
島本理生の同名小説を三島有紀子監督が映画化、禁断の愛を描く作品『Red』がいよいよ2月21日(金)に公開される。一見、何不自由ない家庭に守られているようで、夫や姑の期待通り、人形のように空虚な暮らしを送っている主人公・塔子に夏帆、塔子がかつて愛した男・建築家の鞍田に妻夫木聡。鞍田に再会した塔子はやがて心身が解き放たれていき、ある決断に向かっていく。
塔子の夫・真に間宮祥太朗、塔子に想いを寄せる小鷹に柄本佑が出演。夏帆は、3人の男性を前に全く違った表情を見せる塔子を、時に可憐に、時に小悪魔的に演じており、スクリーンから目を離すことができなかった。妻夫木の気怠いミステリアスな眼差し、色気のある佇まいも新鮮で、40代突入を目前にした新境地の起点となりそうだ。
恋愛映画としてだけでなく、女性の生き方を問い掛けてくる映画でもある。子を持つ母親として、妻として、娘として、恋人として、役割に捉われて生きてきた塔子が殻を破り、何かを掴み取るまでの物語は、観る者の心を揺さぶることだろう。
ヘアメイク/石川奈緒記(夏帆)、勇見勝彦[THYMON Inc.](妻夫木聡)
スタイリスト/清水奈緒美(夏帆)、TAKAFUMI KAWASAKI[MILD](妻夫木聡)
編集/田上知枝(エキサイトニュース編集部)
『天然コケッコー』を観て、夏帆ちゃんは大好きだった(妻夫木)

――まずは、共演が決まった時の感想をお聞かせください。
妻夫木聡(以下、妻夫木):共演は意外にもこれまで一度もなくて、すごくうれしかったです。『天然コケッコー』という映画が大好きで、それを観て以来、夏帆ちゃんは大好きだったので。
夏帆:『天然コケッコー』のプロモーションの時に、偶然お会いしたことがあったんです。私が取材を受けているスタジオに、妻夫木さんが偶然いらっしゃると聞いたので、ご挨拶をしたのが初対面でした。
妻夫木:もうだいぶ前だよね?
夏帆:そうですね、12年ぐらい前ですかね? まだ私は高校生でしたから。妻夫木さんの作品を拝見していて、「たぶん、ご一緒することはないだろうな」と勝手に思っていたんです。

妻夫木:そう聞くとなんだか変な感じです。「ご一緒するはことない」と思ってたの?(笑)
夏帆:そうなんですよ。「なぜか?」と言われるとうまく答えられないんですけど(笑)。やはり、妻夫木さんは一方的にこちらが観ている人、というイメージが自分の中にはありました。だから今回ご一緒できると聞いた時は驚きましたし、とてもうれしかったです。
――ランクイン前にお二人でシチューを一緒に作って、お話をする時間を持たれたそうですね。
夏帆:はい。当初カレーの予定だったんですけど、妻夫木さんが今回の役のために減量されているということで、「お米を食べられないんだったら、カレー……どうしよう?」となって(笑)。それでシチューにしたんです。
妻夫木:あの時は、世間話をけっこうしたような気がするなぁ。
夏帆:そうですね。世間話とはいえ、妻夫木さんとじっくりお話させていただくのは、あの時が初めてでした。
妻夫木:夏帆ちゃんはすごく緊張してた気がする。
夏帆:緊張していました、すごく。

妻夫木:ずっと首を縦に振ってた(笑)。でも、一緒に何かを作って食べることは生きることに直結するなぁという想いがあったので、たった1日だったけど、そういう機会が得られたのは良かった気がします。料理をしている時のほうが、夏帆ちゃん、素直だったんです。
夏帆:えっ、どういうことですか?!
妻夫木:(笑)。料理を作り終わって、目の前にいて食べている時は“俺の相手をしてる夏帆ちゃん”に戻っちゃってたから。
夏帆:あはは(笑)。失礼しました。
妻夫木:料理をしている時は、たぶん気が紛れてたんだろうな、と思って。

夏帆:あの日はすごくハード・スケジュールだったんですよ。役づくりのために、朝一番でまずバッティング練習をしに行って、その後、夫・真役の間宮(祥太朗)くんと、娘役の(小吹)奈合緒ちゃんと、遊園地へ行って3人で遊んで、一緒に観覧車に乗って。その後に妻夫木さんとシチューを作るという……盛り沢山な1日だったんです。
妻夫木:でも、すごいよね。家族をさんざん作り上げた後で、それを壊すための時間を設けるなんて(笑)。すごいスケジュールだなぁ……。
夏帆:不思議な感じがする、面白い1日でした。
どこを撮られてもいいように、“鞍田として生きる”ことだけを意識した(妻夫木)
――様々な役を演じてこられたお二人ですが、パブリック・イメージである妻夫木さんの笑顔、夏帆さんの少女性を今作では封印。新しい面を観られる作品だと感じます。役についてはどう解釈して挑まれましたか?
妻夫木:解釈というよりも、僕は本当に終始塔子を愛して、突き進んでいくというだけでした。僕自身がどうあるべきとか、そんなことは最早どうでもいい、というか。とにかく塔子、ということしか僕の頭にはなかったです。

