
ヒルトンホテルの創業者一族で、アメリカ屈指の名家でもあるヒルトン・ファミリー。近年では元祖・お騒がせセレブのパリスに、その妹で、これまた名家ロスチャイルドの御曹司と結婚し、今年ママになったニッキーが有名だが、そんな華やかな面に隠れた、秘密にしたい部分もあるらしい。
パリスの弟コンラッドのドラッグ依存が深刻
保護観察期間中の薬物検査で陽性が出たことで、今年の夏に2カ月の禁固刑が言い渡されたコンラッド(22歳)。“保護観察”とあるとおり、コンラッドは10代の頃から薬物問題を抱えており、それは改善するどころかむしろ悪化しているらしい。2014年には機内で大暴れし、客室乗務員に向かって放送禁止用語を連発していたという。この時も薬物を使用していた…かも?
一家の農場にあった、コカイン満載の小型機
コスタリカの新聞<The Tico Times>は2014年、麻薬密売人が運搬時にヒルトン家所有の農場の滑走路を使っていると報道。当局は同国カーニャスにある農場にあった小型機を調べたところ、なんと400キログラム、現金にすると150万ドル(約1億5,600万円)相当のコカインが見つかったという。検察側は農場が複数のアメリカ人資金提供者とつながりを持ち、ヒルトン家もその中に含まれる可能性を示唆したというが、ヒルトン家に対する捜査は行なわれなかった。
そしてパリスも…!?
2010年、ラスベガスで当時の交際相手だった実業家の車に乗っていたパリス。警官が2人の車を停止させたところ、車中からはマリファナの匂いがしたという。さらに、パリスがリップクリームを探そうとハンドバッグに手を入れると、そこからコカイン入りのビニール袋が落ちてしまった。結局、実業家は“ドラッグが影響する中での運転(DUI)”で逮捕され、パリスも一時身柄を拘束されたものの、ほどなくして釈放された。
<おまけ>あの大女優も一員だった!?
パリスやニッキー、そしてコンラッドらの大伯父にあたるのが、コンラッド・ヒルトンJr。その最初の妻は、世界一の美女ともうたわれたハリウッド女優エリザベス・テイラーだった。
写真:(c)Zuma/Photoshot/ZetaImage