Amazon Prime Videoで8月3日より放送されている『バチェラー・ジャパン』シーズン5。本作は、成功を収めた一人の独身男性(=バチェラー)とパートナーになり結ばれるため、複数人の女性が競い合う婚活サバイバル番組である。


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今回のバチェラーは、『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2に出演していた長谷川惠一。これまでの歴代バチェラーとは異なるタイプということで、放送前から注目されていた。弱気で優しい性格の元プロバスケットボール選手であり、現在はフィットネス関連の会社を経営している。そんな彼に対して、女性陣がどのようにアプローチしていくのかが今シリーズの見所と言える。

今回は合計16名の女性が参加。様々なタイプの女性が集まり、番組の冒頭からそれぞれが異なる戦略をとっていた。最終話目前となった今、終盤まで残った西山真央、竹下理恵、大内悠里の3名について分析していきたい。

西山真央は、元建設会社の広報担当。本作に出演するため、会社を辞めてきたという。高身長で美しく、初登場のシーンから存在感を放っていた。そんな彼女のストロングポイントは、居心地の良さだ。友達のように接しやすく、一緒にいると楽なタイプと言える。


明るく気さくで恋愛テクニックは使わず、好意をあまり見せないというのが西山のスタイルだ。あざとさとは正反対の立ち振る舞いで「この先も一緒に旅を続けたい」という遠回しな表現を多用し、決して好きとは言わない。

一見積極性に欠けるようにも見えるが、長谷川にとってはその塩梅が良かったのではないだろうか。番組中盤での2on1デートの相手に選ばれたが、見事ローズをゲット。そして最後の2人まで残り、ラストローズを受け取るまであと一歩というところまで来ている。

竹下理恵は、メイク講師兼美容ライター。バチェラーと最後の恋をするため、本作に参加したという。ファッショナブルで垢抜けており、大人の魅力を備えている。そんな彼女のストロングポイントは、積極性の高さだ。明るくて真面目な話もでき、行動力があるタイプと言える。

適度に恋愛テクニックを取り入れつつ、はっきりと好意を伝えるのが竹下のスタイルだ。元々プロバスケットボール選手時代の長谷川のファンであり、誰よりも強い想いを持っている。
長谷川と価値観が似ており、年齢も近く自然体でいられることから、終盤まで残ったのではないだろうか。

デートの機会を略奪するためにストールンローズを使うなど、積極的にアプローチし続けた竹下。最有力候補の1人だったが、家族訪問の後に残念ながら脱落してしまった。

大内悠里は、元キャバ嬢の飲食店経営者。人間的に成長するため、本作に参加したという。明るく真面目で、強い正義感を持っている。そんな彼女のストロングポイントは、恋愛テクニックの高さだ。話しているとつい心が踊ってしまうような、魔性のコミュニケーション能力で魅了する。

相手の言動や行動に対して、しっかりリアクションするのが大内のスタイルだ。どんな内容の話でも楽しそうに聞き、終始笑顔を見せる。序盤では緊張で涙を流すシーンもあったが、徐々に長谷川と打ち解けていった。相手を楽しませる意識が高く、恋愛のドキドキを感じさせるのが上手い。
まるで学生時代に戻ったかのような気持ちにさせてくれる大内。最後の2人まで残っており、ラストローズを受け取る可能性は非常に高いのではないだろうか。

それぞれの方法で、バチェラーにアプローチする女性たち。エピソード1から見ていると、5代目バチェラー長谷川惠一が描く理想の女性像が見えてくる。最後にラストローズを受け取るのは西山真央か、それとも大内悠里か。最終話を楽しみに待とう。

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