【関連写真】番組で笑顔のパフォーマンスを魅せる白間美瑠
「QUEENDOM PUZZLE」は、既存のK-POPアイドルグループのメンバーや女性アーティストをパズルのように組み合わせ、グローバルガールズグループを誕生させるというサバイバル番組。韓国の音楽専門チャンネルMnetが制作、日本ではABEMAで独占無料放送されている。
26人の出演者の中から、最終的にデビューメンバーとして選ばれるのは7人。元MOMOLANDのジュイや元LOVELYZのケイ、宇宙少女のヨルムなど、K-POPアイドルとして活躍してきた出演者たちの中で、元NMB48の白間美瑠は苦戦を強いられていた。だが、5・6話で徐々に巻き返してきている。
一番初めの「アップダウンバトル」は、参加者たち同士で評価を行い、披露されたパフォーマンスが自分より上か、もしくは自分より下かを投票するバトルだったが、他の出演者の大半が白間のパフォーマンスに対し“低評価"を押すという悔しい結果に。その後の「7:7チームバトル」では、チームとして勝利はしたものの、白間が画面に映し出されることは少なかった。
第4話で放映された「リミックスバトル」でも、SHINeeの『Don’t Call Me』という難しい曲を見事にやり遂げるも、白間に対する他出演者のコメントはなかった。
そして、白間が注目されていないと思ってしまう決定的な場面が、4つめのバトル「オールラウンダーバトル」でのチーム決めの場面。一人一人自分が入りたいチームを選ぶという注目のシーンで、白間がチームを選ぶ場面はカットされてしまっていた。
最終的には、ファンの投票でデビューメンバーが決まるQUEENDOM PUZZLE。見せ場がほとんどないままの折り返しは、まさに苦戦と言ってよかった。
しかし、5話の「オールラウンダーバトル」でH1-KEYのフィソ、Weki MekiのエリーらとDAY6の『Time of Our Life』をパフォーマンスすると、制服姿の白間は爽快感のある曲調で前へ進む人の背中を押すような応援歌になっているこの曲を、明るく爽やかに歌い上げた。
特に、白間のかわいらしい歌声と見ているこちらも笑顔にするような表情は、控室でパフォーマンスを見ていた他参加者たちも「かわいすぎる」とコメントし、“レジェンドステージ”と絶賛された。
また、Mnetの公式Youtubeから投稿された個人チッケム(特定の一人を追っているカメラ映像)では、投稿から24時間経過時点で白間のパフォーマンス映像は2.4万回再生されていた。『Time of Our Life』を一緒に披露したメンバーで、次いで再生数が多かったのがH1-KEYフィソで1.2万回だったため、白間の動画が群を抜いて再生されていたことになる。さらに、投稿から1週間たった頃には5.7万回再生と、全参加者の中で再生数が1番多くなっている。
歌っていない時でも音楽に乗り終始笑顔を絶やさない姿や、観客の巻き込み方、他のメンバーとの目配せをするタイミングなど、細かいところまで手を抜かない"アイドル力"はさすがデビュー13年目だと再確認させられた。
また、第6話で放映された「オールラウンダーバトル」の後半戦でも、人魚をイメージしたダンスナンバー『OverWater』を披露し、美しく記憶に残るステージとなった。数時間後にMnetから投稿された『Overwater』のパフォーマンス動画のサムネイルには、白間がソロで抜き出されるなど、注目の高さが伺える。
3年前に日韓同時放送されたオーディション番組『PRODUCE48』に出演。NMB48時代から応援する日本のファン以外に韓国にもファンを持つ白間。今後、番組内でさらに注目度が増せばデビューメンバーに入る可能性もあるだろう。
だが、もちろん夢だけではなく、厳しい一面も持つ『QUEENDOM PUZZLE』。
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