※本文にはネタバレがあります

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『武士スタント逢坂くん!』「かたじけない!!!」素っ裸で泣いてわびる逢坂(濱田祟裕)が愛しい第4話
イラスト/おうか

チーム宮上が良い感じ『武士スタント逢坂くん!』第4話

7月26日からスタートしたシンドラ『武士スタント逢坂くん!』(日本テレビ系)。原作はヨコヤマノブオ『武士スタント逢坂くん!』(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)。江戸時代からタイムスリップしてきた逢坂総司郎(濱田祟裕/ジャニーズWEST)、第4話では、冒頭から「えーーーーー! えっえっ!」と叫ぶ逢坂の姿があった。


【前話レビュー】『武士スタント逢坂くん!』ピュアで一生懸命な逢坂につぶらな瞳のチワワ。可愛いが渋滞

週刊連載を抱える宮上裕樹先生(今井隆文)。アシスタントの緋村清人(森本慎太郎/SixTONES)瀬戸水緒(長井短)、そして逢坂くんを引き連れて束の間の休息。

半日以上進んでいる進捗状況に、余裕の表情。緋村が「丹内さんも呼べば良かったですね」と宮上先生の担当編集・丹内あたり(久保田紗友)の名前を出すと、「お! いまから呼んじゃう~?」と宮上先生。「丹内殿がっっ!」表情がぱぁぁっと明るくなった逢坂。
でも忙しそうだからと連絡するのを止めた途端、「えーーーーー! えっえっ!」。わかりやすすぎる逢坂くん。驚き方にも滲み出るピュアさよ。

イタリアンレストランでランチをすることになった一行。ひたすら文字が並ぶパスタのメニューと格闘する。緋村が一つひとつメニューを読み上げてくれたが、遠慮する逢坂。
想像力でペペロンチーノ、ゴルゴンゾーラを想像してみる。

「ペペロン…」とつぶやいて想像したのは、ペペろんちぃの茂助。「土壇場で逃げ出す小者がごとし類とみた」と勝てそうな相手だった。続いてゴルゴンゾーラからは、逢坂と似たような体格の悟流権憎羅宗則政親なる人物を。剣を持ち、目力のある強い男性像を描いてゾクゾクしていた。想像力豊かな逢坂。
良い面もあるのだろうが、これはこれで大変なこともありそうだ。

パスタを待つ間、語感から人物を描いてみせた逢坂くん。宮上先生は「まだまだだな~」「そんなんじゃ強いってことすら伝わらないよ」。強い人だって優しい表情を浮かべるときがある、丹内を例に、優しい表情は逢坂の記憶にすぎない、怒った表情をみせるときもあると、宮上先生が人物を描く上での大切なことを教えてくれた。丹内殿の話題になるとちょっと小鼻が膨らむ逢坂くん。

「逢坂君はもっと人と触れ合った方がいいね」観察眼を磨くように言われると、急に椅子の上に立ち上がり、「情けなし!」「逢坂、いまから街へ出て人と触れ合い、答えを探してまいりまする」と宣言。
「このままでは悟流権憎羅(ゴルゴンゾーラ)に相まみえる資格なし! ごめん!」と、逢坂の漫画魂に火がついてしまった。

女子高生2人組に声をかけ、「触れあってはくださらぬか」と両手を差し出す。ちょんまげ姿で急に距離を詰めてくるお兄さん……。これではタダの怪し気なナンパ師である。続いて電話中のサラリーマン、小さな子どもに笑顔をみせるも不審者扱いされてしまう。そこへ転倒したおばあさんをみつけ、すぐに駆け助けた逢坂。
「助かったよ、どうもありがとう」おばあさんの笑顔に丹内殿の笑顔を重ねた。

次々と人を助けたり、子どもと遊んだりしながら人との触れ合いを通して手ごたえを感じた様子の逢坂。今度は立場が逆転。子どもと触れあう逢坂たちの頭上にはしごが倒れそうになると、悟流権憎羅宗則政親っぽい奴が助けてくれた。そこでお近づきになったのはいいがーー。



緋村が奮闘!

