ホロライブ3期生の初イベント、本日開催
本日11月25日(木)に東京・TOKYO DOME CITY HALLで開催される人気VTuberグループ「ホロライブ」3期生の初イベント『HOLOLIVE FANTASY 1st LIVE FAN FUN ISLAND』。エキレビ!では、5人のホロライブ3期生の中から、不知火フレア、白銀ノエル、宝鐘マリンの3人にインタビュー。この後編では、先日発表された3期生オリジナルソング「いんたらくとふぁんたじあ」の収録に関するエピソードや、本番に向けての思いなどを語ってもらった。【インタビュー前編】ホロライブのフレア、ノエル、マリンが語る3期生初イベントへの思い「やりたい気持ちがあふれてた」
命懸けで歌った「いんたらくとふぁんたじあ」
――イベントに先がけて、3期生オリジナルソングの「いんたらくとふぁんたじあ」が公開されました。曲の印象や、レコーディング時のエピソードを教えてください。マリン エモいよね。
フレア 我々の曲って感じがします。
ノエル コンペ形式で、素敵な曲が何曲も候補としてある中から、選ばれた曲なんです。本当に全部が良い曲だったんですけど、この曲ともう1曲、特にすごくいい曲があって。(3期生のメンバー内で)意見も割れていたのですが、団長は、この曲にいちばん惹かれていました。サビの<果てしない夢を追う 真っ直ぐに 君となら怖くはないから>という歌詞がすごくいいなと思って。たしかに、3期生のみんなとなら頑張れるから。それに、この「君となら」って3期生だけじゃなくて、リスナーさんも含めてという意味もあると思うんです。
――3期生の仲間やリスナーと一緒に夢を追っているのですね。
ノエル ホロライブに入ってから、普通の人じゃ経験できないような経験をいっぱいさせてもらっていて。ライブとかも、まさにそうですよね。
フレア いろいろなコンペ曲をいただいた中で、この曲の作者さんは、3期生のことをすごく調べてくれたんだなっていうのが伝わってきたんです。歌詞にもすごく出ていたし、曲調の中でも、私たちらしさを出すために、SEとかにもこだわってくださっていたので。作ってくださった方の思いもすごく感じました。
マリン うんうん。音もすごくキラキラしていいんですよね。ただ、キーがすごく高いんですけど!
ノエル 本当に! エモくて、すごく素敵な曲なんですけど。団長、マジで死にかけていました(笑)。
フレア あはは。
マリン ウチらは命懸けで歌ったので、きっと活力あふれる曲になっているんじゃないでしょうか。
ノエル レコーディングではめちゃくちゃ頑張ったので、ライブ当日も頑張ります。ちゃんと噛まずに歌えたらいいなあ……。
フレア 二人の話のあとにこういうことを言うのは申し訳ないんですけど……。私は低くて喉が潰れそうで、練習するとき、何度も咳こみながら歌っていました。
ノエル え? え? ちょっと待って。あの曲が低いの?
――真反対の感想ですね。取材日の関係で私はまだ曲を聴けていないので、どんな曲か想像できません。
フレア 私にはけっこう低くて、喉声で歌うギリギリのラインなのですが、その状態のままサビでは高くなっていくんですよ。だから、苦手なキーがずっと続く感じで、きつかったんです。でも、この曲をみんなで歌いたいって思いがあったので、気持ちと、気合いと、歌詞のエモさで頑張りました(笑)。本番も同じ気持ちで頑張りたいなと思っています。
ノエル 団長にとっては、逆に高すぎて。レッスンのとき、先生から「ノエルさん、裏声で歌ってもいいんですよ」って言われたんですけど。団長、裏声ってものを知らなくて、「裏声ってなんですか?」って聞いて、練習したことを思い出しました。
フレア ええ?
マリン あはは。ノエルにとっては、ステップアップの歌だったんだね。
――この歌のために、新しいスキルを修得したのですね。
ノエル 習得できたかはわからないですが、この曲に関しては、裏声をちょっと出せるようになりました。
フレア 練習の成果が出てるよ。本番でも生かそう!