――妻夫木さんの演じる鞍田は、ミステリアスな伏し目が魅力的でした。あの表情をはじめ、すべて自然に生まれたものだったんでしょうか?
妻夫木:芝居に対するテクニックなんて全然、今回は何も考えなかったですね。とにかく塔子を愛した時の表情が出るように、そればかり考えていました。どこを撮られてもいいように、単純に“鞍田として生きる”ことだけを意識して。2020年は40歳を迎える年でもあるし、一世代上のお芝居、役回りをこれからしていくにあたって、この作品はいいきっかけにはなったのかなと思います。どっしりと落ち着いた時間を過ごして、じっくり役を演じる、というか。いい経験になりました。
――夏帆さんは、塔子という人物をどう捉えましたか?
夏帆:私は、演じていてもなんだか捉えどころがなくて、「この人、どういう人なんだろうな?」と思いながらずっと演じていましたね。全体的に、順番通りに撮っていったわけでなかった、というのもあるんですけど……塔子がどういう人なのか、自分の中でうまくつくり上げられなくて、ずっと悩んでいて。
――最終的には「何か掴んだな」というところに到達されたのでしょうか?
夏帆:どうなんですかね?(笑)。ただ、今作にはいろんな人が登場して、塔子は一緒にいる人によって違う面を見せていきます。妻夫木さんを含め3人の男性がいて、役柄もそうですけど、3人とも全然違うタイプの役者さんで。それは役へのアプローチもそうだし、お芝居の仕方もそうですし、現場の佇まいもそうですし。それに触られたのはすごく楽しかったですね。

――すごく繊細な心情が夏帆さんの表情から伝わってくる、と感じました。自然と相手によって引き出される感じでしたか?
夏帆:そうですね、引き出していただいたと感じています。脚本を読んだ時に、相手によって、母の顔、妻の顔、女の顔……といろんな面を見せていかなければならないと思い、「じゃあ、それをどうしたらいいんだろう?」と考えていたんですね。でも実際、面と向かって共演していくと、相手の方が変わるとこんなにも現場の雰囲気が変わるんだと驚くぐらい、自分の心持ちも変わったんです。今回はスケジュールの関係上、妻夫木さんのところはまとめて撮って、その後に真とのシーンというふうに完全に別れていたんです。だから本当に別作品を撮っているぐらい違って、いろんな世界がありましたね。
――母親役を演じる上で、参考にされたのはどんなことですか?
夏帆:やはり、子どもを産むということは女性にとって本当に大きな出来事だと思うんですよね。心も体も自分の意図しないところでも変わっていくし、自分にとって未知の世界で、それは想像していくしかない。あとは、娘役の奈合緒ちゃんと一緒に過ごして、どういう感情が自分の中で芽生えるか。そこは手探りで演じていました。
妻夫木さんは役と素を行き来している感じがした(夏帆)

――共演を経て、シチュー作りの段階と比べてお互いの印象が変わった部分、新たな発見があればお聞きしたいです。
妻夫木:夏帆ちゃんはとても強い子、ですね。ただ気が強いだけの人はいっぱいいると思うんですけど、弱さを見せられる人は強い人だと僕は思うんです。そういうところが好きでしたね。
夏帆:今回は私、全部出していましたからね。「すみません! 助けてください!」みたいな(笑)。基本的に思っていることは全部表に出てしまうので、悩んでいたら全身で悩んでいるし、隠しているつもりでも出てしまう、というのはあるんですけど。でも今回はもう、「悩んでます!!」っていう(笑)。強がって隠すよりは、今の自分を全部出そうとは思っていました。
妻夫木:なかなかそういう覚悟って持てないから。それを持てる女優さんはすごく稀有だ、と僕は思います。
――妻夫木さんの印象はどう変わりましたか?
夏帆:妻夫木さんは、現場では、カメラが回っていない場面でもどこか役を身にまとってその場にいらっしゃる方だな、という印象があって。それはシチューを作った時、すでに感じていて、私はすごく焦ったんです(笑)。「妻夫木さん自身は一体どういう人なんだろう?」というのは撮影が終わった今、思います。
妻夫木:(笑)。

