齋藤飛鳥・樋口日奈・和田まあや、乃木坂46を支えてきた1期生“旅立ち”の2022年【後編】

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2月に新しく11人の5期生が加入した一方で、グループを初期から支えてきた数々のメンバーが卒業もしくは卒業発表し、だんだんと新しく生まれ変わっている乃木坂46。11月には、エースとしてグループを引っ張ってきた齋藤飛鳥が卒業を発表し、大きな話題を呼んだ。

本記事では、今年卒業・卒業を発表したメンバーをピックアップして、これまでの活動を振り返ってみたい。



10月31日に開催された卒業セレモニーをもって、乃木坂46から卒業した1期生の樋口日奈。今年は4月に1st写真集『恋人のように』を発売し、美しい着物カットや妖艶なランジェリーカットを披露してファンを魅了した。卒業セレモニー後には、自身のInstagramで「こんなに幸せなラストが待っていたなんて、夢のようです」と回顧しており、11年間のアイドル人生の最後は花を咲かせることができたようだ。卒業後は、ラジオ『イマドキッドゥフドゥフ90分』(MBSラジオ)にレギュラー出演するほか、2023年にはドラマ『かりあげクン』(BS松竹東急)や『何かおかしい2』(テレビ東京)への出演も決定しており、今後は女優としても活躍していくのではないだろうか。



また、12月4日をもってグループから卒業した1期生の和田まあやは、30thシングル『好きというのはロックだぜ!』に収録されているアンダー曲『Under’s Love』ではセンターを務めるなど、アンダーの中心的なメンバーとして活躍してきた。

11月27日に放送された冠番組『乃木坂工事中』(テレビ東京系)の中で「目に見える結果で選抜の回数だったりとかはみんなよりも少なかったし、ファンの人に恩返しできてるか不安なこともいっぱいあった」と率直な胸の内を明かしていたが、MCの設楽統バナナマン)から“みんなに愛される存在”と称されていたように、ムードメーカー的な人柄で多くのメンバーを笑顔にしてきたことだろう。特にそれが現れていたのが、YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」で公開されているドッキリ企画だ。メンバーから数々のプチドッキリを仕掛けられながらも笑顔を見せる和田の姿や終始和やかな雰囲気から、彼女がとても愛されてきたことがうかがえる。



そして、同じく1期生の齋藤飛鳥は年内でグループ活動の参加終了を発表しており、2023年には卒業コンサートの開催が予定されている。最終活動日の12月31日には『第73回NHK紅白歌合戦』への出演が決まっており、自身が初めてセンターポジションを務めた思い出の楽曲『裸足でSummer』を披露する予定だ。なお、メンバーの賀喜遥香は自身が出演するラジオ番組で、齋藤は“みんなの心の支えそのものだった”といい、初選抜時に齋藤が声をかけてくれたというエピソードを明かすなど、彼女の存在はメンバーにとっても大きかったことが伝わってくる。

先日『2022 FNS歌謡祭 第1夜』(フジテレビ系)に出演した際には、「11年間自分が過ごしてきたグループが素晴らしかったなって、誇らしい気持ちがある」とこれまでを振り返っており、そのアイドル人生は充実したものになったのではないだろうか。



2022年は7人のメンバーが卒業(齋藤は来年に卒業コンサート開催予定)し、それぞれの道へと進んでいく。彼女たちの背中を見てきた後輩メンバーが、その後を受け継ぎ、乃木坂46の未来を作っていくことだろう。2023年、新たにスタートを切る乃木坂46に注目だ。