ダンスも良い感じに仕上がってきている
――皆さんの配信の中で、ダンスレッスンという言葉をよく聞くのですが、ダンスも含めた練習の手応えはいかがですか?ノエル 団長はダンスに対しても苦手意識がすごくあって。今回もどうだろうって思いながらやってたんです。でも、自分的には、けっこう良い感じに仕上がってきているなって手応えを感じています。
フレア&マリン おお〜。
ノエル そんなキレキレのダンスはできないんですけど(笑)。今回は今までに出演した「ノンストップ・ストーリー」や「Bloom」(2021年2月に開催された「hololive IDOL PROJECT 1st Live.『Bloom,』」)よりも、たくさんの曲の振りも覚えて、いっぱい頑張って練習したから、それも観ていただきたいなと思っています。
フレア みんな、歌も踊りもすごく頑張っているので、本番を観てほしいです。
ノエル あと、団長はフレアのダンスを見て、本当に惚れ惚れしたんです。
フレア 本番の前にハードルを上げるのは止めないか(笑)。
ノエル あはは。でも、フレアだけじゃなく、みんな本当に頑張っていて。ハードルを上げるとかではなく純粋にすごいなと思っている! ぜひたくさんの人に観てほしいです。
マリン うん。純粋にうちらも良いと思ってるから、皆さんにもきっと良いと思ってもらえると思います。
――マリンさんも手応えを感じているのですね。
マリン 今まで、こんなにダンスを練習したことはないですね。ただ、どうしても私には、持ち前のリズム感の無さとか、運動神経の悪さみたいなのがあって。それも“味”として楽しんでもらえればいいかなと、開き直っています。
ノエル けっきょく、予防線を張ってるみたいになってるじゃん(笑)。
「3期生っていいなあ」と思ってもらえるように
――今日の『HOLOLIVE FANTASY 1st LIVE FAN FUN ISLAND』をどんなイベントにしたいですか?フレア 3期生って、わちゃわちゃってしているから、歌が観たい人もいれば、歌よりも5人でわちゃわちゃしているところが観たい人もいるだろうし、観てくれる人によって、求めている方向性がたぶん違うんです。でも、観てくれた人みんなが満足できるようなライブになっていたらいいなと思っています。
マリン 最近は、みんなすごく忙しくなって、初期に比べると3期生のみんなで何かをできる機会も少し減ってしまったんですよね。私は、ここで改めて「やっぱり、3期生っていいなあ」と思ってもらえることを目指しています。
ノエル ホロライブには、たくさんの先輩と後輩ちゃんもいて。それぞれの期がすごく個性的なんですけど。3期生には3期生の独特の雰囲気があると思っていて。3期生のファンの人には満足してもらいつつ、ホロライブファンの人全員にもっと3期生の良さに気づいていただいて、3期生のファンにもなっていただけたらいいなという気持ちです。「個性的な5人が集まったら、こういうライブになるんだ!」みたいな驚きも感じてもらえたら嬉しいなと思いながら、日々、練習しています。
――届くのはライブの後になりますが、11月18日(木)からライブグッズの2次販売と追加グッズの受注受付も始まっています(12月2日(木)の23:59まで)。こちらのおすすめポイントなどを教えていただけますか?
フレア じつは運営さんからグッズの宣伝メモをもらっているので、そのまま言います(笑)。まずは、ライブ告知のときに発表したTシャツとタオルとペンライトが、好評により2次販売されるようです!
マリン Tシャツのデザイン、それぞれの文字がみんなをイメージしているのもそうなんだけど、離れて見たときにローマ数字のIIIになってるらしいよ。
ノエル え、団長全然気づいてなかったんだけど(笑)。
マリン 3期生推しの人たちは、ぜひいろんなライブで身につけてアピールしちゃってください!
フレア 他にも、追加販売グッズとしてキービジュアルタペストリー、アクリルジオラマ、缶バッチセット、モチーフチャーム、エコバッグが販売受付開始したとのことです!
ノエル エコバッグってライブグッズとして珍しいよね。
マリン モ誰先生が描いてくれたキービジュアルもすごくカッコいいし、ファンタジー感があってお気に入りなので、ぜひタペストリーやアクリススタンドなども飾ってみてください!
ホロライブを知らない人も観てくれると、泣いて喜びます
――11月18日からは、本ライブのコラボカフェ「HOLOLIVE FANTASY 1st LIVE FAN FUN ISLANDカフェ in E-DINER池袋」もスタートしています。皆さんも、ドリンク1品とフード2品ずつのオリジナルメニューのアイデアを出されたそうですが、特におすすめの一品のポイントを教えてください。ノエル (ファンの)団員さんはみんな、団長がコラボフードを出すとしたら、牛丼以外ないと予想していたと思うし、実際に牛丼なんですけど。今回、大根おろしがついて、さっぱりと食べられる牛丼(「ノエルの力のみなもと。」)にしたんです。私たち3人のフードは、後半(12月9日〜12月26日)のメニューなんですけど、味付けもさっぱり目にしたから、全然、ジュース感覚というか、サブとして食べられるので。きっと、マリンのカレーやフレアのパスタとかも一緒に食べられると思います!
