中島健人、2作連続パク・ソジュン主演作リメイクで主演『彼女はキレイだった』のツンデレ&胸キュン待ち
画像出典:Amazon.co.jp(左:彼女はキレイだった、右:ミッドナイト・ランナー

中島健人、2作連続でパク・ソジュン主演作リメイクに出演

7月期ドラマで、中島健人×小芝風花主演の『彼女はキレイだった』がスタートした。この作品は、『梨泰院クラス』(2020年)で日本でも人気のパク・ソジュンが2015年に主演したラブコメディのリメイク作。中島健人は偶然にも、昨年の『未満警察 ミッドナイトランナー』に続くパク・ソジュン主演作のリメイクへの出演となる。
これを機に、中島健人が演じた2作をオリジナルと比較しながら紹介しよう。

【関連レビュー】Sexy Zone中島健人、女性の太ももに唇をあて…『an・an』愛とSEX特集で大胆ショット

彼女はキレイだった

韓国版は2015年放送。MBC演技大賞で10冠に輝いた大ヒットラブコメ。パク・ソジュンは2014年に出演した『魔女の恋愛』での年下男子役でブレイクし、本作のツンデレ上司役でMBC演技大賞優秀演技賞、人気賞などを受賞し、人気を確固たるものにした。

ヒロインのヘジン(ファン・ジョンウム)はボサボサヘアの冴えない容姿で、何をするにも冷遇され就職活動も上手くいかない。ある日、小学校時代の初恋の男の子、ソンジュン(パク・ソジュン)から「会いたい」というメールを受け取る。

太っちょでいじめられっ子だったソンジュンは、アメリカに引っ越して離れ離れに。
しかし15年ぶりにヘジンの前に現れた彼は、高身長でバリッとしたスーツを着こなすイケメンに変身していた。

ヘジンはといえば、子ども時代は成績優秀でモテモテの美少女だったのに、その後は転落の一途をたどり残念女子に。気後れしたヘジンは、スタイル抜群の美人の親友のハリ(コ・ジュニ)を身代わりに仕立て上げた。

再会のピンチを乗り越え、どうにかファッション誌編集部の職を得たヘジンだったが、そこにNY本社からテコ入れでやってきたキレ者の副編集長が、なんとソンジュン! 初恋相手がヘジンだと知らないソンジュンは、ドジっ子ヘジンに冷たくあたる。そんなヘジンと距離を詰めていくのは、編集部イチの変わり者シニョク(チェ・シウォン)。一方、ソンジュンは偽ヘジンのハリとイイ感じに……。


中島健人、2作連続パク・ソジュン主演作リメイクで主演『彼女はキレイだった』のツンデレ&胸キュン待ち
画像出典:Amazon.co.jp(彼女はキレイだった

中島健人の演じる長谷部宗介が、パク・ソジュンが演じたソンジュン役。ヘジン役は小芝風花が演じている。まだスタートしたばかりの日本版だが、設定やキャストの外見も、かなり韓国版を忠実に再現している。敏腕編集者・中島健人のスーツ姿、小芝風花のぼさぼさ頭、そしてLiLiCo演じる編集長のキレっぷりはなかなかのもの。

今後期待したいのは、中島ケンティのツンデレぶりと、この先に巻き起こる、胸キュン事態だ。「キス職人」という別名を持つパク・ソジュンだけに、韓国版には5回のキスシーンがある。
特にヘジンにフードをかぶせて引き寄せキスする13話、15話の激しい壁ドンキスにはニヤニヤ間違いナシ。ケンティと小芝風花の美しいキスシーンがあることにも期待したい。

主演の2人に加えて、回が進むにつれ韓国版で人気が高まったキャラクターが、SUPER JUNIORのチェ・シウォンが演じたシニョクだ。無精ひげで大型バイクを乗り回す破天荒な謎多き男だが、落ち込むヘジンを元気づけてくれるヒーローのような存在に。しかも彼には大きな秘密も……。このシニョクを演じるのが、ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』で脚光をあびた赤楚衛二


シニョクの名場面は、なんといっても「たくあん」だ。韓国料理の屋台や面料理屋では、日本と同じような黄色いたくあんが出てくるが、シニョクはたくあんを舌の上に乗せておどけて見せる。シニョクが気になっていくヘジンは、たくあんを見るとシニョクを思い出すようになるのだが、14話のカニを食べながらヘジンが投げたたくあんをシニョクが舌で受け止めるシーンは必見。果たして赤楚衛二に「たくあん」的存在があるのか、そしてシニョクのような人気キャラになっていくのかが気になる。

