岸信夫防衛大臣は13日の記者会見で米軍空母艦載機の陸上離発着訓練と自衛隊の離発着訓練地として予定している鹿児島県・馬毛島への基地建設について「日米同盟の抑止力・対処力を強化するための喫緊の課題だ」と理解を求めた。


 馬毛島基地建設には地元・西之表市の八板俊輔市長が改めて反対を表明している。岸大臣は大西宏幸防衛政務官と鈴木敦夫地方協力局長が12日に大板市長に面談した際「わが国を取り巻く安全保障環境が非常に厳しさと不確実性を増す中で、馬毛島の自衛隊施設整備の重要性が高まっているということ、日米同盟の抑止力・対処力を強化するための喫緊の課題であり、地域における平和と安定につながるものであることを御理解いただきたいということを申し上げた」と語った。


 岸大臣は「昨年10月から12月にかけて合計19回住民説明会を実施するなど、これまでも説明を重ねてきた。その後も、地元の方々から様々な意見、質問、要望が寄せられている。こうした疑問に応えていくためにも、環境アセスや詳細検討などの調査をし、事業の進捗に併せて、その内容をあらためて説明していきたいと考えている」とし、建設を進めるとともに、理解を求めていく考えを強調した。(編集担当:森高龍二)