お笑いコンビ 博多華丸・大吉が15日(土)、「福岡PayPayドーム」のセレモニアピッチ(始球式)に登場。来年2月10日(土)に福岡PayPayドームにて『博多華丸・大吉 presents 華大どんたく』を開催することを発表した。


【写真】始球式でマウンドに立つ華丸、ほか【6点】

『博多華丸・大吉 presents 華大どんたく』は、コンビ結成33周年を迎えた博多華丸・大吉が、地元“福岡”と、芸能生活を支えてくれた全ての人々への愛を込め、33年間で培った人脈をフルに生かした、”愛と人脈の総力戦”となる大型イベント。日本のお笑い界をけん引するお笑い芸人たちがこの日、福岡に集結する。

福岡ソフトバンクホークスは、現在パ・リーグ第3位。この日は2.5ゲームの差を詰めるべく、1位のオリックス・バファローズとの緊張感たっぷりの3連戦の初日。否が応でも盛り上がらざるを得ない大勝負の舞台に、なくてはならない博多華丸・大吉の二人が降臨した。

二人の登場に場内は大興奮のなか、DJが「まずはこちらの映像をごらんください!」とフリを入れ、巨大スクリーンに30秒の映像が放映される。映像は、1990年にデビューし、2005年に上京、そして今年33周年を迎える華大の二人が、福岡PayPayドームのマウンドに立つシーンからスタート。そして、『博多華丸・大吉 presents 華大どんたく』が、2月10日(土)福岡PayPayドームにて開催されることが発表された。

映像後、「なんと、東京・大阪よりも大規模なお笑いのイベントなんです!みなさん来てくださいね!!」と大吉がイベントへの意気込みを語り、華丸がマウンドへ。きれいなワンバウンドがキャッチャーミットに収まり、来年の開催本番に向けて幸先の良い発表となった。

セレモニアルピッチ後、メディアに向けた会見が行われ、大吉は「前回の始球式は地面にボールを叩きつけたもんね、今日はよかったよね」と、華丸の始球式に合格サイン。華丸は「いやー、ギリギリまで肩をあっためました」と話すものの、実際は1球も投げずに本番に挑んだのだという。


約38,000人の観客の前で、『華大どんたく』の開催を発表した二人だが、コロナ以前、25周年のときから『博多華丸・大吉周年記念公演』を実施していた流れで、「30周年はドームで!」と考えていたそう。「今日流した映像も、30周年用に撮っていたものを再編集しています」と華丸。

大吉は、「しかしですよ、今年初め、LIVE STANDもマリンメッセ福岡でやらせてもらって、実際福岡はお客さんの入り具合もとてもよかったんですね、なので『あ~、もう、マリンメッセがお笑いの限界やね、ドームとかでやらんでよかったね』と話していたら、知らないところでこの華大どんたくが決まっていた、という…」と裏話を明かした。28周年記念公演の最後に「次はドームばい!」と華丸が叫んだこともあり、まさかの流れに取材陣も驚き。33周年にちなみ、来場目標者数は33,000人だという。

とはいえ、もとは二人の案。大吉は「今日ね、ドームのお客さんの前で発表させてもらいましたけど、あの映像だけ観たら『え?ドームで二人だけでやると?』て思われたと思うんよね、てかそういう反応やったやろ?」「違いますからね、みなさん。ここ、よくご覧ください、『愛と人脈の総力戦』。いいコピーよね、我々だけじゃないですよ、全国から選りすぐりのお笑い芸人が集結します」と豪華出演者の存在を匂わせる。華丸も「はい、なので、地元福岡の芸人はもしかしたら呼べないかもしれません!」と笑いを誘った。

セレモニアルピッチ前には華丸が大吉を福岡ソフトバンクホークスの王会長に会わせる一幕があり、「これは私の人脈による成果です!」と華丸。そんなお互いの33年の歩みに対しても想いを馳せつつ、「もうそろそろよくない?みんなセレモニー観たいやろ?俺観たいもん!」と大吉。
そう言いながらも、二人はその後も地元メディアに愛を語り、『博多華丸・大吉 presents 華大どんたく』に向けて”愛と人脈の総力戦”をスタートさせた。

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