一方、逢坂の見張り番を任された緋村。逢坂の思うがままにさせようという宮上先生の愛情が嬉しい。
緋村は尾行して建物の影から逢坂の動向を見守った。第3話のような、公園から脱走、チワワを探してエレベーター内にアート描いちゃう事件が起きたばかり。先生もアシスタントも逢坂への接し方を学んだようだ。

相手を助け、自分に向けられた笑顔に手ごたえを感じた逢坂。今度は反対に自分を助けてくれた悟流権憎羅宗則政親っぽい奴こと、慶太(山口大地)にお礼を伝えた。

実は悪いことを企んでいる慶太。おだてにひょいとのってしまった逢坂。「あなただけに」と、誘われるがまま、警戒した様子もなく罠にひっかかってしまった。ベタに壺を売りつけようとする慶太。この壺って……。

手持ちがないと謝るうちにパリン! 慶太は壺が割れたことで追い打ちを……と作戦をぶった切る形で、「かたじけない!!!」泣いてわびた逢坂。それも素っ裸。なぜか素っ裸。自分を斬ってくれと泣いてわびる逢坂。

『武士スタント逢坂くん!』「かたじけない!!!」素っ裸で泣いてわびる逢坂(濱田祟裕)が愛しい第4話
次回第4話は8月23日(月)25:04〜放送

一方、屋外では緋村が奮闘。逢坂を助けようと、慶太の舎弟らしき男を背後から襲い、階段をかけあがり、「うおぉぉぉぉぉ!!」と叫びながら廊下にいた男にラリアット、続いて飛び蹴りをかます。これは……いつの間にかバトルアクションに。先生の留守電に入れた言葉がまた雰囲気を出す。 このシーンの緋村がむちゃくちゃカッコよかった! のだが……。

たどり着いた先には、慶太に自分を斬ってくれと迫る素っ裸の逢坂。騙されているのは逢坂の方だと緋村の説得もむなしく、はしごの一件で助けてくれた慶太をかばう。

「人は見えている部分だけが全てにあらず、その表情の奥には皆、ぬくもりがあるのだと。江戸の世より変わらぬ人のあたたかさにござる」ーー宮上先生の教えに、自分なりの答えをみつけ出した。

今回の暴走で、身をもって学んだ逢坂。残念ながら良い人ばかりではないのだが、逢坂の熱量は悪人を改心させるとんでもないパワーを持っていた。それにしても、漫画のために一生懸命になる逢坂の姿勢は素晴らしいが、この調子で持つのだろうか。

逢坂を見守り育てようとする宮上先生と、瀬戸、緋村、逢坂がすっかりチームになっていて良い雰囲気。忘れてた締め切りに追われたけれど、丹内殿にも会えたし、逢坂くんにとっては収穫大な一日だったのではないか。
(柚月裕実)

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番組情報

『武士スタント逢坂くん!』

主演:濱田崇裕(ジャニーズWEST) 森本慎太郎 久保田紗友 長井短 今井隆文
原作:ヨコヤマノブオ『武士スタント逢坂くん!』(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
脚本:坪田文 伊達さん
演出:渋江修平 大江海
音楽:近谷直之

編成企画:安島隆 河野雄平
コンテンツプロデューサー:岩崎広樹
チーフプロデューサー:福士睦
プロデューサー:諸田景子 長松谷太郎 中野有香
制作プロダクション:ギークサイト
製作著作:日本テレビ ジェイ・ストーム
(C)ヨコヤマノブオ・小学館/NTV・JStorm

番組公式サイト:https://www.ntv.co.jp/bushi/
番組公式サイト:@bushi_ntv


Writer

柚月裕実


Web編集/ライター。ジャニヲタ。アイドルがサングラスを外しただけでも泣く涙腺ゆるめな30代。主にKAT-TUNとNEWSですが、もはや事務所担。

関連サイト
@hiromin2013