パク・ソジュンが『彼女はキレイだった』に出演したのが27歳のとき。現在の中島健人と同じ年だ。
そういう観点からふたりを比較してみるのもおもしろいかもしれない。


ミッドナイトランナー

中島健人が昨年、平野紫耀(King & Prince)とのW主演で話題になった連続ドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(2020年)も、パク・ソジュン、カン・ハヌルのW主演映画『ミッドナイトランナー』(2017年)のリメイク作。中島健人は、2作連続で韓国作品のリメイクに出演。

映画『ミッドナイトランナー』の舞台は警察大学。体が先に動く行動派ギジュン(パク・ソジュン)と理論重視の頭脳派ヒヨル(カン・ハヌル)は、共に警察官を目指す親友。外出先で偶然に女性の拉致事件を目撃し警察に通報するが、別の事件を追っている警察が積極的に捜査をしてくれない。学校で学んだ経験上、女性の命の危険を察した二人はバディを組み、独自の調査を開始する。


日本版では、中島健人が頭脳派のカン・ハヌルの役、平野紫耀が行動派のパク・ソジュンの役を演じたが、中島ケンティのメガネ姿が印象的だった。

中島健人、2作連続パク・ソジュン主演作リメイクで主演『彼女はキレイだった』のツンデレ&胸キュン待ち
画像出典:Amazon.co.jp(未満警察 ミッドナイトランナー

韓国版映画ではひとつの事件を追っているが、日本版はドラマということもあり、二人がさまざまな事件に巻き込まれていく。また、警察学校教官の及川蘭子(吉瀬美智子)、片野坂譲(伊勢谷友介)、そして刑事の柳田晋平(原田泰造)など、二人を取り巻く人々の人間模様も丁寧に描かれている。さらに、真木よう子、上白石萌音、長谷川京子など事件ごとに豪華なゲストが出演するのも見どころに。映画の拉致事件エピソードは、ドラマでは上白石萌音が出演した2話、3話に用いられている。ドラマ版の最後には、衝撃的な事件も!

中島健人とパク・ソジュンという日韓のスター俳優の作品を見比べてみるのも楽しい。
(坂本ゆかり)

【関連レビュー】中島健人、女性の太ももに唇をあて…『an・an』愛とSEX特集で大胆ショット
【関連レビュー】「長谷部宗介 誰」デキるビジネスマンは中島健人の友人らしい
【関連レビュー】菊池風磨、黒柳徹子にまさかの“セクシーサンキュー”

パク・ソジュン×ファン・ジョンウム『彼女はキレイだった』をPrime Videoで観る<30日間無料>
中島健人×小芝風花『彼女はキレイだった』をPrime Videoで観る<レンタル>
パク・ソジュン×カン・ハヌル『ミッドナイト・ランナー』をPrime Videoで観る<30日間無料>
中島健人×平野紫耀『未満警察 ミッドナイトランナー』をHuluで観る<2週間無料>





番組情報

カンテレ フジテレビ系
『彼女はキレイだった』
毎週火曜よる9時
出演:中島健人 小芝風花
赤楚衛二 佐久間由衣
高橋優斗 宇垣美里 寒川綾奈 村瀬紗英 山田桃子
LiLiCo 木村祐一 菅原大吉
本多力 片瀬那奈

原作:「彼女はキレイだった」(MBC/脚本:チョ・ソンヒ)
脚本:清水友佳子 三浦希紗
音楽:橋本由香利
主題歌:Sexy Zone「夏のハイドレンジア」(Top J Records)
オープニング曲:Awesome City Club「夏の午後はコバルト」(cutting edge)
演出:紙谷楓 木下高男 松田祐輔
プロデューサー:萩原崇 芳川茜 渋谷英史
制作:カンテレ 共同テレビ

公式サイト:https://www.ktv.jp/kanokire/


Writer

坂本ゆかり


レコード会社の制作・宣伝、Webメディアの編集長を経てライターに。女性誌、Webなどで主にアーティストのインタビューを担当

関連サイト
@skmt_0127