原作2巻『決してマネしないでください。』蛇蔵

脳内会議vs脳内会議
第4話で小爆発から飯島さん(馬場ふみか)を守ろうととっさに抱きしめてしまった掛田氏(小瀧望)。あまりのことに一旦は「仮想現実だったのでは?」と極端な結論を出しそうになるも、脳内会議を経て飯島さんとの関係が深まっていると自信をもつに至る。自信を持ち慣れていないというかなんというか、食堂で飯島さんに向かって歩いていく掛田氏はこの一瞬、自信過剰の勘違い男になっている。「やれやれ、恥ずかしがりの君の代わりに二人の距離を詰めてあげるのは今日も僕のほうだ」からの一連のセリフ、きっと脚本家(今回の担当は土屋亮一)は書いていて楽しいやつだろうなあ……。脳内会議中の掛田氏の着ているチェック柄が微妙に違うのは、演出陣の細やかな遊びだろう。
このシーンで掛田氏は500円玉をひとさし指と中指の間に挟んでかっこつけて歩いている。そういえば2話で飯島さんに近づくため、ゆで卵を大量買いして「心配です」と言われ有頂天になったときも、ゆで卵を2本の指に挟んでいた。掛田氏は何かと指に挟みがちな人なのだな。でも指がだいぶ長くないとうまく挟めなそうだ。そこは3話の手洗いシーンで小瀧の手がすらっと長くきれいなこともしっかり目撃している。思えば、手フェチ的に見どころのあるドラマだ。
声フェチのほうが、圧倒的に多いけどな?特に女子は。
なーんだ泥棒NHKか、、、