マリン え〜、そんなに食べられるのかな(笑)。私のカレー(「マリン船長の出航カレー」)は、自分でも天才的なアイデアだなって思います。
――写真を見ると、カレールーが青いですね。
マリン ルーはもちろん海で、砂浜は黄色いサフランライスなんです。海だから具もシーフードにしてあって。ウインナーもタコさんにカットすることで、海と関連させました。あと、前に出したラバーストラップ用に自分で描いたイラストの旗を立てて、海に出港する船長みたいな感じにしていて。写真映えし過ぎるカレーができました。頭良すぎ、本当に天才かも。味も美味しかったし、ぜひ食べてほしいなと思います。
フレア 私のケバブパスタ(「フレアの味のりケバブパスタ」)も美味しくて、試食のときに驚いたんですけど、個人的にいちばんびっくりしたのが、フルーツティー(「フレアのほっと白玉フルーツティー」)なんです。私のイメージカラーに合わせてオレンジジュースとかも考えたんですけど、紅茶が好きなのでフルーツティーで何かできたら、という希望を出したら、お店の方がこのドリンクを考えてくれたんです。最初は「ホットフルーツティーの中に白玉? 嘘でしょ?」って、すごく驚きました。
――味の想像がつきにくい組み合わせですね
フレア そうですよね。でも、飲んでみたら、めちゃめちゃ美味しいんですよ! あまりにも美味しいから。ぜひみんなにも飲んでほしいです。
ノエル 一緒に試食したのですが、本当に美味しかったです!
――その他のどのメニューも凝っていて美味しそうですが、マリンさんのドリンク「マリンのびやく!」は、怪しいネーミングで中身が一切わからず、ひときわ気になります。
マリン けっして、おかしいものは入っていません。
フレア&ノエル 本当?
マリン プラシーボ効果で、「もしかして媚薬かも?」と思ったら、媚薬にもなるんじゃないでしょうか。このドリンク、ハート型のストローがめちゃくちゃ飲みづらくて(笑)。チューって強く吸わないと飲めないんですけど、その感覚も楽しんでもらえればと思います。
ノエル 味も美味しいよね。
マリン かなり美味しいんですよ。ノエルもイチ推しみたいです。
ノエル 甘酸っぱくて、これが媚薬の味なんだって思いました(笑)。
――最後に、この座談会を読んでいる読者に向けて、改めてメッセージをお願いします。
ノエル 今回、デビュー当初からの2年越しの夢が叶って、3期生みんなでいろいろと準備を頑張っています。本番もめちゃくちゃ良いライブにするので。3期生を好きな人はもちろん、ホロライブを好きって人も、ぜひ観てもらえると嬉しいです。さらに欲をかくならば、ホロライブを知らない人も観てくれると、団長は泣いて喜びます。本当に素敵なライブになると確信しているので、ぜひよろしくお願いします!
マリン 今までのホロライブのライブとは少し毛色の違う新しい挑戦のライブになっていて。初の試みもいろいろあるので上手くいくかわからないところもありますが、3期生みんなで、もちろん運営さんも含めてけっこう挑戦しているライブです。ホロライブのライブの幅がさらに広がる一つのきっかけとしても、良いライブにしようと思っていますので、ぜひ観てください。
フレア 今回のライブでは、私は新鮮味を大事にしたいなと思ったので、1曲だけを除いて、他は全部、初めて歌う曲を選んだんです。歌も踊りもどっちもかなり頑張っているので、ぜひぜひ、その頑張りも含めて観に来て、一緒に盛り上がってもらえたら嬉しいなと思っています。よろしくお願いいたします!
(丸本大輔)
【インタビュー前編】ホロライブのフレア、ノエル、マリンが語る3期生初イベントへの思い「やりたい気持ちがあふれてた」
イベント情報
『HOLOLIVE FANTASY 1st LIVE FAN FUN ISLAND』2021年11月25日(木)東京・TOKYO DOME CITY HALL
現地開場 17:00 / 配信開場 17:30 / 開演 18:00
出演:ホロライブ3期生 (兎田ぺこら、潤羽るしあ、不知火フレア、白銀ノエル、宝鐘マリン)
公式サイト:https://fanfunisland.hololivepro.com/
配信チケットプラットフォーム
SPWN : https://virtual.spwn.jp/events/21112501-jpfantasyニコニコ公式有料生放送 : https://live.nicovideo.jp/watch/lv333613503
ライブグッズ情報
販売期間(ライブ後届け商品):2021年11月18日(木)21:00〜12月2日(木)23:59販売サイト: https://items-store.jp/hololive-fantasy-1st-live
コラボカフェ情報
【開催場所】E-DINER(東京都豊島区東池袋3丁目1-1 サンシャインシティ専門店街アルパB1)
【開催期間】
前半:2021年11月18日(木)〜2021年12月5日(日)
後半:2021年12月9日(木)〜2021年12月26日(日)
特設サイト:https://www.edith.co.jp/lp/hololive-cafe/
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丸本大輔
フリーライター&編集者。瀬戸内海の因島出身、現在は東京在住。専門ジャンルは、アニメ、漫画などで、インタビューを中心に活動。「たまゆら」「終末のイゼッタ」「銀河英雄伝説DNT」ではオフィシャルライターを担当した。にじさんじ、ホロライブを中心にVTuber(バーチャルYouTuber)の取材実績も多数。
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