【NiziU】崖っぷちからメンバー入り ニジプロのシンデレラガール「マユカ」<略歴・キャラ分析>
左上から時計回りに、アヤカ、ミイヒ、マユカ、リマ、リク、リオ、ニナ、マヤ、マコ

奇跡の逆転劇を起こしメンバー入り

プレデビュー曲「Make you happy」の“縄跳びダンス”が爆発的な人気を巻き起こしている NiziU(ニジュー)。TikTokではNiziU公式でメンバー各人が縄跳びダンスを披露し、「#NAWATOBIdance」チャレンジとして拡散中。なんと事務所の先輩TWICEミナもチャレンジに参加している。


【レビュー】NiziU「気付き」と「成長」をもたらせるJ.Y. Parkの名言で振り返るメンバー紹介

NiziUは、世界で活躍するガールズグループを育成するために、日本のソニーミュージックと韓国のJYPエンターテインメント(以下、JYPエンタ)が開催したグローバル・オーディション『Nizi Project』から誕生した、マコ、リオ、マヤ、リク、アヤカ、マユカ、リマ、ミイヒ、ニナの9人からなるガールズグループ。6月30日に公開されたプレデビュー曲「Make you happy」のミュージックビデオが、公開開始25日後で6000万回再生という驚異の数字をたたきだし、デビュー前から話題をさらっている。

その『Nizi Project』で予選時、脱落寸前でクリア、晴れてメンバーになった大逆転シンデレラガールが、マユカだ。マユカは、京都府出身の16歳。1万人超が参加した地域オーディションでは、どうにか保留から26名の東京合宿メンバーに選ばれた。その東京合宿では、ダンス21位、ボーカル24位と下位をうろうろしていたが、最後の最後、ショーケースで奇跡の逆転劇を起こした。



「ダンス」「ボーカル」「スター性」を見たこれまでのテストで、合格の証、キューブをひとつも手にできていないマユカは、最終のショーケースでITZYの「DALLA DALLA」をパフォーマンス。

総合プロデューサー、J.Y. Parkの総評で、「5人の中で、マユカさんが一番目に入ってきました。キューブを1個もあげていないのに、まるでキューブを全部獲得した人のように、明るく、自信を持って、楽しそうにやっている。“上手くやらなきゃ!”と力が入った状態ではなく、楽しんでいた。ボーカル評価でもダンス評価でも下手ではなかったけれど、迷ったあげくキューブをあげなかった。今日は最高の実力というわけではないけれど、態度と心構えが、良いパフォーマンスを生みました」と、その場で「ダンス」「ボーカル」「スター性」3個のキューブを渡されるというドラマチックな展開を生み、この逆転劇で、ギリギリ通過の13位で韓国合宿行きを決めることができた。


努力を重ねてついにデビューへ

韓国での練習中に、「自信持って! もっと上手くできるから」とトレーナーに励まされるマユカ。「Like This」(Wonder Girls)で臨んだ個人レベルテストのどこか自信のないパフォーマンスに、J.Y. Parkは「皆さんのために豪華なステージを作ったのは、プロの歌手としてどのように見えるのかイメージするためです。マユカさんはこのステージに馴染んでいません。それは、マユカさんがまだ自分自身をアマチュアだと思っているからだと思います」と手厳しい指摘を浴びせる。

そして、「今日も、ダンスも歌も下手ではなった。しかし僕が期待する、スターとしての自信が見えなかったし、その自信のなさがダンスと歌を小さく見せてしまった。今度ステージに立つときは、自分が世界で一番のスターだと思いながらやってほしいです」と、スターになるための心構えの重要性を説いた。


チームミッションでは、ミイヒチームと対決。まとまりのなかったマユカたち“Seaside Fairies”チームだが、本番1週間前に4人で率直な意見を出し合い、「合わせどころ」を調整。

団結した状態でパフォーマンスした「Dance The Night Away -Japanese ver.-」(TWICE)で、「各人が自分の役割を完璧に果たし、チームとして惜しいところが1つもない」と、J.Y. Parkがチームワークを絶賛した。

マユカ自身にも、「マユカさんは目の前の人を笑顔にする力があります。今日もこのステージを走り回りながら、心から幸せに笑って踊って歌って、見ている僕を笑顔にしました。今日のヘアスタイル、衣装も妖精みたい」と韓国合宿で初めての称賛を与えた。


【NiziU】崖っぷちからメンバー入り ニジプロのシンデレラガール「マユカ」<略歴・キャラ分析>
日本では2PMやTWICEを世界的に成功させたプロデューサーとして知られるJ.Y. Park

ファイナルステージ直前のチームバトルでは、マコ、リクらと5人組“2K5”として、2PMの「Heartbeat」をパフォーマンス。サプライズレッスンに現れたJ.Y. Parkに、「今、足りないところは特にない。なのに特別上手に見えないのが問題です。自分のパートでは、自分をキラキラと輝かせてほしい。“最高の私を見せてあげる”と思ったときに、特別な何かが生まれるはずです」とアドバイスを受けたマユカ。

迎えた本番では、冒頭のラップパートで見ている者のハートをグッとつかみ、「今日歌が一番上手だったのはマユカさんでした。
今まではもどかしかった。優しい性格なのはとても重要だし良いことですが、ステージでどんな曲をやっても優しい子にしか見えなかったのが、惜しいところでした。今日は歌うときも踊るときも、全部自信に溢れていました」
と高評価を得て、これまでの最上位、個人順位3位を獲得した。

ファイナルステージでは、マヤ、リマ、ミイヒ、ニナ、リクと“マヤチーム”に所属。ノリノリで「Make you happy」を見ていたJ.Y. Parkは、「ダンスを心から楽しんで踊っていてよかったですし、歌も安定していて上手でした。特に良かったのは、ラップ。
マユカさんにここまでのリズム感があるとは思いませんでした」
とマユカを褒め、チームには、「短期間でここまでのパフォーマンスを見せてくれたことに感謝したいくらい上手でした」と称賛した。

「みんながいたから頑張れた。『Nizi Project』メンバーは、第2の家族。12人全員でデビューしたい」と語っていたマユカだが、最終順位発表直前に、デビューメンバー9人、グループ名はNiziUということが告げられる。どんどん上位メンバーが発表されていき、不安が募っていくマユカ。ついに名前を呼ばれると、その瞬間に涙がこぼれる。
【NiziU】崖っぷちからメンバー入り ニジプロのシンデレラガール「マユカ」<略歴・キャラ分析>
J.Y. Parkから足りなかった2つのキューブを手渡され、何よりも「人柄」を重視しているJYPエンタにおいて、「マユカさんはマコさんと一緒に、トレーナーとスタッフの人柄評価で最高点をとりました」という嬉しい知らせも受け取った。

マユカは最後に、「予選では保留からギリギリ東京合宿に行くことができて、東京合宿でも本当に最後の最後ギリギリで韓国に来ることができて、今日もこうやって最後にデビューすることができて本当に嬉しいです。今まで応援してくれた親や家族、友達に恩返ししたい」と感謝を伝えた。

崖っぷちから努力を重ねてデビューをつかんだシンデレラガール。その優しさと頑張りで、NiziUを支えるメンバーになってくれることを期待したい。
(坂本ゆかり)

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