――シチュー作りの時、すでに鞍田さん風だったんですか?
夏帆:はい、どこかそんな雰囲気があったんです。
妻夫木:全然、意識はしていなかったんですけどね。
夏帆:建設事務所に行ったのってその前でしたっけ? 後でしたっけ?
妻夫木:あ、その前だ。
夏帆:そうでした。その時私もう、妻夫木さんに話しかけられなくて。
妻夫木:全然目を合わせてくれないんですよ、隣同士で(芝居を)やってたのに。
夏帆:そんなことないですよ!(笑) もう私、「あ、すいません……どうしよう?!」と焦っていたんです。妻夫木さんはそんなふうに、常に役というものが近くにある方だな、と感じましたね。

妻夫木:この先もずっと夏帆ちゃんの前では鞍田になっちゃうのかもしれないですね(笑)。たしかに、いつもと違う自分になってしまう感じがあります。もう今更、素を見せられないです(笑)。
夏帆:でも、お話している時たまに「あ、これはきっと妻夫木さんなんだろうなぁ」と思う時は多々ありました。
妻夫木:多々あったんだ(笑)。
夏帆:(役と素を)行き来している感じがしましたね。
恋愛映画だけど、塔子という女性の生き方を描いた作品だと感じる(夏帆)

――胸に突き刺さるようなセリフ、シーンの多い映画でした。真との会話は印象的でしたが、ご自身としてはいかがでしたか?
夏帆:たしかに電話ボックスでの真とのやり取りは……本来なら、録音した声を流してお芝居することが多いのに、あの時は実際に間宮くんが東京から電話を繋げて相手をしてくださって、ありがたかったです。
――あの時の真のセリフをどう受け止めましたか?
夏帆:電話の後、塔子は(結婚)指輪を(外して)置いていますからね。実際には撮影の序盤で撮っていて、すごく悩んだシーンでもありました。「どこまで感情的になるのか?」「どういうテンションで言うのか?」って。しかも、間宮くんと初めてお芝居するところだったので。
――状況によってはうれしく聞こえるような言葉なのに、実際には、指輪を置いていく決断をさせてしまうセリフで。重要な瞬間でしたよね。
夏帆:真っ直ぐなことを真に言われて、でも、自分はそれに応えられないわけですからね……後ろめたさもあるし、「やっぱり応えられない」というのもあるし。

――妻夫木さんにとって印象的なセリフ、場面と言いますと?
妻夫木:塔子と2人で家の模型を作った、その窓からはどんな景色が見えるんだろうね? という会話かな。外からどういう目で自分は見られているかということばかりを意識せざるをえなかった塔子が、外に目を向け始めた、というか。家を自分自身と譬えて、ようやく自分の居場所を見つけた塔子には、何が見えるんだろうね? って。いろんな意味を込めて言ったんだろうなと思うし、そこに込められた鞍田の想い、ですよね。
――「どれだけ惚れて、死んでいけるかじゃないの?」という、塔子の母親の強烈なセリフがあります。
夏帆:すごいセリフですよね(笑)。
――強く印象に残っているのですが、そのように命懸けで人を愛する様を描いた、濃密な恋愛映画を世に送り出すことの意味、問い掛けたいのはどんなことですか?
妻夫木:そうですね……別に助長したくて作っているわけでもないんですけど、社会的には認めてもらえないようなことをしていても許せてしまう“何か”があって。その想いとは何なのか?と言ったら、たぶん、鞍田の存在によって“生”を感じられる、ということだと思うんです。死んだように生きている、という感覚がもしかしたら多くなっている世の中なのかもしれないけど、「生きてるって、こんなに喜びや悲しみやいろんな感情に満ち溢れたものなんだ」と気付かせてくれる。そういう作品になっていると思います。

夏帆:もちろん恋愛映画ではあるんですけど、「塔子という女性の生き方を描いた作品だな」と私は感じて。それは、撮っている時よりも台本を読んでいる時よりも、出来上がった作品を観た時にそう感じたんですね。もちろん人生の中にはいろんなことがあって、恋愛もあれば、仕事、社会との繋がりもあって、家庭もあって。じゃあそこで塔子は何を選んでいくのか? どう生きていくのか? 観てくださる方にも、そこからいろいろ感じていただけたらいいな、と思います。
――最後に、この作品を通して、女性の生き方について感じたこと、気付いたことなどがあればお聞かせください。
夏帆:やっぱり、何かを選んでいかなければいけないんだろうな、というのは今私もすごく感じることなんですよね。例えば、もし結婚して子どもが生まれたら、「きっと今みたいに自由に仕事ができなくなるんだろうな」とか、そういうことを考えますし。じゃあ、自分は何を選んでいったらより自分の人生が豊かになるんだろう? って。ずっと自分を抑え込んで生きてきた彼女が、最後に自分の手で大きな決断をした、ということにすごく意味があるんだろうな、と思いました。


