review

『おかえりモネ』第70回「彼氏に顔出せって言え」いいから早く付き合っちゃえよ! 百音と俺たちの菅波

『おかえりモネ』第14週「離れられないもの」

第70回〈8月20日(金)放送 作:安達奈緒子、演出:押田友太〉

※本文にネタバレを含みます

※『おかえりモネ』第71回のレビューを更新しましたら、Twitterでお知らせします


サプライズがふたつあった。ひとつは、菅波(坂口健太郎)百音(清原果耶)の名前を愛称の「もね」だと思っていて、「ももね」であることを知らなかったこと。もうひとつは、祖母・雅代(竹下景子)が牡蠣からいつの間にか別のものに転生していたこと。

【レビュー一覧】『おかえりモネ』のあらすじ・感想(レビュー)を毎話更新(第1回〜第70回掲載中)

「いいからちょっと彼氏に顔出せって言え」

ウェザー・エキスパーツで朝岡(西島秀俊)と語らい、汐見湯に戻ってきた耕治(内野聖陽)は気仙沼に帰る前に菅波に挨拶したいと百音に無理強いする。「(勤務中だから)迷惑だよ」と百音がたしなめても「いいからちょっと彼氏に顔出せって言え」と喚く。酔っ払って絡んでいる人みたいに見えるが、耕治なりの照れ隠しだろうか。

汐見湯のすぐそばの病院に勤務している菅波は当直明けで仮眠していたが、「勤務はこのあと7時からなんで」と言う。ということはこの時点で7時前……。百音や朝岡は『あさキラッ』を終えてウェザー・エキスパーツに戻って来ていたの? そんな朝早くに会社が空いていて、耕治が入れるようになっているわけはない。整理すると、第69回の朝岡、耕治の出会いは午後。第70回、耕治が菅波を呼んだのは夕方。菅波の「7時」は夜の7時のこと。

西日差す銭湯で、耕治は菅波に「百音をよろしく頼みます」と深く頭を下げる。「ああやだ素敵」と菜津(マイコ)は感動する。

「まだ蕎麦屋にしか……」と戸惑う菅波だが、精一杯誠実に応える。その言葉に百音は嬉しそうな表情になる。だが、菅波は百音の名前が「ももね」であることすら知らなかった。そこで初めて耕治は「ん?」と立ち止まる。亀島に戻ってから、もしかして早合点だったのはないかと耕治は悩みだすのだ。その場でどんどん物事が解決していくのではなく、ずっと引きずっていく描写が『モネ』の特徴である。純情な百音と菅波。父の早とちりが後押ししてくれたということで早く進展するといいが……。

『おかえりモネ』第70回「彼氏に顔出せって言え」いいから早く付き合っちゃえよ! 百音と俺たちの菅波
写真提供/NHK

亜哉子(鈴木京香)未知(蒔田彩珠)を東京に偵察に向かわせた。第15週は未知のターン。サブタイトルは「百音と未知」。仲良いような意識し合ってギクシャクしているような姉妹に何が起こるのか。

朝岡とサヤカがなぜ知り合いだったかわかる

百音は朝岡と耕治が話していることを聞いてしまったと正直に言う。朝岡がサヤカと知り合いだったのは、8年前に土砂災害の様子を見に登米のそばまで来たときがきっかけだった。このときの出会いが百音を気象予報士にするきっかけになったと思うと感慨深い。

朝岡と話していて百音は中継キャスターを引き受ける決意をする。「気象予報はハッピーエンドへの近道」という内田(清水尋也)のセリフが良かった。


この記事の画像

「『おかえりモネ』第70回「彼氏に顔出せって言え」いいから早く付き合っちゃえよ! 百音と俺たちの菅波」の画像1 「『おかえりモネ』第70回「彼氏に顔出せって言え」いいから早く付き合っちゃえよ! 百音と俺たちの菅波」の画像2 「『おかえりモネ』第70回「彼氏に顔出せって言え」いいから早く付き合っちゃえよ! 百音と俺たちの菅波」の画像3
編集部おすすめ

あわせて読みたい

レビューの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

もっと読む

レビューニュースランキング

レビューランキングをもっと見る

おかえりモネ

おかえりモネ

NHK「連続テレビ小説」第104作目の作品。宮城県気仙沼市の離島・亀島で育った清原果耶演じるヒロインの永浦百音が、気象予報を通じて幸せな「未来」を届ける希望の物語。2021年5月17日~10月29日放送。

お買いものリンク