【写真】『けむたい姉とずるい妹』原作者・ばったんのカラーイラスト
原作は『Kiss』(講談社)で連載し人気を博したばったんによる同名作品。
主人公となる異父姉妹の姉・東郷じゅんを演じるのは栗山千明。『晩酌の流儀』シリーズや『ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~』など多くの作品に主演してきた栗山が、今回その演技力で、道徳心は強いが一度火が付くと理性を失い暴走することもある姉を熱演する。
栗山は「揺れ動く心情を丁寧に表現できるよう精一杯努めたいと思います。姉妹のバトル、そして元彼(妹の夫)を含めた三角関係をぜひ楽しみにしていただきたいです」とコメント。
異父姉妹の妹・三島らんを演じるのは、馬場ふみか。最近ではドラマ『夫を社会的に抹殺する方法。』でも存在感を放ち話題の彼女が、フワフワした雰囲気で自由奔放に見えるが愛情に飢えている妹役に挑戦する。
そんな姉妹を狂わす存在として、現在のらんの夫であり、高校時代のじゅんの元カレ・三島律役を『最果てから、徒歩5分』にも出演し、そのシリアスな雰囲気で魅せる演技に定評のある栁俊太郎が演じる。らんの夫でありながら、じゅんへの想いが再熱する罪作りな男に扮し、二人の仲をかき乱す。
真面目で正論ばかり吐くけむたい姉と、姉の大切なものばかり奪っていくずるい妹。その二人の間をふわふわと漂うように心が揺れ動く妹の夫…。
▽栗山千明(東郷じゅん役)コメント
原作を拝読しまして、姉から見た妹、妹から見た姉、それぞれの視点が面白いと思いました。姉妹という近い関係だからこそ羨んだり妬まれたり、、ない物ねだりをしてしまうんだろうな、と感じました。
私が演じさせていただきます、姉のじゅんは、自分の正しさを貫き自由奔放な妹に翻弄されてしまいます。揺れ動く心情を丁寧に表現できるよう精一杯努めたいと思います。姉妹のバトル、そして元彼(妹の夫)を含めた三角関係をぜひ楽しみにしていただきたいです。
▽馬場ふみか(三島らん役)コメント
姉妹の確執が描かれていて、2人姉妹で育った私にグサっと刺さる作品でした。じゅんとらんとは環境や関係性が違いますが、姉妹間での羨望や嫉妬のようなものは、私自身も姉に対して感じる瞬間があったように思います。
らんは、ただ自分勝手でわがままで非常識なように見えますが、その裏の底の底に大きな孤独を持っています。その孤独が故に、依存することで自分を保ち続けるらんの姿が苦しく痛く突き刺さりますが、誰よりも彼女に寄り添って作品に向き合い撮影に臨みたいと思います。
▽栁俊太郎(三島律役)コメント
本作のオファーを受けて、今まで自分がやったことのないようなキャラクターだったので素直に嬉しかったですし、大人の複雑な人間模様や感情が魅力的な作品だと思うので、とても面白そうだなと感じました。
2人の女性を翻弄するという役どころではあるのですが、自分のやりたいこととの葛藤やとても人当たりが良さそうに見えながらもミステリアスな部分もあるとても繊細な感情を持っている難しい役だなと感じました。
人間の素直な感情や2人の女性の間で揺れる感情を律という役を通して自分なりに表現できたらなと思い、撮影もとても楽しみにしております。皆さんにはこの複雑な環境で暮らす3人のドキドキする関係性を楽しんでいただけたらなと思います。
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