――妻夫木さんは、女性の生き方という視点で、どう思われましたか?
妻夫木:うーん……本音をぶつけてほしいですよね、男性としては。母性から来ているものなのか、女性はどうしても我慢するところがあると思うし、いろんなことを抱えて生きていると思うんです。(男性を)立ててくれるわけですし。でも、やっぱりぶつけてくれないと分からないことはあるから、恐れずにぶつけてほしいです。鞍田みたいな究極の愛になると、(塔子が)何をしている姿にもかわいさを感じたり、「好きだなぁ」とか、いとしさを感じたりしてしまうんです。だからわざと怒らせてみたり、泣かせてみたり、喜ぶことだけじゃなくていろんな顔を見たくなっちゃったりするんです。だから、そういう相手だと信じて、ぶつけてみてもらえればいいかな? と思います。
プレゼント応募要項
映画『Red』の公開を記念して、夏帆と妻夫木聡の直筆サイン入りチェキを抽選で1名様にプレゼントいたします。
応募方法は下記の通り。
(1)エキサイトニュース(@ExciteJapan)の公式ツイッターをフォロー
(2)下記ツイートをリツイート
応募受付期間:2020年2月14日(金)~2月28日(金)まで
2月21日に公開される、禁断の愛を描く映画『#Red』で初共演を果たす #夏帆 と #妻夫木聡 の直筆サイン入りチェキを1名様にプレゼント!
— エキサイトニュース (@ExciteJapan) February 14, 2020
【応募方法】
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【締め切り】
2月28日(金)
▼インタビューhttps://t.co/I75LIma6pN pic.twitter.com/w3TR4ACql8
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(エキサイトニュース編集部)
作品情報
『Red』
2月21日(金)全国公開

出演:夏帆、妻夫木聡、柄本 佑、間宮祥太朗
監督:三島有紀子
原作:島本理生『Red』(中公文庫)
脚本:池田千尋、三島有紀子
配給:日活
(c)2020『Red』製作委員会
公式サイト:http://redmovie.jp
ストーリー
大雪の夜、車を走らせる男と女。
先が見えない一夜の道行きは、ふたりの関係そのものだった。
誰もがうらやむ夫、かわいい娘、“何も問題のない生活”を過ごしていた、はずだった塔子。
10年ぶりに、かつて愛した男・鞍田に再会する。
鞍田は、ずっと行き場のなかった塔子の気持ちを、少しずつ、少しずつほどいていく……。
しかし、鞍田には“秘密”があった。
現在と過去が交錯しながら向かう先の、誰も想像しなかった塔子の“決断”とは――。
1991年6月30日生まれ、東京都出身。07年に『天然コケッコー』(山下敦弘監督)映画初出演にして、第32回報知映画賞新人賞、第31回日本アカデミー賞新人俳優賞、第29回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞に輝く。また、08年には『うた魂♪』(田中誠監督)などで第21回日刊スポーツ映画大賞新人賞を、15年出演の『海街diary』(是枝裕和監督)では第39回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。近年の主な出演作に、『箱入り息子の恋』(13/市井昌秀監督)、『ピンクとグレー』(16/行定勲監督)、『22年目の告白-私が殺人犯です-』(17/入江悠監督)、『予兆 散歩する侵略者 劇場版』(17/黒沢清監督)、『伊藤くん A to E』 (18/廣木隆一監督)、『友罪』(18/瀬々敬久監督)、『きばいやんせ!私』(19/武正晴監督)、『ブルーアワーにぶっ飛ばす』(19/箱田優子監督)などがある。公開待機作に『架空OL日記』(2020年2月28日公開/住田崇監督)、『喜劇 愛妻物語』(2020年公開/足立紳監督)。
オフィシャルサイト
1980年12月13日生まれ、福岡県出身。『ウォーターボーイズ』(01/矢口史靖監督)で映画初主演。同作にて第25回日本アカデミー賞新人俳優賞と優秀主演男優賞を受賞。その後『ジョゼと虎と魚たち』(03/犬童一心監督)で第77回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞、『悪人』(10/李相日監督)で第34回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、『怒り』(16/李相日監督)で第40回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞など、数々の賞に輝く。09年にはNHK大河ドラマ「天地人」に主演。近年の主な出演作に、『ミュージアム』(16/大友啓史監督)、『愚行録』(17/石川慶監督)、『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』(17/大根仁監督)、『来る』(18/中島哲也監督)、『パラダイス・ネクスト』(19/半野喜弘監督)、『決算!忠臣蔵』(19 /中村義洋監督)など。公開待機作に、『一度も撃ってません』(4月24日公開/阪本順治監督)、『浅田家!』(2020年10月2日公開/中野量太監督)。
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