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嵐の軌跡をたどる特集「嵐、5つの光」(1)
「毎日どこかに、嵐がいた。」――12月26日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)の放送時間帯に、一夜限りのテレビCM「嵐へ贈る30秒」が放送された。嵐と13の企業による共同プロジェクト「HELLO NEW DREAM. PROJECT」によるもので、現在YouTubeでも公開されている。前述の言葉はCMの冒頭に表示され、嵐の人気や存在感を表すのにぴったりの言葉だ。【特集「嵐、5つの光」DAY 2】個性豊かな5人が番組の魅力を引き上げる バラエティ出演の軌跡
2020年12月31日で活動を休止する嵐。1999年11月3日にデビューし、今年で21周年を迎えた。Jr.時代や結成当初からずっと応援を続けてきたファンもいれば、何かをきっかけにある日突然ファンになった落雷型のファンもいるだろう。
一方、熱狂的なファンとまでは呼べないけれど、メンバーが出演したドラマやバラエティ番組が好き、嵐の歌は歌える人などと、“好き”な気持ちは様々だ。
エキレビ!では、嵐特集として、5回に渡って嵐の軌跡をたどりながら、嵐のメンバーを様々な角度から紹介していく。第一回目は嵐のユニットについて。
知ればさらに楽しくなる嵐のユニット
嵐というグループがありながら、ユニットがあるの? と思うかもしれないが、メンバーでペアやトリオを組んだ楽曲に由来するものもあれば、ファンの間で生み出された呼称と様々だ。■山
大野智、櫻井翔。嵐の中では年長者の二人。グループ名「嵐」の上にある山かんむりをあてた。
■風
二宮和也、相葉雅紀、松本潤。年上の「山」に対して、年長者二人を除いた3人だからつくりの「風」。
■にのあい
二宮和也、相葉雅紀。ジャニーズJr.時代は総武線メイトだったことから「総武線」と呼ばれたことも。アルバム『「untitled」』では「UB」という曲を歌っている。
■翔ニノ
二宮和也、櫻井翔。または「磁石」。イニシャルがNとSであることから磁石になぞらえて呼ばれた。ファン発祥だというからそのネーミングセンスの高さに驚く。
■櫻葉
櫻井翔、相葉雅紀。1982年1月25日生まれの櫻井と、1982年12月24日生まれの相葉雅紀は、一カ月だけ同い年の期間がある。音楽番組ではイチャつく場面もあるので油断ならない。
■翔潤
櫻井翔、松本潤。名前に由来する。
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他にも、ドラマつながりで、
■やまたろ
二宮和也、櫻井翔。2007年放送のドラマ『山田太郎ものがたり』(TBS系)で共演したことに由来する。
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■天然
大野智、相葉雅紀。「癒しコンビ」とも。見ての通り、ほんわかとした雰囲気から。
■末ズ
二宮和也、松本潤。グループで年下の二人。
■じいまご
大野智、松本潤。最年長と最年少のコンビ。嵐に端を発したのだろう、「末ズ」「じいまご」は他のグループでも使われている。
■モデルズ
相葉雅紀、松本潤。
■大宮SK
大野智、二宮和也。2002年12月28日結成の隙間産業アイドルユニット。『アラフェス2020』で8年ぶりに復活させたり、先日の『嵐にしやがれ』でも大野が罰ゲームとして宴会芸を披露したことで大宮SKを想像したファンも多数、トレンド入りするほどの話題に。
また、Wikipediaページが作られるほどの人気…中毒性が高いユニット。活動と系譜は読み応えがあるのでご一読を。
5人の様々な組み合わせから誕生したユニット。紹介しきれないほどのユニットが生み出され(見出され)、時代や状況に応じて呼び名が変わるところやファンの目の付けどころも面白い。
ユニットごとに特色や2人(3人)にしか出せない特有の雰囲気があるので、楽曲やコンサート映像も、観るべきポイントがぐんと増える。
ここまで様々な呼び名で親しまれてきたグループも珍しく、幾通りもの…というよりは無限に見どころがあり、嵐が長くたくさんの人に愛されてきたのは、ユニットもその理由の一つと言えそうだ。
第二回はメンバーのバラエティ番組での活躍についてレビューする。
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柚月裕実
Web編集/ライター。ジャニヲタ。アイドルがサングラスを外しただけでも泣く涙腺ゆるめな30代。主にKAT-TUNとNEWSですが、もはや事務所担。
@hiromin2013