衆議院解散・総選挙がある年の終戦記念日(8月15日)には当日や前後日に、閣僚による靖国神社参拝が決まって多くなると岸信夫防衛相らが13日参拝した際に書いたが、やはり参拝が相次いだ。遺族会を意識した行動を見られる。ただA級戦犯を合祀している神社だけに「侵略戦争と植民地支配への反省」があるのか、周辺国から批判の声が今年もあがった。


 13日に西村康稔経済再生担当大臣と岸信夫防衛大臣が、いずれも「衆議院議員」の肩書で参拝したのに続き、15日には小泉進次郎環境大臣、萩生田光一文部科学大臣、井上信治科学技術担当大臣が参拝した。菅義偉総理は参拝しなかったが、玉串料を私費で納めた。


 萩生田氏は「文科大臣」の肩書を記した。井上氏は「衆議院議員」と記したとしている。小泉氏に至ってはマスコミ対応せず。国民に、どの肩書を記したか、参拝理由も説明しなかった。


 聯合ニュースは15日、韓国外交部が終戦記念日に菅内閣閣僚が靖国神社に参拝したことに「過去の侵略を美化し、戦犯が合祀された靖国神社に日本の政府指導者が、また供え物を奉納し、参拝を繰り返したことに深い失望と遺憾の意を表した」ことを報じた。


 一方、安倍晋三前総理も靖国神社を15日に参拝したとの報道がある。安倍氏は総理在任中、国会答弁でも、先の大戦に関し一切「侵略」という表現を使わなかったことから、植民地支配の事実は認めても、侵略戦争だった事実に関しては、今も認めていないと推察される。(編集担当:森高龍二)