびしさ限りなく、冬に入りては木の葉落ち尽くして庭の面のみ見すかさるる」は、国木田独歩の「星」。

何と読む?「氷柱」
何と読む?「時雨」「凩」「氷柱」寒い寒い冬の天候漢字「米光一成の表現道場」

古くは「垂氷(たるひ)」といった。
さて、
「氷柱」












「つらら」
水の滴りが凍ったもので、軒下や岩場などから棒のように伸びた氷のこと。

「御仏の御鼻の先へつららかな」小林一茶の句。


【過去問】
何と読む?「言質」
何と読む?「時雨」「凩」「氷柱」寒い寒い冬の天候漢字「米光一成の表現道場」

→「言質」の読み方は

何と読む?「悴む」
何と読む?「時雨」「凩」「氷柱」寒い寒い冬の天候漢字「米光一成の表現道場」

→「悴む」の読み方は

何と読む?「牡丹鍋」
何と読む?「時雨」「凩」「氷柱」寒い寒い冬の天候漢字「米光一成の表現道場」

→「牡丹鍋」の読み方は

(テキスト:米光一成 タイトルデザイン/まつもとりえこ)